Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

尾張大国霊神社(2018年11月11日参拝)

2018年12月11日 | 神社
続いて尾張国総社で式内社である格の高い尾張大国霊神社へ。

ここは何と言っても見事な社殿が見所の神社です。

大社らしく大型の無料駐車場が何ヶ所かありました。


所在地:愛知県稲沢市国府宮1-1-1
御祭神:尾張大国霊神(大国御魂神)
創建:不明
社格:式内社、尾張国総社、国幣小社、別表神社


【由緒】
社伝によれば尾張大国霊神社は尾張国府の創始と共に、
崇神天皇7年の創建と伝え、延喜式神名帳にのる古社で、
尾張国の総社とされた。

境内別宮の大御霊神社・宗形神社と共に国府宮三社と称する。

昭和15年(1940)に国幣小社に列格し、戦後は別表神社となった。

御祭神の尾張大国霊神は、尾張人の祖先が当地を開拓する中で、
自分達を養う土地の霊力を神と崇めたものとされる。

開拓の神ということで、大国主命とする説もある。

本社の建築様式は本殿、渡殿、祭文殿、廻廊、拝殿、楼門と並ぶもので、
尾張式と称される。

また、本殿に接する位置には自然石を5個円形に並べた磐境があり、
社殿建立以前の原始的な祭祀様式を物語るものとして神聖視されている。


【大鳥居】



【参道】


奥にも鳥居がありました。


【楼門】


これが渋い重要文化財の楼門です。

下層が室町時代に建立され、上層は正保3年(1646)の大修理の際、
新しく造られたもので、時代の異なった様式の楼門だそうです。




やはり七五三だけあって微笑ましい親子の姿が。(^^




檜皮葺の屋根の渋さがたまりません。


【大提灯】



【拝殿】






これは大社らしい大きい主屋を中心とした拝殿です。

檜皮葺の屋根が社殿を気品溢れるものにしていますね。

重要文化財。


【廻廊・祭文殿・本殿】




重要文化財。

尾張式の社殿で本殿や祭文殿は屋根しか見えません。

また、本殿には5つの磐座があって、
原始の祭場だったそうです。

そういや祭文殿って滅多に聞かない・見ないワードだけど、
勅使が派遣される神社に設けられるもので、
勅使がお参りする建物とか。


【狛犬】



【儺追殿】




はだか祭といえば岡山の西大寺が有名だけど、
この神社でも毎年旧正月13日に開催されます。

その儺追神事に参加される神男が三日三晩過ごし、
身を清める場所が儺追殿です。


【菊花展】









【御朱印】


社殿がとても素晴らしい神社でした。


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