大徳寺境内を西に進んで行きます。
今宮門前通りを超え先に進むと紫野高等学校があり、
大徳寺境内とはガラッと雰囲気が変わります。
【金龍院跡】
この辺りに金龍院という塔頭寺院があったそうで、
明治22年に京都市の要望での区画整理により廃寺。
慶長年間、飛騨高山城主金森長近が、
織田信長の追福の為に伝叟を請じて創建されたもの。
しかし積まれた石の一部を見ると龍源院と刻まれた石柱を発見。
龍源院は現在も大徳寺の塔頭として残っていますので、
何か関係があるんでしょうね。
【狐蓬庵】
このポツンと一軒家の如く、大徳寺の境内から外れた狐蓬庵は、
あの小堀遠州が開基となった塔頭寺院です。
昨年6月に特別拝観があったのですが、
どうしても都合がつかず拝観出来なかったのが悔やまれる。
庭園や茶室はともかく狩野探幽筆の破墨八景図や障壁画を見たかったので。
さて、これから黄梅院の方へ戻りましょう。
【千体地蔵塚】
金毛閣の近くに数多くの地蔵尊が祀られていました。
【瑞峯院】
通年公開されている塔頭。
こちらは何回か参拝しました。
【大慈院】
奥に見えるのが瑞峯院の本堂です。
【案内板】
泉仙大慈院店という精進料理のお店が奥に行くとあります。
ご興味がある方は是非。
【龍源院】
通年公開されている塔頭寺院です。
金龍院跡にあった石柱に刻まれていた龍源院と同じ寺号です。
【黄梅院】
こちらは春と秋に特別拝観、冬の時期等に黄梅院が主催の特別拝観もあり、
黄梅院が主催の時は直中庭も撮影OKでした。
【前庭】
黄梅院は前庭もとてつもなく美しい。
今回は前庭だけ見て満足した。
【金毛閣】
この門が開いてること自体レアです。
これにて大徳寺の参拝終了。
大満足でした。