(冒頭写真は、2016.01 イタリア・ピサ ピサの斜塔にて。)
我々母娘のイタリア個人旅行の舞台は、ピサへと移動します。
ピサへはフィレンチェから電車か車で1,2時間で行けるとの情報を日本出発前に得ていた。 是非共、あの斜塔は見学しておきたい。
我々の個人旅行の航空券チケットとホテル予約をお願いした国内旅行会社に相談すると、ピサまでのオプショナルを予約して下さった。
電車旅、あるいは車・ガイド付き小規模ツアーが用意できるとのことで、後者を選択した。
フィレンチェへ到着後すぐさまホテルへチェックインした後、急ぎ足でフィレンチェ駅近くのその待ち合わせ場所を訪れるのだが…
何分先程フィレンチェへ到着したばかりの身にして、右も左も分からない。 地図によるとこの辺りなのに、あっちで聞き、こっちで聞いて、それでも分からない。
「これ、困ったね。 もしも待ち合わせ場所に間に合わない場合、もうピサは諦めよう…」云々と娘に指導していると。
「はらさ~~~ん!」なる女性の声が聞こえてくる。 日本語を聞くのは4日ぶりのことで、何だか急に郷愁に駆られた。😪
それを発していたのは、現地にお住まいの日本女性美人ツアーガイドさんだった。 その説明によれば、今回のオプショナル参加者は我々2名と、米国在住日系のデルタ航空キャビンアテンダント氏(参考だが、ミラノまでのフライトで現地に来たらしいが、空き時間に是非ピサへ行きたいとのことで今回このオプショナルに参加したらしい。 日本語はカタコト。)
実はもう1名が実に厄介だった。 70代後半の日本女性だが、ご亭主が病気にて他界後一人旅を“楽しんでいる”と言うのだが… コイツに年齢が一番近かった私が懐かれ旅道中ずっと私相手に亭主が無くなって寂しい…等々の“くだらな話”をピサにて喋くり倒されてしまい、我がオプショナルが台無しだった… ただ、救いはせめて娘と二人の充実した時間を楽しみたとの意思で、あえて斜塔内の見学を取りやめ、大聖堂その他の見学に切り替えそいつから逃れ静寂を取り戻したものだ。
こんな場で日本高齢女性に意見申し上げたいが、海外一人旅が苦手ならば、必ずや当初からご友人等と団体旅行にでも参加して楽しんで欲しいものであるし。 現地で一期一会で出会った日本人に無遠慮に身勝手に懐くのは是非共勘弁して欲しい!! 実際問題、こちらのスケジュールをボロボロにされてしまうほどの損失だ!😵
さて気持ちを入れ替えて、ピサの写真を公開しよう。
大聖堂等。 上記迷惑日本人高齢女性を避ける目的で。 我々親子は敢えてこれらの大聖堂、礼拝堂内部を見学した。 それはそれで充実していて見応えがあった。
上左はピサの斜塔に程近い鉄道駅周辺。 普通の街として機能していたようだ。 後の3枚はピサの斜塔にて。
左は、ピサ寺院内のお土産店。 お土産店見物を愛好する私だが、何とも楽しいショッピングが楽しめた。
写真左側からピサ寺院の「礼拝堂」「大聖堂」、そして「斜塔」を撮影したもの。
これは、上記お土産店にて購入した“ピサの斜塔”のミニチュアモデル。
かなり精巧に制作されているのではなかろうか???
話題を、ピサ観光を終えて夜辿り着いたフィレンチェに戻そう。
とにかくお腹が空いた! ローマでイタリアンを食べ尽くした身にして、ホテル近くに「中華料理店」を発見!!
「これだよ、これ!」と娘を引き連れて店を訪れたところ。
まさに中国人が経営する本格的な中華料理店だった。
いつも日本にて注文するメニューだが、これが美味! かなり量が多かったものの、私はハイネケン瓶を3瓶お代りしつつ完食した。
そして翌日になり。
フィレンチェ滞在ホテルは建物こそ古かったものの、スタッフの対応がバツグンだった。 左はホテルのバルコニー。 右はロビーにて。
ホテルの朝食会場にて。 従業員の皆さんが実に親切に対応して下さった。
こちらは、“アメリカンスタイル”の朝食。 卵炒めやハム・チーズ類そして野菜も豊富で、2日間十分な朝食を頂いた。
今回のピサ旅行記は、冒頭から見知らぬ日本人高齢女性による“迷惑行為”の記述が長引いてしまったが。
今一度訴えたいが、もしもご自身の“甘え感覚”が海外旅道中も優先してしまうのならば。
どうか日本から信頼出来るご友人等々を同伴されて…
決してスケジュールのすべてを現地にて知り合った見知らぬ一期一会の同邦人に無条件に甘えるような事無きよう、切にお願い申し上げたいものだ。😷
私としてはこの時むしろ、米国在住日系デルタ航空キャビンアテンダント氏と話題を共有したかった。 そこで私側からデルタ利用乗り換え便でブエノスアイレスまで35時間所用して行った話を英語で持ち出したのだが…
すぐさま二人の会話を遮って、当該日本人高齢女性の“自己中迷惑話"が再開してしまう始末…
私自身もあの時の苦痛から。
コロナ禍が収束した未来の時点に於いて。
絶対的に他者に迷惑を及ぼさない旅行を実行したい思いが、強靱だ!