太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

貧乏ゆすり

2023-06-15 07:19:33 | 日記
4月にインディアナから戻って来る機内で、通路を挟んで斜め前に座っていた人がしきりに貧乏ゆすりをする人で、参った。
見ないようにしようと思っても、どうしても視界に入る。
気にすまいとすればするほど、さらに足の揺れが大きくなるような気がする。
目をつむっても、瞼の裏で足が揺れている。

貧乏ゆすりの正体は何だ?
これはもう、正当な理由を見つけて理論的に理解するしかないと思って、機内で調べてみた。
Wikipediaによると

  • 何かのきっかけ(脚の後ろをイスに当てるなど)で筋肉が収縮し、それから起こる一連の伸張反射によって、脚の前後の筋が交互に収縮伸張を繰り返すため。
  • ずっと座っていると、下半身の血流が滞ってしまう静脈血栓塞栓症になるので、それを解消するために反射的に貧乏揺すりをする。
  • 人間は何もしないという行為は、心理学的に不安になる事が多いために、それを解消するために貧乏揺すりをして気を紛らわせる。
  • 貧乏揺すりをしている人は、たいていの場合において何かしらの欲求不満、ストレスを抱えていることが多い。
  • 取りすぎたカロリーを本能的に消費しようとするため。
  • 幼いころからの癖でやめられないケースもある。

なるほどね、静脈血栓塞栓症の予防で仕方なく揺すっているわけね、そうか、そういうことならば納得















するわけがない。
どんな理由であれ、揺れているのが気になるのは確かで、無意識に揺らしてしまう方も、それが気になってしまうのも、どうしようもないことだ。
それにしても、取り過ぎたカロリーを本能的に消費する、って本当?貧乏ゆすりで?

他人の、気になる癖は人によっていろいろあると思うが、私は貧乏ゆすりと、口を開けたまま食べ物を噛むのが苦手。
同僚に、一人ずついて、貧乏ゆすりの人とランチが一緒になったら、テーブルの向かい側に座る。(ピクニックテーブルなので、振動は伝わって来る)
口を開けたまま食べる人と一緒になったら、ひたすら本を読んでいる。


飛行機内では、2時間ほど我慢したが夫と席を代わってもらった。
「足を小刻みに揺らす人、気にならない?」
と聞いてみたら、
「んー、べつに」
と言う。
人の感じ方はいろいろなのだなあと思う。
私が無意識にやっていることが、誰かのストレスになっているかもしれない。みなさん、ごめんなさい。