(冒頭写真は、原左都子小5時の学芸会にて撮影したもの。 右端の白いスカートが私。 幼稚園時よりこの頃までずっとクラス女子内で一番高身長だった。)
バックナンバーにても幾度が記述しているが、私は産まれながらに身長が高い。
身長の伸び方も人それぞれだ。
例えば私のように一生に渡ってほぼずっと高い人間もいれば。 第二次成長期以降頃にぐ~~~~~~~ん!! と伸びた人もいるだろう。
後者に関しては羨望の存在だったものだ。
中学校2年生頃から急激に伸びた女子にはどうしても叶わなかった。 当時“奥手”と呼ばれている彼女達にどれだけ追越されたことか。
我が身長は最盛期より少し縮んで現在165㎝程だが、“奥手”の彼女達は当時優に170㎝を超えたことだろう。
この身長だが、それを決定づけるのは遺伝子が8割だと言われている。 要するに、身長は遺伝するものと考えてよいだろう。
実に面白いことに、我が父系の従姉妹女子4名(我が姉も含めて)が165㎝と同身長だ。 付け加えると、美人で名高いのも我が父系従姉妹女子の特徴でもある。
(参考のため、父系従姉妹女子の中で一番美人度が低いのはこの私だと自覚している…😭 私以外は若かりし頃にミスコン優勝したり、長身美女を活かした職業に就いていた時代がある。 まあただ、一番頭がいいのはやっぱりこの私かな??? 一人で言ってよう、っと。😝 )
ところが、我が父は決して身長が高くなかった。 父の話によれば、父系の曾祖父が明治生まれ世代にして身長が180㎝を超えていたらしい。 その遺伝かもしれない、との父生前の談話だ。
さて、朝日新聞2020.03.21付別刷「be」 “サザエさんを探して”の今回のテーマが「日本人の身長 伸びが止まってはや40年」 だった。
そんなに早い時期に我が国の平均身長の伸びが止まったのか?? と少し意外な気もするが。
40年前と言えば、私が20代半ばの頃だ。
確かに40年前までの我が国に於いて、“もはや戦後ではない”と言われた昭和30年生まれの我が年代も含め、それ以降の子ども達の身長が破竹の勢いで伸びていた記憶がある。
私が新卒で東京本社の医学関連企業に新卒就職した際の記憶によれば。
就職直後期に、労働組合系団体か何処かの大規模組織主催の新卒歓迎行事(おそらく“東京体育館”か何処かで催された)に招待されたことがある。
その大会場内で、小学生団体が出場しブラスバンド演奏やそれに合わせたバトントワラー女子達の演技を観賞させていただいた。
その時の小学生女子達の体型の素晴らしさを見て、私は唸った記憶があるのだ。
我が時代にも、確かに子ども達の体型が急成長しているとの情報はあった。
ただ、あれ程皆が揃ってバツグンの体型を目指せるべく時代には程遠かった記憶がある。
何故、あの時代背景下に於いて、我が国の子ども達の高身長化がもたらされたのか?
朝日新聞記事の分析によれば、日本の食料事情が劇的に改善した時期と重なるとのことだ。 その原点となるのが、小児期、中でも成長速度が速い2歳ぐらいまでの栄養状態など環境要因が大きい。 と専門家は語っているようだが。
そうだとして、その環境要因はその後更に進化しているかに思えるにもかかわらず、何故我が国に於ける平均身長の伸びが止まってしまっているのだろう?
サザエさん筆者の朝日新聞女性記者氏の分析によれば。
その背景に、現在の女性の「やせ願望」があるとみているようだが…
最後に、原左都子の私見に入ろう。
そうではない気もする。
身長の伸びが40年間止まっているのは、やはり“黄色人種”が元々持って生まれているDNA素質によるものではなかろうか??
我が分析によれば、放っておいたらぶくぶくと肥満体質へ移行し不健全なメタボ人生を歩むよりは。 ジムへ通いストレッチをして、ランニングに励む方がよほど健全であることには間違いなかろう。 (もちろん、極度に誤りのある「やせ願望」は補正するべきだが。)
DNAとは“揺るぎない存在”であろうと私は捉えている。
そんなバックグラウンドがあるにもかかわらず、我々日本人が40年前の時代に、劇的に身長を伸ばした快挙こそを喜ぶべきではなかろうか。
この私など、諸外国を旅する都度…
特に欧米を訪れた際に私よりも身長が低い女性達に遭遇すると、心密かに“優越感”を感じてしまうのだが… 😷