そごう神戸店で開かれていた、おさるのジョージ展を観てきました。
会期は1月9日(水)まで。
ほんと恥ずかしい話ですが、私「おさるのジョージ」まともに見た記憶がありません。
漫画、アニメに疎いのです。
おさるのジョージの絵本は日本では1954年に出版されて以来、約550万部が販売され、2008年にはNHKEテレでTVアニメーションシリーズがスタートしたそうです。
この展覧会には約200点の絵本原画や制作のためのスケッチ、マーガレット・レイ、ハンス・レイ夫妻の制作にまつわる資料などが展示されていました。
第2次世界大戦中にユダヤ人として筆舌に尽くしがたい苦難を経験したにもかかわらず、こんなに愛らしいおさるのジョージを生み、描き続けてきたお2人の生き方を知って、なんて強いのだろうと感銘を受けました。
また、ハンス・レイ、マーガレット・レイ夫妻の生涯をクラウドファンディングで資金を集め、3年をかけて長編ドキュメンタリー作品として完成させた、神戸出身、ニューヨーク在住の若い女性監督山崎エマさんの存在を知ったのも嬉しいことでした。
残念なことにこのドキュメンタリー映画「モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険」は元町映画館での上映は終了しています。