ソウル大学人権センター研究チームが、ソウル市の支援を受け、7~8月に米国立公文書記録管理局の現地調査を実施し、「慰安婦」に関する資料113件を収集した。
研究チームは11月4日にソウル大学で、収集した資料の内容と研究成果を発表し、「日本軍は敗戦直後、『慰安婦』女性の存在を隠すために虐殺した」とし、その証拠として、日本軍による「慰安婦」醸成30人の銃殺が記録された中国雲南遠征軍の1944年9月15日付の作戦日誌を公開した。
韓国の元「慰安婦」らはこれまでも何度も「慰安婦」虐殺について証言していたが、日本政府は「立証する文書がない」として虐殺説を否定してきた。また、虐殺されたとみられる『慰安婦』らの遺体写真についても「米中連合軍の砲撃や爆撃で犠牲となったか、自決した」との立場を貫いてきた。
NPO法人が運営する慰安婦問題の資料展示施設である「女たちの戦争と平和資料館」(東京都新宿区)に10月30日に、「爆破する 戦争展示物撤去せよ 朝日赤報隊」と書かれた、同館の爆破予告をするハガキが届いたという事ですが、このような行為は絶対に許してはいけません。
歴史の真実を明らかにしそれを次代に伝える事の大切さを改めて確認しようではありませんか。
誤った歴史認識は誤った将来を導く。