太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

味噌玉

2023-06-07 08:53:19 | 食べ物とか
我が家の朝食のメニューは、数年ごとに自然に変化しているようだ。
というのも、以前なにを食べていたのか覚えておらず、昔のブログ記事で当時の朝食を思い出したりする。
日本に住んでいた頃に何を食べていたのかも、まったく思い出せない。これは夫も同じで、どんなに頭を捻ってもわからないのだ。食パンを半分に切ったのを冷凍していた記憶があるから、それを食べていたのかも。

ここ数年は、

・味噌汁(器は蕎麦ちょこで、おろし生姜たっぷり入り)
・豆腐(冬は湯豆腐、夏は冷奴)
・納豆(1つを半分こ)
・果物(パパイヤ、グレープフルーツ、オレンジ、バナナなどのうちどれか)

に落ち着いている。ただし、これは夫が仕事の日に限られていて、夫が休みで私だけ仕事の日は、私だけ好きなものを食べ、夫も勝手に食べたいときに自分で用意して食べている。
だからこのメニューは週に4日。

この中で、1番手間がかかるのは味噌汁だ。
ちゃんと作っている人に比べたら、手間なんてもんじゃないけど、私的には手間。
お湯を沸かしておく。器にダシを入れる。生姜の皮を剥いてすりおろす。ネギを刻む。乾燥わかめと生姜とネギを器に入れ、お湯を注ぐ。味噌を濾して、最後にチアシードを入れる。ポーチドエッグを作って入れることもある。
4時45分に起きて、猫にごはんをあげてから、この作業に入る。
この過程をなんとか短縮できないかと思っていたら、「味噌玉」を作る動画を発見。
1食ぶんずつラップに包んだ味噌玉を冷凍しておいて、それをお湯でとくだけ。
これはいい!と、さっそく休みの日に味噌玉を作った。

200gほどの味噌に、刻みネギとおろし生姜、ダシと鰹節を混ぜる。
普段、蕎麦ちょこ味噌汁にとく味噌のだいたいの量を測ってみたら、13g~15gだったので、秤で測ってラップに包んでいく。
ラップ1枚では大きすぎるので、それを半分に切るのだが、ここはアメリカ。
切れの悪いラップを引きちぎるようにして出し(むろん切り口はぐちゃぐちゃ)、巻いてしまうそれを広げながらキッチンハサミで半分に切る。その、四角でも丸でもないギザギザだらけのラップを広げて、味噌を包む。
16個の味噌玉を作るのに、ラップと格闘して肩が凝った。

それで、朝は楽にはなった。
生姜をおろしたおろし器を洗わなくてもいいし、ネギも刻まなくていい。味噌を濾す手間もないので、洗い物も減る。味噌玉は冷凍しても固くならないので、お湯にも溶けやすくていい。
しかし、味噌玉を使い切ったら、またあれをやるのか・・・・
休日に、平日用のおかずを作り置きするマメな人たちがいるけれど、私は平日のために休日を使いたくないと思ってしまう。
どうせ平日は忙しいのだから、早朝に夕食用の下ごしらえをしたり、翌日用のカレーを作って、休日は平日の心配をしないでのんびりするほうがずっといい。

ああ、日本のラップがあったら、味噌玉を作る勇気が出るかも。
今週末、日本食スーパーに行ったら、正真正銘日本のラップを探してみよう。