今日の夜のニュースで、帝国ホテルでの紀宮様の結婚式、披露宴を見ました。美智子皇后の着物を仕立て直し、帯も美智子様とお二人で選び、地味ながらもとても素敵な披露宴のようでした。皇族に時流を先取りされた感がありますね。とても素敵なお考えだと思いました。
さて、今日は、夫がずっと休日出勤が多く、ようやく平日に休みを取ったのですが、夜に義母に電話していたときに、「今日は披露宴に出るから休んだんだ」なんてことを言い出して、義母も二の句がつげなかったようでした。まったく、呆れた冗談を言う人です。あの東京都知事の石原慎太郎でさえ、緊張の余り、眉毛を矢鱈上下させていたじゃあありませんか。とっても平常心ではいられない、この緊張するセレモニーに、紀宮様は、さすがに慣れていらっしゃいます。あの立ち居振舞いの品のあることといったら、やはり、生まれや育ちが違うというのは、こういうことなのかと思いました。容姿なんか、どうでもいいのです(ごめんなさい)。それよりも、気品ですよ。私はリベラルな立場から、戦後の皇室の立場には疑問を感じていましたが、日本古来の血統からくるあの格式の美しさって、やはり日本にも必要なのではないか、なんてちょっと右傾化した感慨にふけってしまうのです。なんたって、古代からの純粋培養の一族です。あの気品と独特の雰囲気は、他の類を見ません。いまはやりのセレブったって、要するにただの成り上がりか成金で素性もしれたものではありません。あのような育ちのよさ、生まれついての気品なんてとても及ばないのですから。
美智子様は、皇室の中で、自由を求めて努力してこられました。そして、雅子様も同じような道を歩んでいるんだと思います。その難しさは、ほんとうに茨の道だと思います。次男の礼宮がどーこーいったって、長男のプレッシャーは彼自身、想像つかないすごいものだと思います。
今回、改めて皇族の特殊性を見て、美点もたしかにあると感じました。紀宮様が民間人になって、幸せに暮らせるよう、祈るばかりです。彼女は、本当に、穏やかで性格もよさそう。でもいつか、また研究の道に進んでほしいと思います。
てっきり、紀子さんかと思ったら、清子内親王だから、清子さんになるんですね。
どうか、自由を満喫されて、たまには美智子皇后にもお会いになって、宮中に新しい風を送ってくれますように。
大学卒業当時、教員試験を落ちて、どうしようかと思っていたときに大学教授から、宮内庁書陵部の臨時職員の推薦を受けました。悩んだ末、お断りしたのですが、もしそちらに進んでいたら、お目にかかることも会ったのかもしれません。でも、当時もいまも、閉ざされた職場というイメージがあります。私には、自由が一番大事かな・・。民間人としての自由を、たくさん味わってほしいですね。自分の道を切り開く、それこそが庶民の醍醐味ではないかしら。がんばってね!
先週、カルテット仲間のチェロの方の師匠に、アンサンブルの指導をしてもらいました。実は来月上旬、そのチェロのTさんの別の仲間の一人が、内輪の発表会を企画して、数グループが集まり、私たちはシューベルトの「死と乙女」1、2楽章を演奏することになったのです。2楽章は大分前から練習していたのですが、1楽章は最近になって練習を始めました。意外と難しくて、チェロの師匠にお願いしたのです。芸大出身の若手チェリストで磯野正明さんといいます。彼自身も、去年、卒業生仲間とカルテットを結成し、いろいろ活動しています。そして、この死と乙女も来年、演奏する予定とのこと。
さすが、芸大出身です。若手ながら、私たちおばさん連中に、とてもいい指導をしてくれました。私たちは我流で、きちんと弾いているつもりで、とんでもないことをやっているなんてことはしょっちゅうです。それに気づかされただけでもありがたい(とほほ)。
1楽章に頻繁に現れる、4分音符と3連8分音符、これだけをそれぞれ現れたときに弾き、どのように対話しているかとか、アンサンブルの意味を教わりました。それに、アマチュアが陥る欠点、つまり、スラーがついていると微妙にゆっくりになったりとか・・も指摘されました。
今回、皆、パート譜はペーター版でした。スコアは、私はベーレンライター。やはり、ペーター版のパート譜には、問題もかなり多く、強弱を直したりしたところもありました。そして、ボウイングについては、もちろん、表現が同じであればアップダウンをあわせなくてもいいのだけれど、私たちアマチュアは、そううまく行かないので、ボウイングは合わせたほうがいいとのことでした。チェロは他の楽器と大きさも違うし、他のパートと一緒にすることにこだわらなくてもと質問しましたが、やはり、だからと言って表現を一緒にできるわけではないから、ボウイングもあわせたほうがいいとのことでした。私は、刻みが苦手な、ヴィオラ弾きらしからぬヴィオラーなので、出来れば、スラーがついた刻みは避けたいのですが、セカンドがやるといえば、従うしかありません。やはり、基礎練習をちゃんとしないと、音楽的な表現まで到達できないのです。刻みも飛ばし弓も、なんかちぐはぐ、揃って聴こえないのは自分の努力が足りないわけです。さー、今日もしっかり練習しましょう・・・。
さて、話を戻して、その井口羽純(はすみ)さんの応援サイトはこちらです。ぜひ、彼女をまた八王子へ元気で帰れるよう、ご協力ください。
人は皆、この世に生かされているのです。自分のことだけではなく、もっともっと広い視野を持って生活していきたいものです。どうか、彼女に幸運が訪れますように。明日、郵便局に行ってきます。
なお、明日月曜日から金曜日まで、午後4時から5時、JR西八王子駅南口で募金活動があるそうです。土日は、いちょう祭りに募金の街頭活動があるそうですので、ぜひ、ご協力ください。
アーロン・エルキンズの新作ミステリーを読み終えたばかりです。推理には強いと思っていたのに、先日の町田の殺人事件、ワイドショーで仕入れた情報を、帰宅が遅かった夫に話し、誰が犯人かなんて言っていたら、彼は、「同じ学校の男子生徒だ」と言ったのです。そのとおりになりました。
夫の推理は、例のかばんが盗難にあったのが校内だったかららしいのです。私は、団地に出没する50代の不審な男性が怪しいとにらんだのですが。
15歳のかわいい少女があんな無惨な殺され方をして、本人もお母さんも、本当に悔しいと思います。なにが、犯人をそこまで残忍にさせたのか、本当に許せないですね。
NHKのニュースでも、町田警察が写っていました。そう、その町田警察、一度だけ行ったことがあります。結婚して5年くらい経った頃でしょうか。多摩ニュータウンの賃貸団地に結婚してすぐ入居していました。夫は、勤務先が町田にかわり、忙しい仕事だったようで、それだけストレスもあったのでしょう、飲んだある日、町田の繁華街でチンピラの派手な車に「蹴り」を入れて、つかまったのです、その警察に。というのも、チンピラたちは、いつも警察からにらまれていたけれど、今回は被害者として警察を呼べるというので、喜んでいたらしいのです。夫も、警察を呼んだほうが、ぼこぼこにされるよりマシと思ったようで。でも、こちらは、夜中に「町田警察です」なんて電話を受けて、同僚のジョークかと思ってしまいました。「奥さん、お子さんいる?」、「いません!」、「奥さん、車ある?」、「ありません!」、「ご主人を引き取りに、いまからタクシーできてくださいよ」てな具合でした。初めての警察署。なかなか、きれいな建物でした。そして、ドラマのように、刑事は二人組でした。一人はずんぐりとした、柔道が強そうな人、もう一人は、背の高い、なかなかのハンサム。私は現実ではなく、ドラマを見ている感じでした。そして、部屋に貼ってある「標語」、当時は一生懸命覚えたのですが、すっかり忘れてしまいました。まるで刑事ドラマの小道具みたいでしたよ。そして、一人、うなだれた夫が・・・。酔いが覚めて、示談になって一緒に帰りましたが、ちょっとへこんだだけの車の塗装修理代に30万。あきれましたね。「一蹴り、30万なんで、Jリーガーみたいだね!」と、皮肉も言いたくなりました。
そんな、なつかしい町田警察。あの、かっこよかった刑事さん、いまもいるのかしら?
さて、日比谷公会堂は、日本のカーネギーホールと呼ばれているそうですが、いまはサントリーホールやその他のクラシック専用ホールにお株を奪われ、クラシックではあまり使われていないようです。その日比谷公会堂に、タンゴ・エモーションというタンゴのコンサートに友人に誘われ、喜んで演奏と建物を見に行った次第です。
当日、日比谷公会堂は大手保険会社の貸切公演で、会場にはおばさんやら女性がほとんど!あ、私も間違いなくおばさんでした。エンリケ・クッティーニ楽団とあったので、どんなビッグバンドかと思ったら、そのリーダーのエンリケおじいさんがピアノ、ほかに、コントラバス、バンドネオン、ヴァイオリンの全部で4人の演奏でした。それと、ダンスチームが2ペアとヴォーカル一人。それでも、ダイナミックな演奏に酔いしれましたね。
日比谷公会堂は、なんともレトロな建物で、建物見学に夢中になってしまいました。古めかしくて、すごく面白いんです。そして、柱や壁の脚のところの装飾が、素敵なんですよ。あの文様は、ちょっとフィレンツェの百合文様を思わせるような・・。目をきょろきょろさせてうろうろしていました。怪しいおばさんになっていたかしら。
6時開演だったので早めに終演し、久し振りの友人と松本楼でちょっと飲んで帰りました。この松本楼も、初めての体験。私の未踏の店だったのでした。
いつものコースを歩いていくと、すぐ前に、白いジャンパーを来た男性が歩いていました。ちらちらと後ろを見ているようで、いかにも怪しい・・・。そして、その先は、緑地の中に1本の散歩道がある、小さな公園です。たまに犬の散歩の人に出くわしますが、小さな道で行き交うのにあまりスペースはありません。そんな道に、この怪しい男と歩くなんて、ぞっとします。その人が公園へと向ったのを見て、下の、車道の脇の歩道を歩くことにしました。こんなことは初めてです。せっかくの私の自然との対話の楽しみを奪われてしまいました。でも、いかにも怪しげという男性の後ろに、どうして歩いていけるというのでしょうか。顔見知りならともかく、何も無なればいいのですが、最近はいろんな犯罪が多発しています。
私の住む住宅地でも、去年から、ひったくりがあったり、小学生が刃物で切られる事件が続いたりと、嫌なことが起こりました。
なぜ、怪しいと思うスイッチが入るのでしょうか。多分、私にはその人が挙動不審に見えたからでしょう。もし、犬を連れていたら、きっと同じ道を歩いたと思います。
世の中には、いい人もいれば悪い人もいる、出来れば、そういう悪い人とは絶対にかかわりたくないと思います。最近は、悪い人が増えたような気がします。
万引きや盗み、痴漢は、もちろん犯罪です。でも、多くの人が、それほど気にとめずに犯行におよんでいますよね。人間性に問題があるのでしょうか。もともと、賤しい人なのか・・・。「いやらしい」から「いやしい」のか・・・。痴漢は、自分は確かにスリルがあって気持ちいいのかもしれないけれど、被害者のほうは、気持ち悪いとうよりは度を越して吐き気がするほどだし、それに恐怖がプラスされれば、どれだけ精神的にダメージを受けるか、加害者にはわからないのでしょうか。
想像力が足りないんだと思います。今の人たちには、相手がどう思うかという想像力が欠けていて、自分のことしか考えない。なにか、いまの政治家の話をしているみたいですね。
想像力は自分の内側へ向ってだけではなく、自分の外側へも向けて、バランスを保つことが大事なんです。人間の能力で私は一番大切なものだと信じています。想像力、これは、きっとモラルをレベルアップすることにも繋がるはずです。
あーあ、今日は、本当に残念でした。土の上に重なった落ち葉を踏みしめるあの感覚、大好きなんですよ・・。そういえば、ベートーヴェンも散歩が好きだったんですよね。こんな天気のいい日は、外に出て、歩きましょう。でも、挙動不審にならないよう、怪しまれないよう、注意を払って。
このパンは、香りが命です。島津先生の師範科でも、最後の課題。懐かしいなー。毎日毎日、パンを焼いては先生のところに行き、合否を聞く。私はいつも人より遅れた課題を持っていっていました。3月末日が師範科最後の日。この日に最後の課題のOKが出ないと、卒業できません。厳しいクラスでした。私はその最後尾を走っていて、「○○さんがいつもいるから、私もがんばれた」と、同期のクラスメートに言われました。その、最大の難しいパン、本当に久し振りに作りました。すっかり忘れて、一次発酵のパンチを早めに入れてしまいましたが、あとは、予定通りにすすみ、何とか形になり、焼けたあとも「パンの歌」を聴くことが出来ました(パチパチという、パンの水分が抜けていく音が、まるで歌っているみたいで、それを聞くときが一番幸せな瞬間です)。
師範科当時も、切れ目(クープ)がうまくいかず、先生は、クープ自体は何百回とやっていくうちにうまくなると言ってくれたのですが、まだまだ不満。でも、このパンの美味しさは、香りです(粉はリスドオルを使っています)。この香りをお届けできないのが、残念。日本のパンのメーカーでも、このフランスパンの生地が、本来の物じゃないパン、けっこうありますよ。つまり、気泡の多くない、まるで食パンの生地のフランスパン。あれは偽物です。
このパンの作り方は、こねのあと、2~3時間の一次発酵、30~40分のベンチタイム、そして仕上げ発酵は1時間くらい、バゲットは焼成が30分くらい。そのとき、スチームを使います。私は、天板に御影石の小石(父の高尾の家の庭から拝借しました)をしきつめ、焼成前に20分ほど高温で焼いて、パンを入れたときに水をたらしてスチームをきかせます。つまり、本当に長時間かかるパンなんです。そもそも、美味しいパンとは、時間をかけてじっくり作るからおいしいのです。家庭用のオーブンだから、本来の規定のバゲットの大きさのパンは焼けません。フランスでは、きっちりと規格があるのです。
ステーキと一緒に食べた私のバゲット、おいしかったですよーー。ステーキは、夫がサーロイン、私は大好きなフィレだったので、ますますおいしく感じました。赤ワインはトーレス、二人で空けちゃいました。
昨日のオケの練習では、所属の弦楽合奏団の先生や、午後、指導してくれたファゴットのYさんも、私にはわからない用語を使っていました。なんとなくニュアンスではわかったような気がするのですが、オケ初心者の私は、学生と同じレベルです。
アインザッツは、出だしがきちっと揃うことですが、語源ははっきりとはわかりませんが、ドイツ語のよう。そして、クロマティックというのは一体なんだ??と、先生が言ったことに理解できずに、「??」が頭のなかに動き回っています。クロマティーとかいう、外国人野球選手がいたような。でも、音楽用語だし・・・。と、今日、まず英語辞書で調べたけれど、スペルがわからず、断念。「C」が頭というのはわかるけれど・・・。それで、ネットで検索したら、ありましたよ。半音階的なんだって。日本語で言ってくれよーと思いました。そういえば、夫も先日、「リスペクトされないなんたらかんたら」とか言っていましたが、すかさず、「それ、どういう意味?なんで英語使うのよ」と反撃しました。それに、意味よくわからなかったし。父が英語教師だったのに、私は全く英語がダメです。もっと勉強すればよかった。
音楽用語、特に現場でよく使われる用語について説明してあるサイトを見つけました。重宝します。
楽譜の書き込み例は、こちらに詳しく載っています。「指揮者を見ろ!」という印に、メガネの形を書くのですが、私は目玉を書いています。
さて、これから少し練習します。でも、しっかり練習して邪魔になってもいけないとも先輩に言われてしまいました(とほほ)。
練習の時は、彼女は私たちと向かい合って歌ってくれますが、当然、本番では客席に向っているから、指揮者の先生を頼るしかないわけです。その指揮者のK先生は、ソリストの彼女を中学生の頃から知っていたのでした。
歌曲は、私たちの演奏会では、彼女はヘンデルの曲ばかりを歌ってくれます。リナルドの有名なアリア「私を泣かせてください」、セルセ(クセルクセス)より「オンブラマイフ」、そしてメサイヤの中から「ああ麗しきかな、その足音」、「リジョイス」。なかでも、リジョイスの伴奏はとっても難しいです。本来なら、ヴァイオリンと通奏低音だけなのに、誰もが参加できる、パートの多い伴奏の版を先生が見つけてくれて、特にヴィオラはひいひいいってしまいます。そう、彼女の美しい歌声に聞ほれて、私は次に入れなくなってしまいました。リナルドのアリアは、そりゃもう、すばらしくて、私も演奏しながら涙目になってしまいました。練習でも、本当の感情込めて、感極まって泣いてしまうのですね。すごいなーー。今月、本番までにも、彼女は練習にまた来てくださるのです、本当に申し訳ない・・・。小柄でとってもかわいくて、歌も素晴らしく、最高です。本番が楽しみ、というようになるまで、もっと練習しないと。
彼女のプロフィールはこちらです。ロンドンの情報も、面白いですよ。12年もその地に暮らしている、外国暮らしのベテランですね。これを機に、日本でももっともっと活動してほしいです。声楽のソリストとあわせるのは、初めての経験で、とても緊張しました。彼女の気さくな人柄に、とっても助けられました。
今日の練習で、ヴィオラは全部で何人かと学生に聞いてみたら、なんと4人とのこと。合奏団仲間でK先生の指揮する別のアマオケにも所属しているベテランのYさんとそのアマオケのY氏、元合奏団仲間のIさんと私だけ。女子大オケだから、1列目は若い女性が座るらしい。でも、Iさんは仕事で練習にこられないため、後ろがいいとか。男性は後ろとなると、私とベテランYさんか・・・・。私は専業主婦だから何とか毎回練習に出て行けますが、腕はかなり不確か。トップはぜひとも彼女にやってもらわなくては。決めるのは学生だというのですが、私はとっても自信がなくて。譜めくりに情熱を燃やしているので、ぜひトップの隣でお世話をと、「一緒に若作りしましょう!」とお願いした次第です。意外と、他の曲(ハイドンのロンドンシンフォニー)も、難しい。もう、本番まで3週間しかありません。どうなることやら。
というのも、血液検査や尿検査には、朝食は抜いたほうが結果がきちんと出るので、日ごろ、朝食をがばがば食べる私としては、苦行でしたが、我慢しました。
身長体重、血圧、血液検査、尿検査、心電図、胸部レントゲンというのがその内容です。40歳以下も、勤務先の健康診断がない場合は、これらを3千円で受診できるそうです。八王子市はなんともありがたい・・・。
OLしていた頃は、毎年、健康診断があり、その結果をきちんと保管していましたが、退職して専業主婦になると、そういう健康面での定期的なサポートは、自分で積極的に参加しないといけなくなります。で、去年、私は初めてエコーというのを体験しました。バリウムや胃カメラは、まだ未経験です。夫は、会社の健康診断ではいつも、バリウムを拒否しています。なんでも、バリウム飲んで死にそうになった人がいるとか・・。健康になりたくて死ぬ思いというのもなんとも。その夫は、胃カメラを飲んで大騒ぎし、周りの病院スタッフからたしなめられたというのです。余りに騒ぐので、外の人が迷惑するとか。でも、口からでもお尻からでも、異物を入れられたら、たまったものではありません。
多摩市に住んでいた頃、市の無料検診で子宮ガン検診を受けました。町の医院でしたが、対応がそっけなく、ちょっと相談すると、「それでは保険証持ってきて診察受けろ」とか、冷たい対応に、二度とこの医者には来るまいと誓ったものでした。そして、その子宮ガン検診も八王子の町の医院で受けたときは、とても親切で、他の検査もここで受けようかしらと思いました。その院長先生がとてもよかったのです。でも、スタッフの女性が不親切もいいところで、総合検診を受けようと電話しても、ひどい対応ですっかり嫌になり、別の普段通っている病院にしました。
そこの病院も、夫が蜂窩織炎になったときはとても親切に治療してくれたのですが、彼がおそらく歯肉炎で顔を半分、異常に腫れ上がらせたとき、私は歯医者に行けといったのに、その病院に行き、さんざん待たされた挙句に、「首から上は管轄外」というようなことを言われて、腹を立てて戻ってきました。だったら、はやくそういってくれればという気がしますが、直接対応する人の個人的な気遣いによって、大きく変わるものなんですね。相手のことを親身に考える、それはとても大切なこと。そういえば、ひどい職場と化した夫の勤務先も、親身のなんとかをキャッチフレーズにしているけれど、うそばっかですね。社員を大切にしない限り、そこに来る受験生に、社員は親身で対応できなくなりますよ。