2月14日(木) 兵庫県立芸術文化センター小ホールでザビエル・ラック フルートリサイタル
曲目はー
シューベルト◆アルペジョーネ・ソナタ
チャイコフスキー◆オペラ「エフゲニ・オネーギン」より〈レンスキーのアリア〉
シャミナード◆コンチェルティーノ
ゴベール◆ファンタジー
ドビュッシー◆亜麻色の髪の乙女
シュトラウス◆ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
アンコールでー
エルガー◆愛の挨拶
シューベルト◆冬の旅より〈おやすみ〉
ピアノ:岡田将さん
バレンタインコンサートということで「ロマンチック」がテーマの演奏会でした。
といっても、音楽用語でロマンティックというとロマン派音楽のことだそうで、甘~い、優しいフルート曲を集めたわけではありません。
ロマン派の時代にはまだフルートは発展途上で、作曲家に敬遠されるほど音量が小さい頼りない楽器だったようです。
フルートのザビエル・ラックさんはオーストラリア生まれでイギリス国籍。
とても、生真面目な演奏をする方だなぁと感じました。
2005年から兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の初代フルート奏者を務め、その後アジア圏で活躍、現在は神戸女学院大学音楽学部准教授など後進の指導にも力を注いでいます。
ピアノの岡田将さんは国内外で大きな実績を残してきたピアニストです。
岡田さんも現在神戸女学院大学で教鞭をとっており、同僚同士の共演ですね。
厳しい寒さだったバレンタインデーを愛の挨拶と冬の旅で締めくくってくれました。