プラモときどき四方山話

趣味で作るバイクモデルと日常

気が進まないワケ。

2012-06-12 23:09:00 | ノンジャンル
 ZⅡもここまで進めて今更言うのも何ですが、このキットは元々懇意にしていた模型店の主から遊び半分にでも作ってみたら?っとプレゼントして頂いたことは前に述べたかと思います。

 頂いた当時、プロターのRC166を作った事を契機にバイク模型作りにハマリ始めた頃で、店内では常連客を含めてバイク模型談義にいろいろ花を咲かせていました。

 「気に入らないかも知れないけど、アオシマでは結構人気が有る様でいろんなバージョンが出ているんだよ。」、そう言って差し出したのがこのキット。

 漫画の主人公の愛車がモデルらしいが、その漫画を読んだり見たりした事は無いし、族っぽく改造したバイクには全く興味が無いので、キットは高い場所に積んだままになっていた。

 そんなキットでもただ捨ててしまうのも気が引けるので、何かの機会に役に立たせようとストックしていた訳です。

 アオシマキットの全てとは言わないが、「○○に似ている」とか「○○みたい」くらいの認識しか無く、大真面目に対峙するキットとは考えてもいなかった。

 そうは言っても過去の作例に3台有るが、それなりにしか手を入れなかったせいか満足の度合いは低い。

 このZⅡはRS750改と言うことで、色々な部品が改造パーツとして組む様に設定されています。

 その所為でおかしな部分も散りばめられていて、詳しい方には違和感だらけの正に「ZⅡみたい」な物。



 突っ込み所は沢山有ります。

 ステップ周りでは大きすぎるブレーキマスターとバックステップにしたために踏み下ろせなくなったキックアーム。

 セル、キック併用なのでこの際キックアームは省略、シャフトのみ差し込んで穴を塞ぐ処置をしましょう。

 ZⅡは実車の世界でも根強い人気が有るし、ツーリングなどでスペシャルパーツてんこ盛りのZⅡを数多く目にする事が出来ます。

 そんなマニアがこのキットを作るとしたら・・・技量が有れば違和感のないスペシャルZⅡを、キット部品を度外視して全て手作り部品で仕上げてしまうんでしょうね。

 好きな人にはたまらないのでしょうが、僕には全く興味が無いので早く仕上げて本命に戻ろうと思っています。