自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

薄井憲二 バレエ・コレクション追悼特別展

2019-01-18 | 展覧会

兵庫県立美術館王子分室・原田の森ギャラリーで開かれていた、薄井憲二バレエ・コレクション追悼特別展に行ってきました。(会期は1/14で終了しています)

 

出かけたのは王子動物園でパンダの旦旦を見た日です。
パンダのついでじゃないですよ。パンダもバレエ・コレクションも両方見たかった。

薄井憲二さんは日本バレエ協会の前会長。2017年のクリスマスイブに93歳で亡くなりました。
音楽を経由してバレエと出会い、東京大学在学中に出征し、4年間のシベリア抑留を経てもなおダンサーとして、のちに振付家、指導者、研究者としてバレエを追究し続けたという、93年間の人生は誰にでも経験できることではありません。

薄井さんのコレクションの総数は約6500点にのぼり、個人が収集したものとしては世界でも有数の規模だそうです。

私はバレエにうといのですが、コレクションの価値は理解できます。
現在は兵庫県立芸術文化センターが所蔵して、公開もされているそうですが、1930年代から収集され現在も収集の続く、この貴重なコレクションを散逸させることなく、保存し続けてほしいですね。

今回の展覧会には、著名なダンサーたちの直筆手紙、サイン入り写真、肖像切手、ピカソやシャガールが手がけたプログラムの表紙デザイン、ポスターなど約200点が展示されていました。

 



 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする