Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

大倉集古館(2021年3月7日拝観)

2021年04月24日 | 旅行・その他
今日は所用でコロナがあってから全く行って無かった東京へ。

朝早くの新幹線は空いていたけど、
ひかりの自由席にコンセントが無くて泣いた。

所用の前に参拝したかった愛宕神社近くの虎ノ門ヒルズ駅に降りて、
界隈をブラブラすることにした。


【霊南坂】


白壁はアメリカ大使館で幾人ものガードマンに、
漏れなくメンチ切られます。(笑)

だからまともに写真も撮れません。


【ホテルオークラ】




高いからこれからも泊まることはない。
泊まれないともいう。(泣)

その高級ホテルの前に大倉集古館という美術館があります。

「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」
という特別展が開催されているのでやって来た。


所在地:東京都港区虎ノ門2-10-3
創立:大正6年(1917)
創立者:大倉喜八郎


【大倉集古館】




なかなかいい雰囲気の建物です。


【常夜燈】


中国っぽいですね。


【大倉鶴彦翁像】




美術館創立者の大倉喜八郎のことで、
鶴彦とは狂歌の号。


【大倉喜八郎】
中堅財閥である大倉財閥の設立者。
渋沢栄一らと共に鹿鳴館、帝国ホテル、東京電力、歌舞伎座、碓氷トンネル等の建設を請け負い、
日清・日露の両戦争の軍需もあって莫大な利益を得て、
これを元手として建設・化学・製鉄・繊維・食品の各分野に跨る一大財閥を創り上げ、
日本無線、日本製靴(現リーガルコーポレーション)、日本皮革(現ニッピ)、
日清製油(現日清オイリオグループ)、札幌麦酒(現サッポロビール)、
大倉海上火災保険(現あいおいニッセイ同和損保)など数多くの事業を興し、
日本化学工業、帝国製麻(現帝国繊維)、帝国劇場、帝国ホテルなどの設立も協力。
東京経済大学の前身である大倉商業学校の創設者。


【双亀】





【竜頭】





【香炉】



【大倉集古館】


裏側。


【仏像】




裏には露座で安置されていました。
やっぱり中国っぽいですね。


【地蔵菩薩】



【普賢菩薩】



【五重塔】



【海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~】


ロースドルフ城は第二次世界大戦末期、数ヶ月間旧ソビエト軍に接収され、
撤収の際、ほとんどの磁器が破壊されてしまいます。

その破壊された古伊万里やマイセンの焼き物が展示。

戦争の悲劇が垣間見れる特別展です。


【白磁器大壺】


ザクセン王から贈られたもの。

1806年から1918年までドイツに存在したザクセン王国は、
1918年のヴァイマル共和国の樹立によって消滅。


【白磁大壺】


ザクセン王から贈られたと伝わるマイセンの大壺。
ロースドルフ城蔵。

とても美しい。


時間が余りないので急ぎ足で見終わって、
これから愛宕神社へ。