ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

孤高の中田

2006年06月24日 11時41分05秒 | 芸能スポーツ
 私は怖くて、録画の日本対ブラジル戦は見られませんでした。ダイジェストで様子を見た程度。試合後のヒデの姿がとても印象的でした。そして今朝の新聞の記事。
 彼は本当につらかったでしょう。日本のサッカー界の歯がゆさをうんと感じていたんじゃないかしら。でも、彼のコメントは冷静ですばらしかった。
 日本のサッカー界、川渕氏が言ったように、Jリーグの実力をもっと引き上げないと、世界では通用しないのではと私も思います。
 同じ熱意、同じ「温度」になれないのなら、試合をやっていて虚しさを感じるのでは。選手に選ばれた以上、個人の能力を最大限高めるのは当然。つまり、オリンピックに選ばれた個人技の選手と全く同じなんですよ。それも、ただ参加することに意義があるんじゃなく、勝つことを目的として、もっともっと個人が努力しなくてはいけない。
 チェコのネドベド選手、33歳でも90分間最後まで機敏に走り回っていました。彼は走ることが大好きだそうで、練習の前に自宅周りを数キロ走ってから出かけるとか。33歳でそうなんですよ。若さとかっこよさだけでサッカーやっているそんじょそこらのやからとは違う!
 スポーツが感動を与えるのは、選手が一生懸命プレイしているからなんです。でも、その試合だけ一生懸命ではないでしょう。そこまでのプロセスも一生懸命。日本はその気持ちが足りなかった。サムライなんていって、精神論だけではどうしようもないものなんですよ。スポーツは科学です。
 孤高のヒデ、私はこれからも応援しています。皆さんも中田英寿のオフィシャルサイトにアクセスして見てください。
コメント
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