昨日、下高井戸シネマで「白バラの祈り」を見ようと(最終日だったので)、家事に追われてぎりぎりの電車に乗ろうと出かけたら、なんと接続している都営新宿線で人身事故があったために、ダイヤが大幅に乱れ、載るつもりだった準特急がなくなって、ただの各駅がやってきました。それも、最初は高幡不動で京王八王子から来る特急にのりつぐということだったのが、それが府中になってしまい、到底上映時間に間に合わないと悟りました。それで、急遽、高幡不動から乗り換えて、雨の動物園に一人で行ってみることにしたのです。
多摩動物公園は都立の動物園です。そのためか、8月まで展示している小笠原諸島の動植物と世界遺産に向けての取り組みを説明した展覧会は、首都大学が研究を行い、小笠原の地域的な特異性を子どもにもわかりやすく解説したものでしたが、ちょっと物足りなさを感じました。さらに、アオウミガメなどは、生きた標本が展示されていましたが(動物園ではなくて別の団体の提供で)、狭い水槽での飼育に、動物公園の飼育係など、何も感じなかったのかなーと、寂しくなりました。彼(カメ)は生まれてこの方、その小さな水槽に住んでいるのでしょうけれど、とても気の毒に思いました。
実は、私の旧姓は「小笠原」です。そのこともあって、小笠原諸島には興味津々なのです。生態系を守る取り組み、もっと本格的に着手していただきたいものです。
蒸し暑い中、その展示を見終わって、外に出てゆっくりとアフリカゾーンに行きました。その後、オーストラリアゾーン、アジアゾーンで一回りして悠に1時間半、かかりました。雨なので、チンパンジーも退屈しているようでした。
大好きな動物に出会えて、楽しかったです。帰りには高幡不動のパティスリー・シェフ・フジウによって焼き菓子と生ケーキを買って帰りました。
最近、ニュースでもよく取り上げられている催眠商法、ジャンルは問わず、いろんな会社があるようです。テレビで見たのは、高額な呉服商品でした。
そして最近、わが町の商店街に、摩訶不思議な店が出来たのです。郵便受けにチラシと引換券が入っていました。あの、ボローニャのパンのようなものが100円で買えるというもの。でも、あんなカロリーの高いパン、私は食べません。食パン全部がデニッシュなんて、毎日マックを食べるようなものでしょう。それはともかく、その店は、健康をテーマに開店するとのこと。開店して今日で4日。いつも通るたびに、100円で買えるというので大勢の買い物客が行列しているのです。
みな、甘いですよ。そういうので誘っておいて、いずれは高額商品を買わされる破目になるのに・・・。これこそ、催眠商法です。この店、「ショップロイヤル」となっていますが、会社自体は「株式会社アールエフ」というものです。調べてみたら、HPもありました。こちらです。
私が住むこの住宅地は高齢化が深刻です。昔は高級イメージがあったのですが、いまは見る影もありませんといったほうがいいのかも。町内会でも苦労しました。いわゆる「先生」と呼ばれる人たちが多いので、プライドも高く、自分の非を認めないところがあるのです。いってみれば、そういう悪徳商法のターゲットにされやすいわけです。なんでも、その店は3ヶ月の契約で場所を借りたそうですが、そういう問題のある会社に、不動産会社が貸していいものでしょうか。疑問です。暴力団事務所が商店街にあるようなものじゃないでしょうか。
甘い話にはかならず裏があります。100円で買って、HPに載っている(値段が表示されていないのがアヤシイでしょ!)高額商品を買わされるんです。気をつけましょう。本当に許せない。求人もありましたが、そういうインチキをして、スタッフは月23万以上を手に入れるわけです。三度の食事で取れない栄養を、なんていうのは全くのデタラメ。3度の食事で摂取できない栄養なら、必要がないのです。サプリメントにたよる栄養補給がどれだけ恐ろしいものか、もっと認識すべきです。食生活を守ってきた高齢者がこんな傾向に流れるとしたら、情けないですよね。サプリ反対、スローフードを目指せ!健康は、そう簡単には手に入らないものなんです。
ちなみに、悪徳商法について調べるには、こちらのサイトがおすすめです。
ところで、「うまい話には裏がある」というのと「甘い話には裏がある」って、どっちが正しいのでしょうか・・・。