ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

十二社の灯明祭

2008年05月11日 22時54分18秒 | 日常
 昨日が大雨だったので、近所の十二社のお祭り(灯明祭)は今日に延期になったようでした。私が今日、ベッラナポリでのご馳走のお礼にと、従兄妹の長兄のために昼からパンを2種類手作りしていました。ようやくできて粗熱も取れたので、送る手配をと、近くのクロネコヤマトの営業所に持って行きましたが、その時、ごく近所でお祭りがあるのか、盆踊りの曲名などをアナウンスする声と太鼓の響きがとても身近に感じました。そこで、家に戻ってから夫に、あれが十二社の祭りじゃないかと玄関を開けて、そのアナウンスを聞かせたら、よし、いってみようということになり、7時過ぎに二人で夜道を歩き、十二社の灯明祭を初めて見に行ったのでした。それはそれは、幻想的な風景で、なんだか別の時代にタイムスリップしたような感じでした。近所の丘の山の中の風景にこんな祭りに出会うなんて、本当に驚きでした。由緒が古そうな地元の神社のお祭りは、それは私の地区の新興住宅地の祭りとは全然違います。ずっと昔からある祭りで、それは私が下町に住んでいたころの祭りの風格にも似ていました。土着の祭りは、こうじゃなくてはいけません。そして、その土着の祭りに遭遇できたことがとてもうれしく、楽しかったのでした。灯明は、受付で買い求め、それを階段脇に刺しているようです。私たちは近所のよそ者なので、よくわからないまま、幻想風景に浸っていました。次回はぜひ、灯明でも参加してみたいです。この十二社(じゅうにそう、と読むそうです)、新宿の熊野の十二社とは違うものだそうです。先日のしゃれこうべの興福寺といい、どうも、設楽代官に関係の深いものだそうです。
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安中市の フリーマーケット

2008年05月11日 13時59分14秒 | 社会

 たまたま、日曜日で夫が出かけていたので、TBS噂の東京マガジンを見ていました(2000年の特番で父の絵を取り上げてくれたので、以来ひいきにしています)。私も、フリーマーケットには、ちょっと食指が動くテーマではあります。リサイクルの市民参加の最大のイベントといえるのではないでしょうか。その、フリーマーケットを16年間イベントとしてやっていた安中市と主催者側との対立で、年に2回のイベントが中止となったそうです。それも、市長と主催者側の主張がかみ合わず、おかしな状況になっているそうです。

 地元の人たちと周辺の市民は、ものすごく楽しみにしているこのイベント、参加費を徴収するのがおかしいとか市側がいいはじめ、主催者側の勢力が大きくなることへのいじめもあってか、どうも通常では考えられない流れになってきています。

 中国の胡錦涛主席も、日本のリサイクル施設にはとても興味を持ったとか。これからは、消費生産重視ではなく、その後の最後までを見届けていくシステムを考えなくてはならない時代です。その中で、市民の身近なリサイクル活動としてのフリーマーケットというのは、とても重要なものだと思えるのです。日本では古着という感覚、なじめなかった歴史がありますが、世界では当然の流通として存在していたのです。それを自分たちの力でできるとしたら、どんなにいいことでしょうか。

 いいものは、何世代にもわたって使われるという現実、これをもっと有効に使いましょう。日本の伝統の着物は、古着の意識を象徴する最たる文化ではないでしょうか。

 私も、一度はフリーマーケットを体験してみたいと思っています。参加費2千円は高いとは思えません。送迎バスを出したり、いろんなことに経費がかかるものです。持ち出しで無償ボランティアなんて、お金持ちしかできないことになりませんか?これほどの格差社会にした日本、自治体が中心になって補助金を出してでもフリーマーケットを開催するという今の現状に安中市長は、意識がまったく逆。トップがあれでは、自治体も市民も迷惑ではないのでしょうか?市民が望むこと、もっときちんと受け止めるべきです。北関東で一番大きなフリーマーケット、ぜひ、伝統を絶やさずに継続してもらいたいものです。がんばれ!!

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