先日、夫が買ってきた本を私に見せてくれて、あとで読むからと受け取った本が、町田康の「猫にかまけて」。写真が載っていて、彼の飼い猫の1匹が、去年亡くなった我が家の「ごまこ」によく似たサビ猫だったので、風呂上りにぼーっとページをめくり、最後のほうの、そのココアという猫が最期に向かっていく姿を読み始めるともう止まらなくなりました。ごまこのこととダブりながら、ぼろぼろ泣きながら読んでしまいました。
何という読み方をしてしまったのか、本の3/4以降から読むなんて!
つらいですよね、猫のほうが先に死んでしまうなんて。娘のようだったのが、いつの間にかおばあちゃんになっちゃって・・・。うちも、20年一緒だったから。
あーあ、夕食はまだできていないのに、私の顔は涙ではれぼったくなりました。このまま食べずに寝てしまおうかな。