先週、カルテット仲間のチェロの方の師匠に、アンサンブルの指導をしてもらいました。実は来月上旬、そのチェロのTさんの別の仲間の一人が、内輪の発表会を企画して、数グループが集まり、私たちはシューベルトの「死と乙女」1、2楽章を演奏することになったのです。2楽章は大分前から練習していたのですが、1楽章は最近になって練習を始めました。意外と難しくて、チェロの師匠にお願いしたのです。芸大出身の若手チェリストで磯野正明さんといいます。彼自身も、去年、卒業生仲間とカルテットを結成し、いろいろ活動しています。そして、この死と乙女も来年、演奏する予定とのこと。
さすが、芸大出身です。若手ながら、私たちおばさん連中に、とてもいい指導をしてくれました。私たちは我流で、きちんと弾いているつもりで、とんでもないことをやっているなんてことはしょっちゅうです。それに気づかされただけでもありがたい(とほほ)。
1楽章に頻繁に現れる、4分音符と3連8分音符、これだけをそれぞれ現れたときに弾き、どのように対話しているかとか、アンサンブルの意味を教わりました。それに、アマチュアが陥る欠点、つまり、スラーがついていると微妙にゆっくりになったりとか・・も指摘されました。
今回、皆、パート譜はペーター版でした。スコアは、私はベーレンライター。やはり、ペーター版のパート譜には、問題もかなり多く、強弱を直したりしたところもありました。そして、ボウイングについては、もちろん、表現が同じであればアップダウンをあわせなくてもいいのだけれど、私たちアマチュアは、そううまく行かないので、ボウイングは合わせたほうがいいとのことでした。チェロは他の楽器と大きさも違うし、他のパートと一緒にすることにこだわらなくてもと質問しましたが、やはり、だからと言って表現を一緒にできるわけではないから、ボウイングもあわせたほうがいいとのことでした。私は、刻みが苦手な、ヴィオラ弾きらしからぬヴィオラーなので、出来れば、スラーがついた刻みは避けたいのですが、セカンドがやるといえば、従うしかありません。やはり、基礎練習をちゃんとしないと、音楽的な表現まで到達できないのです。刻みも飛ばし弓も、なんかちぐはぐ、揃って聴こえないのは自分の努力が足りないわけです。さー、今日もしっかり練習しましょう・・・。
今朝の新聞でとても気になっていた記事がありました。八王子市在住の二十歳の井口羽純さんが心臓移植のため、アメリカに渡っているのですが、お金が足りなくて困っているとのことです。全部で8千万円はかかるとのこと。そして、ドナーが見つかるまで、滞在しなくてはならないのだから、本当に大変なこと・・・。私も八王子市民なので、他人事と思えず、なんとかしなくてはと思いました。何とかしようと、わずかな募金を大勢の人間がすれば、大きな力になると思います。そういえば、先日も、子どもの心臓移植のニュースがあったし、今朝の新聞には、その臓器移植のページが全面でありました。あまり知られていない臓器移植。我が家は、夫と私だけなので、夫が反対すると私にはどうすることもできませんが、自分が死んでもその一部が人の役に立つとしたら、それは自分にとっても素晴らしいことだと思うのです。特にうちは、子どもがいないからなおさらだと思います。こんなことをいったらものすごく語弊があるでしょうが、これは究極のリサイクルだと思うのです。
さて、話を戻して、その井口羽純(はすみ)さんの応援サイトはこちらです。ぜひ、彼女をまた八王子へ元気で帰れるよう、ご協力ください。
人は皆、この世に生かされているのです。自分のことだけではなく、もっともっと広い視野を持って生活していきたいものです。どうか、彼女に幸運が訪れますように。明日、郵便局に行ってきます。
なお、明日月曜日から金曜日まで、午後4時から5時、JR西八王子駅南口で募金活動があるそうです。土日は、いちょう祭りに募金の街頭活動があるそうですので、ぜひ、ご協力ください。
さて、話を戻して、その井口羽純(はすみ)さんの応援サイトはこちらです。ぜひ、彼女をまた八王子へ元気で帰れるよう、ご協力ください。
人は皆、この世に生かされているのです。自分のことだけではなく、もっともっと広い視野を持って生活していきたいものです。どうか、彼女に幸運が訪れますように。明日、郵便局に行ってきます。
なお、明日月曜日から金曜日まで、午後4時から5時、JR西八王子駅南口で募金活動があるそうです。土日は、いちょう祭りに募金の街頭活動があるそうですので、ぜひ、ご協力ください。