ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

とほほな腰痛

2017年08月06日 16時14分06秒 | 日常

 ビューボを使い始めてから、そろそろ一つ上のメニューを試そうとやったとき、腰痛が出てきてしまいました。何とも情けない。60歳前なのに、「高齢者コース」しか選べない自分の体に腹が立ちます。頑張るのも、ほどほどがいいのですね。

 そんなわけで、今日はビューボに乗っていません。代わりに少しでも筋力鍛えたくて、腰痛が出ない程度の運動をしました。なまった体はどうしようもないのかなあ。

 なかなか睡眠をとれなくて、暑くて目が覚めるし、熟睡もできず、おかしな夢を見ます。夫が出てきて、家じゅうをオーディオセットで埋め尽くし、私のいる場所がないから、別居だ!と騒いでいる夢。あまりにリアルで、本当の世界だと思ってしまいました。そうか、彼はこうしたかったんだと実感しました。

 昨夜は、あの戦争にまつわるドキュメンタリーを見て、涙していました。満蒙開拓団の戦争末期の出来事。村全体が生き残るために、ソ連兵に助けを求め、見返りに村の若い女性を「接待」として提供したとのこと。今になって当事者が告白を始めたのです。あの無法地帯を生き残るためには、おそらく多くの開拓団がやっていたと思われます。そうしなければ、全員集団自決するしかない状況だったのです。いわゆる慰安婦所というもので、接待の後、女性の体を洗浄します。それでも、淋病や梅毒にかかってしまったそうです。別の番組で以前、見たのですが、引揚のときには、特別婦人相談所があって、中絶手術を行っていたということです。

 戦争とは、弱いものが犠牲にされるのです。だからこそ、絶対に戦争してはならない。当たり前のように、略奪や性暴力がはびこるのです。フランス映画「夜明けの祈り」も、同じように、ポーランドの修道院でのソ連兵の蛮行によって引き起こされた事件がテーマです。

 そもそも、ありとあらゆる生物の性交は、オスが一生懸命アピールして、ようやくメスが受け入れるという形で行われるものですよ。ジェンダーに関係なく、女性は生む側だし、当然「受け入れて」性交するものなのです。受け入れないようなことは、あってはならないことなのです。女性の心を得るために男性が努力するのは、生態系ではトーゼンのことです。蛮行は、あってはならないこと。戦争だからとそんなことするのって、本当に悔しいし、許せません。

 その行為には、どれだけのリスクが伴うか、男性にはわからないことでしょうが、簡単に考えてもらっては困ります。

 戦争も、性暴力も、力で相手をねじ伏せる行為、絶対にあってはならないことです。

 今の社会の閉塞感と格差、おそらくそういうものが、セクハラ、パワハラをうむのでしょう。でも、弱い者いじめはしないでください。自分が弱いから、更に弱いものにあたるのって、ものすごく卑怯です。女が弱いなんて、誰が??断言します、生む方が強いと。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする