太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

年齢も体重も。

2017-03-16 07:47:51 | 日記
緊急事態となり、116にひっくり返ったのだが(その辺の記事はコチラとかコチラ

病院の壁に貼ってあった適正体重の表によれば、

私は122パウンドまではイケることになっている。



しかし、体重など問題ではないのだ。

116パウンドで倒れそうになっていて、矛盾しているのだけど、

体重がどれだけあっても、大事なのは どう見えるか なのだ。

年齢と同じ。

何歳だろうが、大事なのは 何歳に見えるか なのだ。

若かりし頃、体重も年齢も重要事項だった。

それがいつしか、体重も年齢もただの数字になってゆく。

嫌でも年は増えてゆくし、いちいち打ちのめされていたって仕方がなかろう。

体重も、重さではなく、どこにどんなふうに肉がついているか、が重要。

若い人は、均等に肉がつく。

だから痩せるときも均等に痩せてきれいになる。

若いときにはそうは思っていなかったけれど、そうだったのだ。

ところが、いつの頃からか、腹まわりと下半身に、まるで敵のように肉がつく。

顔や首につくのは最後の最後なので、食べものだけでダイエットしようとすると

痩せなくていい顔や首まで痩せて、 老ける

職場に出入りしている人がいて、私ぐらいの年齢だと思うのだが、

食べ物でダイエットして痩せたのだけれど、びっくりするぐらい老けてしまった。

むやみに痩せてきれいになるのは若いうち。




職場の同僚たちに、ことの顛末を話し、

痩せたらその白いパンツを穿いてくる、と約束をした。


というわけで、

朝のウォーキングをするとき、意識的に太腿とかお尻のあたりに気持ちを集中して歩くとか、

毎朝20分の脚全体のエクササイズをするとか、

寝る前に、理想の体型になった自分をしっかり思い浮かべるとか、

寝ながら 五次元エステ に行くとか、

ミドルエイジの私のダイエットは三次元と五次元ミックスなのである。







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116

2017-03-15 07:35:15 | 日記
年に1度の、子宮頸がん検診に行った。

ホームドクターに行くと、必ず最初に体重と血圧を測る。

緊急事態宣言をし、恐ろしくて体重を知りたくなかったので

体重計を見ないようにしていたのに


「116パウンド、オッケー」


丁寧に読みあげてくれた。

116パウンド。

私はいまだに、パウンドとキロ、摂氏と華氏をしっかり照合することができない。

マイルとキロメートル、インチとセンチメートルも然り。

気温は、75度といったらこんな感じ、88度だとこんなふう、という感覚はあるけれど、

さてそれが摂氏で何度かと言われたら、わからない。


で、116パウンド。

ぜんぜん オッケー じゃないと思うけど、ピンとこない。

確かハワイに来たばかりの時は100ぐらいだった。


ふーん、16パウンド増えたのねぇー。

16パウンドって、どのぐらいなんだろうー。(本当はうっすらわかっている)

1パウンドって何グラムだったっけー?(知ってる)

2,3キロ増えただけかもしんないなァー。(大嘘)



病院のあと、試着せずに買ってきて、入らなかったワンピースを取り替えに行った。

買ったのはXXSだったので(アメリカサイズだとそうなるのよ)、そのすぐ上のXSを着た。

そのワンピースはジッパーがなく、頭から被ってストンと着る。

XSは入った。

やれやれと思って、脱ごうとしたら、脱げない。

無理して脱いだら、どこかがほつれる恐れがある。

私は試着室のドアを少しあけて、

「すみませーん、脱ぐの手伝ってもらえます?」

と店員さんに助けを求めた。

「どうしたの、どうしたの、何があったの」

女性の店員さんがいてよかった。

ワンピースの下はぱんつ1枚。

私が万歳をして、店員さんがワンピースを引っ張ってくれてようやく脱げた。


「Sを試してみる・・・」


髪の毛ボーボーの私がそう言うと、店員さんはちょっと悲しそうに笑ってSを持ってきてくれた。

Sはすんなり着られて、すんなり脱げた。

しかし、どう見ても大きい。

袖ぐりや、背中に布が余ってたぷたぷしている。

腹と下半身に付ききれなかった16パウンドが、にの腕あたりに侵食しているのだ。

だから上腕のところで服がスタックする。


「やっぱりXSにする。脱ぐ時は手伝ってもらうことにする・・・」


「この服はこういうカットだから、脱ぎにくいのよ、脇のあたりにジッパーがあればいいのよね」


店員さんはやさしくそう言ってくれた。



私のゴールは二つ。

あの、醜くてはけなかった白いパンツを穿くことと、

このワンピースが一人で脱げるようになること。

幸い、満月から新月にむかっている時期で、体重を落とすにはむいている。

日々精進あるのみである。






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もしかしてこれは一種の緊急事態

2017-03-12 18:48:11 | 日記
薄々、そうじゃないかなあと気づいてはいた。

しかしここまでとは思っていなかった。

今日、友人と出かけるために着替えていて、久しぶりに白いパンツを穿いてみた。

昔日本で買った麻風の、七分丈のパンツに、ターコイズブルーのカットソーを合わせるつもり。

ところが、そのパンツがすんなりとウエストまで上がらない。

上がったと思ったら、ジッパーもボタンもきつい。

姿見に映している私を見ていた夫が、言った。



「それは・・・・やめたほうがいいと思う」



前から見ればそれほどでもないが、後姿がすごいことになっている。

腰まわりと、お尻の下にでっぷりと肉がついている。

それもショックだが、なにより、私が何を着ても「かわいい、にあう」と言うように訓練をされた夫が

きっぱりとダメ出しをしたことだ。




今まで私は、気まぐれにダイエットはしても、本気のダイエットとは無縁で生きてきた。

好きなものを好きなだけ食べても、あまり体型が変わらないので

私はそういう体質なのだと思っていた。

ところが、ここ1年で状況が変わってきた。

「おや?」

と思ったのが昨夏あたり。

「なんかちょっと、アレだな」

Tシャツが、前より体にぴっちりしている気がしたのが秋。

楽な服を選んで着るようになったのが、冬。

職場では、私はものすごく細い人、で通っている。

それはハワイだからで、まわりの人達のボリュームの桁が違う。

日本に行けば、私はけして細くはない。

だが、毎日毎日、しっかり太っている人達に囲まれて暮らしていると想像してほしい。

自分はすごく細いんだと勘違いしたって仕方がなかろう。


その白いパンツがはけなかったことで充分にショックだったのだが、

出かけた先で、ワンピースを買った。

時間がなかったので、いつも買うサイズを買ったのだが、

家に帰って着ようとしたら、入らなかった・・・・・



事態がここまで深刻になっていたとは。




以前よりそんなにたくさん食べているとは思えない。

朝は小さいトーストを食べ、お昼におにぎりの半分ほどのご飯を持ってゆく。

体調が悪くなくて雨が降っていなければ、朝ウォーキングしている。

デザートは大好きだけれど、暴食するわけでもない。

要するに、年をとって、前ほどカロリーを消費できなくなったのだろう。

いわゆる、中年太りってやつ。

若いのは気ばかりで、しっかり細胞は中年になっていたということだ。




さて、ダイエットすることに、というかしなくてはならない状況に追い込まれたのだが、

いったい何をどうすればいいのか。

とりあえず、パンとご飯を控えてみる。

毎朝コーヒーに入れるココナツオイルもやめてみたほうがいいか。

ウォーキングはもっと早足にする。

デザートは、食べない。

とっておきのアンミツとミツマメを完食したあとでよかった。

その辺から始めてみて、様子をみる。

体重は測らない。きっと寝込む。

あくまでも、あの白いパンツをすっきりはけるようになるのがゴールということで。




ランチにサラダと七面鳥のスライスを食べている私に夫が、

「べつに太ってなんかいないよ、ダイジョウブだよ」

いまさらそんなことを言ったって遅いのだ。




これは緊急事態である。




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4日限定コーヒーの花

2017-03-12 09:28:08 | ハワイの自然
コーヒーの花が満開である。




すっきりとした強く甘い香りが、あたり一体に漂う。

特に雨上がりの朝は、湿気を含んだ土と、洗い流されて澄んだ空気とあいまって

えもいわれぬ良い香り。


しかしこの花は、4日ぐらいしか咲いていない。

だから、自宅や近所にコーヒーの木がない人は、この花のことを知らない。

私も、この職場で働くようになって初めて見た。

1年のうち4日限定の貴重な花を見られてラッキー。





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もうちょっと想像力を働かせてみろっての

2017-03-10 19:54:04 | 英語とか日本語の話
私は今日こそ言いたいことがある。




今朝、シュートメが

今夜の夕食のプランは何かあるかと聞いてきた。

最近、週に1,2回は両親側で夕食を一緒に食べることがある。

その際はシュートメが 珍しく 手料理を作ったり、私達側からも何か持って行ったリ。


今夜は夫がメキシカンを作るといっていたので

「彼がメキカンを作るといってたよ」

と言ったら、シュートメがぽかんとしている。

「メキカン」

さらにそう言っても、まったくわからない。

「タコスとか、エンチラーダとか、ほら」

するとようやく

「ああ、 キシカンね。わかったわー」



メキシカン、と私はにアクセントを置いたが正しくはだった。




だけどさ、アクセントの位置が変わっただけなんだからわかりそうなもんじゃない??




日本人の私は、これが不思議でならない。

しかし、これが通じない。

シュートメだけじゃない、みーーんなそうだ。

夫は私の英語に慣れているのでわかるだけで、ほんっとに通じない。

今日もそうだった。

同僚に、オリーブオイルと言いたかったのだが、まったく通じない。

オリーブの オ は、日本語の オ ではなく、口を ア の形にあけてから オ と言うから

オとアの真ん中のような音になる。


それがどんなすごい違いなのか、私にはさーーーーーっぱりわからん。


外国人が日本語で オテアーイ(お手洗い)と言ったとしても

シンカンシン(新幹線)に乗りたい、と言ったとしても、

なんとなく何を言いたいかわかる。

正しい発音やアクセントじゃなくても、単語全体を想像すればわかるでしょ、普通。



ただ、多くの場合、会話の中にはさまれた単語は、いい加減な発音でも通じることは確かだ。

アンクル(叔父さん、と、足首)なんて、単語だけ言わされたら正しく言えるか自信がないが

会話の中では間違いなく通じる。



それにしてもだ。

夫の父「昨日はどこでランチしたの?」

私「シナモンズ」

夫の父「え?」

私「シナモンズ」

残念そうに首をひねる夫の父「うーん、知らないなあ」

私「先週みんなで行ったじゃん!シナモンズだよ」

夫の父「?」

私「スィンナモンズッ!」

夫の父「ああ!スィンナモンズ!」



私は声を大にして言いたい。

あんたら、想像力なさすぎ。貧しすぎ。


シナモンズ、って外国人が言ったら、それはスィンナモンズのことかもしんない、

メキカンって外国人が言ったら、それはキシカンかもしんない、

オリーブって外国人が言ったら、それはアリーブのことかもしんない、

って想像力を働かせろやッ!!




だいたい、たいてい単語の最後から二番目か三番目あたりにアクセントをおいて話すくせに、

なんでメキシカンはメにアクセントがあるんだ。

私の本名は ヒロコ で、日本語ではヒにアクセントを置くのに、ここでは100% ヒコ と言われる。

私はヒコじゃないけど、大目に見て返事してやってるじゃないか。

私が言ったことが通じなかったときの ポカン顔、あれ傷つくんだよね。

なんか、不公平ーーーーーーー。



我が英語力を棚にあげてでも、声を大にして言いたいと外国人の私は思うのである。





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