本日のエッセイは、昨日公開エッセイの続編となるが。
先程、ネットにて見つけた情報を以下に引用しよう。
「森友学園」問題の闇はあまりに深い。 文書改ざんを強要され自殺した財務省職員の生々しい手記が明るみに出た。 妻が起こした訴訟で改ざんの実態や国有地売却の真相に迫らねばならない。
「元はすべて佐川(宣寿(のぶひさ))理財局長の指示です。 パワハラで有名な佐川氏の指示には誰も背けないのです」-そんな言葉がつづられた手記や遺書を近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻が公表した。
2017年2月に国会で国有地売却の疑惑を追及された安倍晋三首相が「私や妻が関係していれば首相も議員も辞める」と答弁した。 赤木さんが公文書の改ざんを始めるのは、ちょうどその後だ。
手記には「学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するように指示があった」とある。 国会で佐川氏が「(議員らからの)不当な働き掛けは一切なかった」と答弁した2日後だった。
「こんな事をする必要はない」と上司に涙ながらに訴え「相当抵抗した」ものの、上席国有財産管理官だった赤木さんは決裁文書から安倍昭恵首相夫人や政治家らの関与を示す部分を削除する作業を強制された。
国会が会計検査院に検査を要請した際には「検査院に資料を示さないよう本省から指示があった」とも。 上司からは「元の調書が書き過ぎているんだよ」とも言われたと記されている。
「森友事案はうそにうそを塗り重ねるという、あり得ない対応を本省が引き起こしたのです」とも。 「最後はしっぽ切り」との言葉は何とも痛々しい。
うつ病を発症し、18年3月に赤木さんは自殺。 同省は決裁文書の改ざんを認め、20人を処分したものの、検察は佐川氏ら38人全員を不起訴とし、闇が残ってしまった。 それゆえ妻は「本当のことを知りたい」と佐川氏と国に約1億1千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴した。
究明不足だったのは明らかだ それでも財務省は「新事実はなく、再調査しない」と国会答弁した。 「決着済み」などという不誠実な態度を許してはなるまい。 検証チームをつくった野党は徹底的に真相に迫ってほしい。
もともと8億円の値引きという、ありえない国有地の取引が発端だった。 新設の小学校の名誉校長は安倍首相夫人。 もう一度、会計検査院などが不自然な経緯を洗い直すのも当然である。 調査再スタートの契機とすべきだ。
(以上、ネット情報より某新聞 社説を引用したもの。)
ここからは一旦、原左都子の“戯言雑談”だが。
ノンキャリと言われている自殺に追い込まれた財務省職員氏に、文書改ざんの指示をしたキャリアの佐川氏だが。
その後国税庁長官に昇格した後、2018年3月に森友学園問題における処分として、麻生太郎財務大臣により懲戒処分(減給20%3ヶ月)を受け、同日、依願退官することとなった。 2018年6月4日に停職3ヶ月懲戒処分相当。
現在は、出身地いわき市の「いわき応援大使」を務めているらしい。 (以上、ウィキペディア情報参照。)
この佐川氏、東大法学部卒業との噂もあるが、先程ウィキペディア情報を見るとどうやら東大法学部ではなく経済学部出身のようだ。
一応イケメンで髪の毛もふさふさしているが、何だか身長の低さが際立っているイメージがある…。
目つきの鋭さも特徴的だが、2018年3月頃の国会答弁後はその目つきに“怯え”の表情が加わり、何だか端で見ていて痛々しい程だった。😱
話題が大幅に逸れるが。 如何なる業種にも階級差はつきものだ。
例えば私が経験した医学界なども、医師をトップとした医療業種間での“ピラミッド構造”が燦然と存在していた。 私が過去に就職先として臨床医療現場を避け民間企業を選択した理由の一つとして、そんな“アプリオリ”かつ“窮屈な”ピラミッド構造現場を避けたかったとの思いも大きかったかもしれない。
そんな世の中にして、特に国家職員間の「キャリア」「ノンキャリア」の階級差とは、一生に於いて下克上不能な絶対的な階級差が立ちはだかっているらしい。
佐川氏は、その環境下にて勝利者の道を突き進んだのだろう。 その佐川氏とて、結果としては財務局長時代後(ほんの一時、国税庁長官を経験した以降)はもちろん安倍政権下の被害者ではあろう。 佐川氏はその国税庁内にて如何なる思いで長官を務めていたのか、他人事ながら実に気に掛かる……
今現在は、「いわき応援大使」の身分のようだが、おそらく極秘に背後の安倍政権のバックアップを受けつつ、目立たずとも不自由のない環境下にあると推測する。
それに比して、その佐川氏より文書改ざんを強要された挙げ句、自殺に追い込まれたノンキャリの赤木氏。
話題が大幅に横道に逸れ、恐縮だが。
今回の森友文書改ざん問題については、既に野党も国会論議の焦点に位置づけている。
安倍政権側は、「再調査は考えていない」の一点張りだが。😨
この原左都子も、無力ながらも当該問題の再検証に陰ながら加担したいものだ!