昨日、図書館まで歩いてようやく借りることが出来た本を取りに行ってきました。いつも徒歩で行くのですが、膝を悪くしてからははじめてで、けっこう遠く感じました。今までのようにはそうそう頻繁に来られないかもと、ついでに古文書関係の本も2冊借りました。
この本は、新聞の書評に載っていて、図書館サイトで予約しました。だから、窓口で、あとにも予約が入っていますのでお早めにと言われました。
帰り道、膝ではなくて左足指がじんじん痛くなって、どうしようかと思いました。時間をかけて帰宅し、ちょっとだけ読みましたが、どんどん引き込まれました。そして今日、読むのをやめることが出来ず、夜10時過ぎに詠み終わりました。最後の方は嗚咽が止まらない!
自死した友人の交通事故の件で、私も霞ヶ関の裁判所を傍聴した経験があったので、裁判の様子はとてもリアルに感じました。何より、この国の入管制度が間違っているとしか思えなくて、ジェンダーギャップ指数がひどいのにもうなずけます。日本人の人権に対する意識の低さったらないですよ。
この本は、もっともっと多くの人に読んでもらいたいです。だから、昨日借りたけれど、明日駅のブックポストに返します(徒歩で図書館まではやはり、まだつらいので)。
中島京子さんの作品を読んだのは、はじめてでした。この本が大好きです。入管で収容された外国人というと、ウィシュマさんを思い出します。本当に、申しわけないです。日本という国は、なんてひどい国なのでしょう。とても中国のウィグルに対することを非難できないですよ。日本もひどすぎる!これは、日本国民が読むべき本です。そして、この状態を変えなくてはいけません。
技能実習生とか、介護職とか、低賃金で奴隷のように外国人を雇って、人権も何もあったものじゃない。人種差別だよね。とても許せないです。長期拘束、収監は非人道的です。食事もまずいらしい!まずは、収監しないことですよ。人の自由を奪うなんて、許せないです。