Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

妙心寺塔頭 天球院~隣華院~光國院(2023年2月8日)

2023年05月02日 | 仏閣
妙心寺塔頭巡りは続くよどこまでも。

つづいて妙心寺北門すぐにある天球院へ。

こちらは2016年の特別拝観で参拝しましたが、
狩野山楽と狩野山雪の襖絵は本当に素晴らしかったです。

御朱印帳も絵柄は素晴らしかったですが、
紙質がそれに反比例して粗悪品だったのが残念でした。

それは今も覚えているぐらい。


天球院
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:寛永8年(1631)~同12年(1635)
開基:岡山藩主池田光政
開山:江山景巴和尚


<2016年2月11日参拝>
https://blog.goo.ne.jp/05100625777/e/c252b141488f0ede51119a0b8c341cee


【山門】



【前庭】


ここも普段は非公開ですが、たまーに特別拝観しているようです。

襖絵の本物は京都国立博物館に寄託されおり、
現在お寺の襖絵は高精密複製のレプリカとなっています。

いつか里帰りの特別拝観があったら参拝したいですね。

続いて隣華院という塔頭へ。


隣華院
所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町47
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:慶長4年(1599)
開基:脇坂安治
開山:南化玄興


【脇坂安治】
超有名な賤ヶ岳の七本槍の一人。
淡路国洲本藩主、伊予国大洲藩初代藩主。


【南化玄興】
室町時代の臨済宗の僧。
快川紹喜の法嗣で妙心寺58世を務め、同時代の多くの戦国武将の帰依を受けた。
後陽成天皇の帰依も厚く定慧円明国師と諡された。


【山門】



【前庭】


こちらも非公開寺院でが、
珍しく人形供養をしていただけます。

郵送、持ち込み対応可とのこと。


【山水図襖 春夏景】




隣華院には何と重要文化財で長谷川等伯の襖絵を所有してるとか。

2017年から京都国立博物館で保管されていて、
昨年から4年がかりで解体修理されているそうです。

こちらも里帰りの際に見てみたいものです。

画像はネットで拾ったもの。


光國院
所在地:京都府京都市右京区花園寺ノ中町2
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:元和6年(1620)
開基:奥平忠隆
開山:梁南禅棟


【参道】


参道を歩いていると光國院という塔頭を発見。
正直、存在すら知りませんでした。


【奥平忠隆】
江戸時代初期の大名。
美濃加納藩の第3代藩主。


【山門】





【庫裏】


ネットでは徳川家康の娘亀姫の墓があると書いてあったが、
それは岐阜市の光国寺と混同してるような気がする。

ま、それの真偽はしりませんが、
こちらは小さく地味な雰囲気が漂う塔頭寺院でした。

妙心寺塔頭 智勝院(2023年2月8日参拝)

2023年05月01日 | 仏閣




ほんと妙心寺の境内は広大です。

さて塔頭大通院の次は横並びにある智勝院という塔頭へ。


所在地:京都府京都市右京区花園妙心寺町48
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:釈迦如来
創建:慶長2年(1597)
開基:稲葉貞通
開山:単伝士印大光普照禅師


【山門】




おー、山門が開いているじゃあーりませんか。
では早速境内へ。


【境内】


ここも奥行きがあって広い境内です。

奥に行ってみると大音量で音楽が鳴っていた。
境内にこども園ゆりかごという保育園がありました。

どうりで車で小さな子供を連れていたわけだ。


【庫裏】


この寺院は戦国武将稲葉貞通が父の稲葉一鉄を弔う為に建立されたもの。

ここも有名武将所縁の寺院でした。


【地蔵】


こども園を経営してるだけあって可愛い地蔵さんが。
ほっこりしますね。(^^

本堂がどこにあるのかよく分からずこの辺りでお暇しましょう。


【山門】


境内から山門を撮影したもの。


【庫裏】


この塔頭寺院も通常非公開でこども園の通学時間は山門が開いているようで、
9時になったら閉まってました。

勝手に入って申し訳ございません。(^^

いつか特別拝観したら参拝したいと思います。