(冒頭写真は、我が家の書棚に保存してある私が作成した“資料”の一部。 上段は、2度目の大学・大学院時代の講義ノート類、 中段・下段は医学業務に従事していた時代の学会関係やその他の資料類。)
更に、書棚内の私が保存してある資料類を、以下に列挙しよう。
高校教師時代の授業準備資料・ノート類、 教科書の一部。 (生徒定期試験」を何故こんな所に保存してあるかと言うと、これらは非常勤講師の身分で勤めた高校のものだが、年度内に学校へ行けず生徒に返却不能のまま退職した時のもの。 生徒からの要望があればいつでも返却しようと、未だに保存してある。)
学校や役所・新聞等に意見書提出活動をしていた頃のその控え。 (今読み直しても実に面白い!) 旅行関係資料等々。 娘の大学関連の資料も何故かこんな所に収納しているなあ。 単にこの段に入ったから入れたのだろう。
不動産取引関係の書類(過去に何度も不動産売買をした際の売買契約書等々。 これは一番最初に処分出来そうだ。) 税理申告書類(税務署からの5年間保存せよ、との指示に従いそうしている。 早く捨てたい。) 下段左にある「カリフォルニアの青い空」は我が19歳時のUCバークレー留学写真・資料集。 これは是非ともまだまだ保存したい!)
(娘が一時“美大受験”を目指していた際に収拾した美術関係書類等々。 サリバンとして娘を美大合格へ導くべく、専門外のその分野を少しでも打破せんと努力したものだ。
上段は、領収証類。 我が現役時代と亭主現役時代の「給与明細書」も保存してある。 たまに亭主にこれを見せて「あなたも現役時代はよく稼いでいたね!」と激励すると、まんざらでもなさそうだ…
本日、このテーマでエッセイを綴るきっかけを得たのは、朝日新聞2020.03.28“悩みのるつぼ”の相談を見たことによる。
その相談は「亡父の日記を読んでいいか?」だった。
その回は、政治学者・姜尚中氏が回答を担当されている。 その回答の題目のみ記すと、 「故人にもプライバシーがあるはず」。
私見に入ろう。
まさに、姜尚中氏がおっしゃる通りであろう。
ところが、上記の“悩みのるつぼ”相談の場合は実に“悩ましい”事に、亡父が大事な日記をそのまま残してしまっている事実だ。
これ、「自分で生前に処分しとけよ!」 と言いたくもなるよねえ、皆さん。
あなたの娘さんが実によく出来た人物であられるがために、こんなことを新聞投稿してまで悩んでおられる。 困った父親だ…
私はこの新聞相談を読んで、60代半ばにして我が身を律する事が出来た気がする。
何分上記写真のごとく、書棚に沢山の資料類を保存している。
(今パソコンを打っている我が書斎の横にも、実は上記写真内で紹介しなかった、我がプライベート情報に関する書類を保存してあるのが事実だ… )
それ程までに、この私も“資料作成好きな”人種であろう。
だたまあ、今後の資料作成に関してはパソコン作業中心に移ろいゆくため、パソコンをぶち壊して死に至れば簡単に抹消作業が済みそうでもある。
故に、書棚内の資料が今後膨大化することは避けらそうにも思うが…
後世(私の場合、娘に限られそうだが)に我が死後に及んで迷惑を及ぼさないためには、少しでも早くから「終活」を成すべきと。
国内コロナウィルス騒動が更に激甚化し、70歳著名コメディアン氏が死に至った現実を直視せざるを得ない今、まさに我が事として思いついた。 😱