(写真は、ピサ教会3つの建物を撮影したもの。 参考だが、これらの建物は3つ共傾いているらしい。 斜塔は手前に、他の2つは向こう側に少し傾いているとのガイド氏の説明である。)
当初、我々のイタリア旅程に於いてピサ訪問は予定していなかった。
出発直前期になりイタリアの地図を眺めていて、ピサがフィレンチェから近い事を発見した。
直線距離で約60km、これ、車なら1時間少しで行ける距離だ!
イタリアでの車の運転は無理として、おそらくオプショナルツアーがあるはずと目論みネット検索してみると、まさに各社のピサツアーが複数存在した。
その中で、一番安価かつ日本語が出来るガイドも付くオプショナルツアーを予約した。
特急列車にてフィレンチェのサンタ・マリア・ノベッラ駅到着後、とりあえず荷物を宿泊ホテルへ預けたく考え、徒歩にてスーツケースを引きずり地図を見つつホテルを目指すのだが、これまた迷いに迷ってどうしても到着出来ない。
スーツケースは重いし途方に暮れそうになった時、タクシー乗り場を発見した。 こそに運転手達がたむろしていたため、その方々に道を尋ねた。 こういう場合、無理やりタクシーに乗せられ高額の料金をぶんだくられるのも重々想定内で、それも覚悟の上だ。
ところがどっこい、何とも皆さんご親切な事!
ホテル名を継げると皆さんご存知で、懇切丁寧に道を教えてくれるのだ。 またもや、「教えてやったから、チップ出せ!」と迫られるかと思いきや、最後の最後まで親切な方々だ。 我々が歩く後ろ姿をずっと見守ってくれていた。
そしてフィレンチェのホテルに到着した。
チェックインは午後2時、それより1時間半ほど早い到着なのだが、「今すぐに部屋をセッティングするから、10分だけロビーに座って待って下さい」とこれまた親切だ。
そして部屋へ荷物を置き、昼食も採らねばならない我々は取り急ぎホテルを出発して駅の方角へ戻る。
オプショナルツアーの集合時間が1時45分。
それまでに昼食を採り、集合場所であるアドーア広場を探さねばならない。 悠長にしている暇はなく、駅の近くのマクドナルドにてせわしなく簡易昼食を採ることと相成る。 (マクドナルドに関しては、ローマの地下鉄偏にて既に紹介済みだが。)
そしてアドーア広場を探すために道を尋ねるのだが、何人に尋ねてもどうしてもその広場に辿り着けない。 悪夢をみている感覚で焦り始め、もう参加を諦めようかと思いつつ駅の近くで最後に道を尋ねたら、「ここがアドーア広場ですよ」との事だ。 その時の時刻がちょうど1時45分!
何だか狐につままれた思いでいると、後方から「原さ~~~ん」と私の名前を呼ぶ女性が現れる。
この人物こそが、今回のピサツアーのガイド氏だったのだが、何日かぶりに日本語で名前を呼ばれた感覚が何だか不思議だ。
今回のツアー参加者は我々母娘と、同じく日本からの高齢女性1名、日系米国女性1名の計4名だ。 それに加え女性ガイド氏と男性運転手氏。 特にガイド氏が明るくフレンドリーな方で、何だか6人で家族旅行に出かけるようなウキウキ気分になる。
ここで、ウィキペディア情報より「ピサの斜塔」について少し紹介しておこう。
イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。 高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。 一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断されている。 5.5度傾いていたが、1990年から2001年の間に行われた工事によって、現在は約3.99度に是正されている。 かつてのガリレオの実験に対して行われた異端審問の弾圧に関連してローマ法王が侘びの公式声明を塔の頂上にて行った事も有名。
上記のごとく、ピサの斜塔とは教会の中の一つの建物(鐘楼)であり、他にも大聖堂など3つの建物で教会が成り立っている。
ピサの斜塔内を登るチケットも販売しているのだが、何と18ユーロ(日本円で約2400円)と高額だ! しかもガイドさんに尋ねたところ、内部には観賞するべきものはなく、ただ階段を上ることにより“斜め感”を実体験できるところに意義がある、との事だ。
それならば、と我々は斜塔を上るのは取り止め、大聖堂とその他一つの建物の内部を観賞する事とした。 (この場合は、2つ入場で5ユーロと安価だ。)
ピサ教会内外写真につきましては、左欄「フォトチャンネル」にてお楽しみ下さいますように。
当初、我々のイタリア旅程に於いてピサ訪問は予定していなかった。
出発直前期になりイタリアの地図を眺めていて、ピサがフィレンチェから近い事を発見した。
直線距離で約60km、これ、車なら1時間少しで行ける距離だ!
イタリアでの車の運転は無理として、おそらくオプショナルツアーがあるはずと目論みネット検索してみると、まさに各社のピサツアーが複数存在した。
その中で、一番安価かつ日本語が出来るガイドも付くオプショナルツアーを予約した。
特急列車にてフィレンチェのサンタ・マリア・ノベッラ駅到着後、とりあえず荷物を宿泊ホテルへ預けたく考え、徒歩にてスーツケースを引きずり地図を見つつホテルを目指すのだが、これまた迷いに迷ってどうしても到着出来ない。
スーツケースは重いし途方に暮れそうになった時、タクシー乗り場を発見した。 こそに運転手達がたむろしていたため、その方々に道を尋ねた。 こういう場合、無理やりタクシーに乗せられ高額の料金をぶんだくられるのも重々想定内で、それも覚悟の上だ。
ところがどっこい、何とも皆さんご親切な事!
ホテル名を継げると皆さんご存知で、懇切丁寧に道を教えてくれるのだ。 またもや、「教えてやったから、チップ出せ!」と迫られるかと思いきや、最後の最後まで親切な方々だ。 我々が歩く後ろ姿をずっと見守ってくれていた。
そしてフィレンチェのホテルに到着した。
チェックインは午後2時、それより1時間半ほど早い到着なのだが、「今すぐに部屋をセッティングするから、10分だけロビーに座って待って下さい」とこれまた親切だ。
そして部屋へ荷物を置き、昼食も採らねばならない我々は取り急ぎホテルを出発して駅の方角へ戻る。
オプショナルツアーの集合時間が1時45分。
それまでに昼食を採り、集合場所であるアドーア広場を探さねばならない。 悠長にしている暇はなく、駅の近くのマクドナルドにてせわしなく簡易昼食を採ることと相成る。 (マクドナルドに関しては、ローマの地下鉄偏にて既に紹介済みだが。)
そしてアドーア広場を探すために道を尋ねるのだが、何人に尋ねてもどうしてもその広場に辿り着けない。 悪夢をみている感覚で焦り始め、もう参加を諦めようかと思いつつ駅の近くで最後に道を尋ねたら、「ここがアドーア広場ですよ」との事だ。 その時の時刻がちょうど1時45分!
何だか狐につままれた思いでいると、後方から「原さ~~~ん」と私の名前を呼ぶ女性が現れる。
この人物こそが、今回のピサツアーのガイド氏だったのだが、何日かぶりに日本語で名前を呼ばれた感覚が何だか不思議だ。
今回のツアー参加者は我々母娘と、同じく日本からの高齢女性1名、日系米国女性1名の計4名だ。 それに加え女性ガイド氏と男性運転手氏。 特にガイド氏が明るくフレンドリーな方で、何だか6人で家族旅行に出かけるようなウキウキ気分になる。
ここで、ウィキペディア情報より「ピサの斜塔」について少し紹介しておこう。
イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。 高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。 一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断されている。 5.5度傾いていたが、1990年から2001年の間に行われた工事によって、現在は約3.99度に是正されている。 かつてのガリレオの実験に対して行われた異端審問の弾圧に関連してローマ法王が侘びの公式声明を塔の頂上にて行った事も有名。
上記のごとく、ピサの斜塔とは教会の中の一つの建物(鐘楼)であり、他にも大聖堂など3つの建物で教会が成り立っている。
ピサの斜塔内を登るチケットも販売しているのだが、何と18ユーロ(日本円で約2400円)と高額だ! しかもガイドさんに尋ねたところ、内部には観賞するべきものはなく、ただ階段を上ることにより“斜め感”を実体験できるところに意義がある、との事だ。
それならば、と我々は斜塔を上るのは取り止め、大聖堂とその他一つの建物の内部を観賞する事とした。 (この場合は、2つ入場で5ユーロと安価だ。)
ピサ教会内外写真につきましては、左欄「フォトチャンネル」にてお楽しみ下さいますように。