太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

シャワージェル

2012-06-26 09:07:38 | 日記
石鹸とかボディソープとか、私はなかなかコレ!というものに出会えない。

いいと思って使い始めても、なんとなく飽きて、早く使いきって別のものを買いたくなることが多いのだ。

シャンプーも、さんざんそうやって寄り道した挙句、ようやく落ち着いた。

別のシャンプーに替えると、最初はすごく良いような気がするのだ。心なしか、髪もサラサラになる。

昔、職場の同僚(男)が

「うちの妹は同時に何種類もシャンプーとか何とか使うもんだから、風呂場に10本ぐらい並んでるんだよねー。女ってそういうもん?」

と言っていたことがあるが、私は激しく同意したものだ。



そんな私が、初めてリピートしているシャワージェルがある。






WHOLE FOODS というスーパーマーケットで買った。

ここはカハラにあって、オーガニックとか品揃えにこだわった、普通のスーパーよりもチョイお高い雰囲気のお店。

それが、カイルアにもOPENしたので行ってみた。


サンダルウッドの香りというのが珍しいな、と思って、さして期待もせずに買ったのだったが、

想像を遥かに超えて、これがいい。

まず、なんといっても香りがいい。

オリエンタルな香りが、バスルームいっぱいに広がって、シャワーのあとは、肌にお香のような香りがほのかに残る。

さらには、洗ったあと、ボディローションをつけるのを忘れるぐらい潤う。

私は顔も、これで洗う。

泡立ちがいいはずで、バブルバスとしても使えると書いてあった。

アロエと、オーガニックオーツミールを配合。というところが保湿の理由か。


自分の肌をクンクンしたくなるほど良い香りで、マイルドで、保湿バッチリで、これで10ドル。

香りは他にも、ココナツやガーデニア(くちなし)など、6,7種類ある。






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ドッグシッター

2012-06-26 08:40:24 | ペットシッター
ラニカイでのドッグシッターも今日で最後だ。




今朝、寝室から見えた空。

今回はたった5日間だったけど、カイとも仲良くなれた気がするし、ラニカイは明るくて素敵な場所だし、

Jのお宅も快適だし、やっぱり去りがたし・・・


今日もいい天気。

カイを連れて最後の散歩に行ったら、犬好きな日本人の旅行客たちに出会って、カイをほめてくれるので

「ありがとう」と言うと、びっくりした顔をして

「日本語じょうずですね!」

今日のいでたちは、ビーチサンダルに洗いざらした短パン、タンクトップにキャップを目深にかぶり、サングラス。もちろんノーメイク。

ナニ人に見えたのか聞きたかったが、知るのもそれはそれで怖いような。









Jのお宅の近所にある、気になるおうち。

芝生の上に、白いプルメリアが一面に散って、おとぎ話にでてくる家みたい。

Jは今夜帰ってくる。

カイが話せたら、いったいどんなふうに報告するんだろうなあ。



「んじゃ、まったねぇー」








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パラレルワールド

2012-06-25 12:09:00 | 本とか
今、読んでいる小説は、ママ友の話だ。

といってしまうと実も蓋もないけれど、

誰ちゃんのママではなく、一人の人間として関わってゆける友達を得たいと思う5人の女性達が主人公。



私はママ友という呼び方に、密かに違和感を感じている。学生時代の友人と、社会人になってからの友人と区別をしないように、

友達は友達でいいんじゃないの、と思う。

しかし、子供の名前のあとにママをつけて呼び合う世界が実際にあるのかも知らない私が、どう思おうと、お呼びではないのも承知。

だから、そういう話題には意識して距離をとってきた。


以前の私だったら迷わず素通りする内容なのに、この小説は、まるで行ったことのない国の特集記事のごとく、

私の知らない世界を見せてくれるように思えて、私は変に感心しながら、興味深く読んでいる。



作家が女性だからだろう。

女性特有の、妬み、見栄、弱さ、意地悪さ、優しさ、残酷さが、ひじょうな現実感をもって描写されている。

5人の主人公の誰の中にも、自分と同じものがあって、うまくシールを貼ってごまかしたつもりの、そのシールを剥がされたような気まずさを感じる。





新しい学校で、社会で、クラス替えで、友達ができるだろうかという心細さや、

楽しそうにしている人達を見ると、自分だけ取り残されてしまった焦りとか、

一人でいることを寂しいと自分が感じることよりも、

寂しい人、と人に思われることのほうが耐え難いと思う、そんな心理は、ずいぶんな大人になっても引きずっていたように思う。




それは、子供がいるとかいないとかに関係なく、そういう人はいっぱいいるのかもしれない。

親になったからといって、急に悟って立派になるわけでもないのかもしれない。

いくつになっても、自分の居場所を見つけるまで、多かれ少なかれ、迷いの橋を渡るものなのかもしれない。



この話の中には、悪人は出てこないし、突飛な事件が起きるわけでもない。

普通の、どこにでもいる女性達の日常が描かれているのだけれど、そんなただの日常に、事件が起こるよりも怖さを感じてしまう。

女性であり、母親であるということは、こんなにも孤独なことなのだろうかと思わずにいられないし、

それぞれに善良な女性たちが、幸せになろうともがきながら、自分を追い詰めてゆく過程は、母親ではない私にも察して余りある。





小説は、私が今回選ばなかった人生の、パラレルワールドなのだ。

普通に結婚して子供を生んだ私が、登場人物の誰かに重なりながら生きている。

私は人生をリセットしたけれど、リセットせずに生き続ける私が、小説の中にいる。





興味があったら。


『森に眠る魚』 角田光代





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スパイダーリリー・ヘリコニア

2012-06-25 07:47:43 | 絵とか、いろいろ
コラージュの新しい作品をふたつ。

コラージュは、水彩と違って時間も手間もかかる上に、日本語クラスの準備もなんだかんだとあって、

何日もかかって一つの作品ができる。

読書の癖と同じで、まったく違う作品を同時に進めたりするものだから、実際には一つの作品にどれだけかかっているかは知りようがないのだけど。




スパイダー リリー


ビーチの近くでよく見かける。

全体にシナシナとした、ヤル気のなさそうな様子が私の目を引く。





ヘリコニア

庭に咲いているのをスケッチした。

縦長のキャンバスに挑戦。

変わった形のキャンバスには、普通の長方形ではできないアングル、コンポジションで遊べることがわかった。

横長や、正方形も使ってみようと思う。



アイデアはどんどん出てくる。

ただ作業が追いつかないのがちょっとなあ・・・





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カラパワイカフェデリ

2012-06-24 16:06:16 | 食べ物とか
カイルアにある、 カラパワイカフェデリ 。

カフェであり、ちゃんとしたレストランでもある。



見た目はカジュアル。

でも、ここの料理は、今のところ何を食べてもハズレがない。

今日は、夫の父と3人で夕食を食べに行った。




タッパナード(Tapanaed) カルテット

食べかけだけど・・・タッパナードはイタリア語で前菜、というような意味らしい。

サンドライトマトのマリネ、豆のディップ、茄子と野菜のソテー、ハマス(ひよこ豆)を、ピタパンに乗せて食べる。

4種類の具もそれぞれに美味しいし、このピタパンは、こんがりと歯ざわりがよく、オリーブオイルのいい香りがして、私が知っている柔らかいピタパンとは全然違う。

今度来た時も必ず頼もう。




夫が頼んだ、カッパーリバーサーモン。

カッパーという川で今の時期だけとれるサーモンで、大変貴重らしい(道理でマーケットプライス)

サーモンもさることながら、ソースが絶妙。

今までハワイで食べた魚料理で一番だと思う。




私が頼んだのはポークチョップ。

アメリカ、って感じがする一品。骨付きの肉がジューシーで香ばしくて、甘いタレがからんで、お米のご飯が食べたくなる。

エリンギとほうれんそうソテーと、マッシュポテトが美味しかったので、ご飯がなくても許す。




夫の父は、いつもコレ。ワグービーフのハンバーガー。

これもアメリカ、だなあ。

しかしこのハンバーガー、そんじょそこらのハンバーガーじゃない。もう全然違う。

ハンバーグ自体が、まるでステーキを食べているようなのだ。肉の美味しさがしっかり詰まってる。



このあと、コナコーヒーのチーズケーキと、チョコレートケーキを3人で食べて大満足。





ただひとつ。

メニューの文字が小さくて、ほとんど読めなかった。(店のせいじゃないだろう)

照明も暗いしね。

前に来たときは読めたはずなんだけどなあ。

いよいよ、リーディンググラス(断じて老眼鏡ではない)を持ち歩かないとならなくなってきたか・・・・・・・




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