昼間は久しぶりに30℃を超えて、鳴き足りなかったアブラゼミがここぞとばかりに声を張り上げておりましたが、夜になればコオロギのピロリロリリリリ・・・ ピロリロリリリリ・・・ と、澄んだ音色を涼しい風が運んで来てくれます。枯れ葉色になった秋の季語・蟷螂もお目見えし、いよいよ季節が変わるんだなぁ…と実感しますわ。
さて このカマキリという虫、子どもを宿したメスがオスを捕食するのは有名なところ。小学生のころにその話を聞いて「なんて哀れな一生なんだ。」と気の毒に思ったモノですが、先日ラジオから流れる「カマキリのオスは栄養として、生まれてくる子供たちの血や肉となって生き続けるんだよ。」と仰っている学者さんの言葉を聞き、少々イメージが変わりました。尊敬すべきオヤジ像ではないかと。
でもやっぱり私は食べられるのは嫌ですなぁ…。