たまたま、日曜日で夫が出かけていたので、TBS噂の東京マガジンを見ていました(2000年の特番で父の絵を取り上げてくれたので、以来ひいきにしています)。私も、フリーマーケットには、ちょっと食指が動くテーマではあります。リサイクルの市民参加の最大のイベントといえるのではないでしょうか。その、フリーマーケットを16年間イベントとしてやっていた安中市と主催者側との対立で、年に2回のイベントが中止となったそうです。それも、市長と主催者側の主張がかみ合わず、おかしな状況になっているそうです。
地元の人たちと周辺の市民は、ものすごく楽しみにしているこのイベント、参加費を徴収するのがおかしいとか市側がいいはじめ、主催者側の勢力が大きくなることへのいじめもあってか、どうも通常では考えられない流れになってきています。
中国の胡錦涛主席も、日本のリサイクル施設にはとても興味を持ったとか。これからは、消費生産重視ではなく、その後の最後までを見届けていくシステムを考えなくてはならない時代です。その中で、市民の身近なリサイクル活動としてのフリーマーケットというのは、とても重要なものだと思えるのです。日本では古着という感覚、なじめなかった歴史がありますが、世界では当然の流通として存在していたのです。それを自分たちの力でできるとしたら、どんなにいいことでしょうか。
いいものは、何世代にもわたって使われるという現実、これをもっと有効に使いましょう。日本の伝統の着物は、古着の意識を象徴する最たる文化ではないでしょうか。
私も、一度はフリーマーケットを体験してみたいと思っています。参加費2千円は高いとは思えません。送迎バスを出したり、いろんなことに経費がかかるものです。持ち出しで無償ボランティアなんて、お金持ちしかできないことになりませんか?これほどの格差社会にした日本、自治体が中心になって補助金を出してでもフリーマーケットを開催するという今の現状に安中市長は、意識がまったく逆。トップがあれでは、自治体も市民も迷惑ではないのでしょうか?市民が望むこと、もっときちんと受け止めるべきです。北関東で一番大きなフリーマーケット、ぜひ、伝統を絶やさずに継続してもらいたいものです。がんばれ!!