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ザックジャパン(110) 長谷部、早くもチームの柱に  文科系

2013年09月17日 09時10分59秒 | スポーツ
長谷部が、新チームで先発フル出場デビューを果たした。それもパス本数チーム最多という大変な立場だ。修業の場として、こんな良い環境はないだろう。以下は、ゴール・コムの二つの記事を一つにまとめてみた。既にこのチームの攻撃の柱に坐っていた清武の長谷部評も含んでいる。なお、いつの間にか清武は、ドイツ移籍日本人のなかで最高給の選手になっている。その彼が一目置く選手だからこそ、ボールも集まったのだろうか?

『日本代表MF長谷部誠は15日、ブンデスリーガ第5節のブラウンシュヴァイク戦に先発フル出場し、ニュルンベルクでのデビューを飾った。1ー1の引き分けで試合終了を迎え、同選手はもっと向上しなければならないと振り返っている。
ヴォルフスブルクからニュルンベルクへ移籍した長谷部は、望んでいた中盤でのプレーとなった。右ボランチで起用された同選手はフル出場している。
(中略)
代表戦から戻ってきて準備期間が少ない中での先発出場。チームにフィットするには、まだ時間がかかるだろう。長谷部は「難しかったですね。もう少し、攻守の両面で個人的にもチームの一員としても上がっていければいい」と話す。「中盤をもう少し落ち着かせる。自分も味方の特徴を分からないといけないし、逆に自分の特徴も分かってもらえるように」と、連係を高めていく意欲は十分だ。
中盤が間延びしてロングボールが多くなった試合展開については、「蹴って、競って、負けて、ボールを拾われて、という悪循環だった」。「もう少し自分のところにボールを集めて、攻撃で組み立てるというか」と、自ら攻撃を組み立てなければいけないと反省している。
ブンデスリーガで久々にボランチとしてフル出場した長谷部は「楽しい」としながらも、「ボールを持ったときはいいんですけど、守備の部分だったり、球際だったり、あそこのポジションだったら75%以上は勝たないといけない」と、ディフェンス面に課題があると感じたようだ。
(中略)
前半には、長谷部からのパスで裏に抜け出す場面があった。清武は「すごく良いチャンスだったんで、決めないといけないと思います。決めないと、最後にああいう感じでやられちゃう」と反省した。
長谷部との信頼関係は良い連係につながりそうだ。「ハセさんからパスが出てくるんで、そういった動きが必要だと思いました」と、前半は意識して裏を狙っていたと明かしている。最近の試合でそういった動きが多いことについては、「チャンスなんで、そういうプレーは心がけています」と述べた。
長谷部の加入については、「一番しゃべっていましたし、ボールもつなげるし、やりやすかった」と好印象。チーム内では「もうフィットしているんじゃないですかね」とのことで、すでに長谷部がチームの一員として溶け込んでいると感じているようだ。そして、「ハセさんが入ったので、俺はゴールを決めることに専念したい」と意気込んだ。(以下略) 』

 同じゲームを、17日付中日新聞はこう報道している。 
『同僚の清武が「ハセさんは大きい。一番しゃべっている」と話したように新加入らしからぬリーダーシップを発揮した。前半のボールタッチ数と前後半を通じたパス本数はいずれもチーム最多。豊富な経験を持つ29歳の日本代表主将に自然にボールが集まった』

 僕の感想と期待も少々。下位チームといえど、強くて、よく走って、闘うドイツである。このチームの真ん中の柱としてバイエルンともドルトムントとも闘うわけで、長谷部にとっては願ってもない修業の場が与えられた。それもボールが自然に集まる立場で「守備の部分だったり、球際だったり、あそこのポジションだったら75%以上は勝たないといけない」と決意している。代表の弱点の一つ、ボランチ守備にとっても、ボール奪取のための「球際」などこの上ない向上チャンスである。次は、今や「世界の」ドルトムント戦。大丈夫だ。長谷部は4期前のドイツキッカー誌ベスト11選出の選手、円熟の29歳。
コメント (8)
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