● 小泉元首相の「脱原発・発言」
小泉元首相は8月中旬、ドイツとフィンランドを視察した。
同行した三菱重工などゼネコン幹部は、こう小泉にささやいた。
「考えを変えて我々の味方になってくれませんか」
小泉はこう答えた。
「態度未定の国会議員を説得するとした場合、原発は必要という線でまとめる自信はない。
ゼロという方向なら説得できるが、その自信がますます深まったよ」
※〈考えを変えて〉とは、経団連主催のシンポジュウムで、「原発はダメ」と言ったことを指す。
帰国した小泉に、山田孝男(毎日新聞)は聞いた。
「今すぐ、ゼロとは暴論という声が優勢ですが…」
「逆だよ、逆。戦はシンガリ(撤退)がいちばん難しい。
しかし総理が決断すりゃ出来る。後は知恵者が智恵を出す」
元首相より息子の進次郎氏の方が、今では影響力があるとも言われているが、
「実は進次郎氏が言えないことを、父親が代弁しているのではないか」といった声が党青年局にある。
この小泉発言で、原発再稼働慎重派は「安倍包囲網むを形作ることが出来るか?
● 私は総理とは仲良しですが、家内野党で、言いたいことは言います。
6月3日、「ふるさとテレビ」主催の講演会で、安倍首相夫人昭恵さんはこう語った。
「私は原発反対なので、非常に心が痛みます」
最近は、韓国ミュージカルを鑑賞したことに対して、「原発発言」の時と同様非難ごうごう。これに対しては、
「どんなに甘いと批判されようが、すべての国や人と仲良くしたいというのが、私の思いです」
こうした安倍昭恵さんには、『週刊新潮』の「怪しげな人物に肩入れ」といった
再三にわたる非難記事を始め、有象無象の罵声がかけられている、という。
が、これらは当然のこと、自明のこととしてあること、と昭恵さんはとらえて
あるところまでは乗り切れるだろう。乗り切ってほしい。
私が留意したいのは、こうした昭恵さんの行動は、
安倍総理の仕出かそうとしていることの「目くらまし」「毒消し」である、という見方をする人。
こういう人は、人々を目くらまそうといつも考えている人の発言、として、私はとらえる。
小泉元首相は8月中旬、ドイツとフィンランドを視察した。
同行した三菱重工などゼネコン幹部は、こう小泉にささやいた。
「考えを変えて我々の味方になってくれませんか」
小泉はこう答えた。
「態度未定の国会議員を説得するとした場合、原発は必要という線でまとめる自信はない。
ゼロという方向なら説得できるが、その自信がますます深まったよ」
※〈考えを変えて〉とは、経団連主催のシンポジュウムで、「原発はダメ」と言ったことを指す。
帰国した小泉に、山田孝男(毎日新聞)は聞いた。
「今すぐ、ゼロとは暴論という声が優勢ですが…」
「逆だよ、逆。戦はシンガリ(撤退)がいちばん難しい。
しかし総理が決断すりゃ出来る。後は知恵者が智恵を出す」
元首相より息子の進次郎氏の方が、今では影響力があるとも言われているが、
「実は進次郎氏が言えないことを、父親が代弁しているのではないか」といった声が党青年局にある。
この小泉発言で、原発再稼働慎重派は「安倍包囲網むを形作ることが出来るか?
● 私は総理とは仲良しですが、家内野党で、言いたいことは言います。
6月3日、「ふるさとテレビ」主催の講演会で、安倍首相夫人昭恵さんはこう語った。
「私は原発反対なので、非常に心が痛みます」
最近は、韓国ミュージカルを鑑賞したことに対して、「原発発言」の時と同様非難ごうごう。これに対しては、
「どんなに甘いと批判されようが、すべての国や人と仲良くしたいというのが、私の思いです」
こうした安倍昭恵さんには、『週刊新潮』の「怪しげな人物に肩入れ」といった
再三にわたる非難記事を始め、有象無象の罵声がかけられている、という。
が、これらは当然のこと、自明のこととしてあること、と昭恵さんはとらえて
あるところまでは乗り切れるだろう。乗り切ってほしい。
私が留意したいのは、こうした昭恵さんの行動は、
安倍総理の仕出かそうとしていることの「目くらまし」「毒消し」である、という見方をする人。
こういう人は、人々を目くらまそうといつも考えている人の発言、として、私はとらえる。