大嫌いといっていた携帯電話をついに私も持つことになりました。本当は、義母のドコモと家族割引と思ったのですが、同居していないから、戸籍が必要、ということは、亡父の除籍簿を取らなくてはならないのです。大原の家を相続したいがために、彼は母の親の養子に入ったのでした。いずれ元に戻すといっていたのに、結局間に合わなかったのです。だから、義母の姓と私たちの姓はちがっているのです。そういう面倒な手続きをしてまで、家族割引はいいのかな、と思い、ほかの携帯でも、安くて使いよければと相談したあげく、auにしたのでした。でも、後から申込書でわかったのですが、この契約には事務手続き代金がかかり、また契約を解除するときには1万円近い費用がかかるということ、これはまるでヤクザじゃあないのかしら?その辺の費用のからくり、あまり説明をきいていなかったので、後で嫌な思いをしました。どこもそうなのでしょうか。割引といいながら、結局、辞めるときにはどっと取られるのだったら、あまり意味がないですよね。もともと、私はKDDIにはいい印象をもっていなかったので、今となっては後悔しています。
やっぱり、携帯って、あまり感じがいいものではないような気がします。
ただ、義母が施設に入ったら、自宅の電話を移動するのではなくて携帯を使うことに舌ので、義母の携帯を返さなくてはなりません。移動のときに連絡が取れるよう、私も形態が必要になったのでした。
auの気に入らないところは、電源を入れたときに、音声と画面で矢鱈KDDIがしつこく登場すること。その音量も下げることができなくて、結局マナーモードで使うことにしました。嫌味ですよね。あー、やっぱり、携帯とはうまくやっていくことができそうにありません。人間性を奪われる、実に害のある道具だということがよくわかります。