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ザックジャパン(82) 岡崎と酒井の価値が分からぬ監督 文科系

2013年06月03日 10時17分01秒 | スポーツ
 一昨日のドイツカップ決勝戦を観た。一方は、世界チャンピオンチーム・バイエルン。他方は岡と酒井がいるシュトゥットガルト。2人が出る後半の60分過ぎまではシュトゥットの0対3。ところが、まず岡が入ったとたんに、情勢が一変する。
 前から敵ボールを追いかけまくる岡に、バイエルンのボールが乱れ始める。続いて酒井が入った4分後に得点、1対3だ。左サイドライン中盤からの酒井のクロスは明らかにゴール右端へ走り込んだ岡を狙っていた。が、意外にボールが伸びて、岡の外にいたハルニクのヘッド得点になったのである。前にいた岡が敵を引きつけていたから、ハルニクはどフリーだったという、まー酒井と岡のアシスト得点というところ。次いで10分後80分ごろの2得点目は、これはもう岡のアシストと言って良い。味方右コーナーキックのこぼれ球を岡がやや遠目から倒れ込みながらの猛烈なシュート。これが左ゴールポストに跳ね返された所を、ハルニクがシュート。キーパーが跳ね返したのをもう一度ハルニクがシュートして、決めた。この後ほかにも、岡のシュートがラームの腕に当たったハンドなどもあり、PKになっていれば同点という場面でもあったが、審判が見逃してしまった。それにしても、バイエルンを相手の0対3から、岡と酒井が入った15分ほどで2対3! 監督は2人の総合的実力を見直すべきである。強豪チーム相手になるほど、彼らの地味な日本人的貢献力が大きくなるからである。
 ラッパディア監督は選手を観る目がないと思っていたが、今さらながら驚いた。酒井への評価は高いようだが完全レギュラーにはなってはいないし、岡に至ってはその守備力・敵ボール奪取力、総合的アシスト力を見ているのかと言いたい。バイエルンのような強いチームとやる時には特に、攻守両面で頑張る2人は不可欠のはずなのだ。なんせ、相手のエース、ロッベンとリベリーもいまはもう、目一杯守備をするのだから。こういう強豪相手には、岡と酒井の2人そろった左サイド・ボール奪取力は貴重なものだし。岡の飛び出しと酒井のクロスは強豪相手にも得点力を発揮できるはずなのである。何せ憲剛とか長谷部など日本のスルーパスの名手達がこう言っているのだ。岡がドイツであれだけ点が取れないというのは、岡(の動きだし)を他の選手たちが見ていないからだと。ラッパディア監督のそういう指導も悪いのだろう。ドイツが弱い攻撃的中盤として清武あたりを取ってトップ下にでも入れれば、守備にも良く、岡を中心に見違えるように得点力が増えるチームにもなるはずだ。残念である。
コメント (2)
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