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韓国マスコミの沈没事故への「過剰な」反応は何を表しているのか?   らくせき

2014年04月25日 10時49分38秒 | Weblog
事故は痛ましい。あってはならないこと。

しかし、なぜ「三流国」とまで言わねばならないのか?
お隣で見ているとチョット不思議な感じ。

フクシマの事故も「三流国」かもしれないが、そういう言い方はしなかった。
(いまの政府の対応を見ていると確かに三流国ではあるが。)

ちょっと近代化ガスがたまりすぎているのかも・・・
ひとつの転換点かも。



コメント (8)
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ザックジャパン(154)アジアCL、山口蛍  文科系

2014年04月25日 04時26分48秒 | 文芸作品
 いよいよ日本のクラブもACLに本気で取り組み始めたと実感した。アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに向かって、3チームが予選リーグ戦を勝ちぬいたのである。広島、川崎、そしてセレッソ。特に、川崎の最後が、予選リーグ戦総ての相手からの3連勝と見事だった。広島も、最後の4戦は2勝2分けで乗り切った。いずれも一皮剥けたのではないかと思わせる。どう剥けたのかは明白だ。
 日本相手には反則覚悟で身体勝負に徹してカウンターと、強く当たってくる韓国、中国などアジア勢には、先手を取った速い球回しで対抗したからよかった。そのためにはボールを受ける第三の動きがとても大切だと観てきたけれど。これが特に上手い川崎や広島は、完全にアジア用のコツを掴んだのではないか。かと言って、球際の競り合いにもけっして後れを取ってはならないのである。何せ相手は日本相手のここぞの場面では、怪我をも覚悟の体当たり敢行というやり方。対しては、「文句一つ言わない涼しい顔」が最も良い。往年の中田英寿のやり方である。彼曰く、「抗議、苦情を言うのは、嫌がっている証拠。嫌がっているならもっとやってやれと、南米勢などはかえって厳しくなるだけ」と、そういうことなのである。こんなこと慣れてるよ!というか、そっちは大丈夫?というくらいがよいのだろう。たとえ、やせ我慢でも顔には出さない。ヒデこそそうであったと、彼の言葉も含めてそんな記憶がある。その伝で言えば、いまセレッソの山口蛍、日本人としてはユニークなセンタープレーヤーが現れたものだ。

 南ア大会以前からザックジャパンの顔と言っても良いダブルボランチ・コンビに、とうとう対抗馬が現れた。まるで満を持していたというように去年秋のヨーロッパ遠征で得たチャンスをしっかりと、かつ鮮やかに掴み取ってみせた23才の山口蛍は、遠藤とも長谷部とも違う、日本ボランチには全く珍しいタイプと観た。しかも、そういう自分の長所をしっかりと自覚している頭の良さは、急激に名選手に育っていく最大条件とも見える。そういう彼の、興味深い言葉を色々と拾い上げてみよう。
『まず運動量があるのが自分やし、ピッチを幅広くカバーできて、ボールも奪えて、インターセプトもするっていうのも自分やし。そういうのが、自分らしさやと思います。例えば、いつもなら行けてる距離でインターセプトできなかったときには、自分のなかで
あんまり調子がいいときじゃないのかなっていうバロメーターにもなっています』(ナンバー844号)
『(日本代表戦出場の感想として) ボールを奪い切る、というプレーはまだまだ足りないと思いますが、たとえボールを取れない場合でも、ボールにしっかり身体を寄せたり、寄せを早くしたり、そういう部分も含めてできたんじゃないかと思います』(サムライサッカーキング2月号)
 こういう言葉は、着眼点も、表現の仕方も含めて、従来の日本選手には珍しいもののように思う。日本選手が従来最も弱い部分「ボールを奪い切る」ことは、守備以上に攻撃のために重要なことなのだが、これに第一に着目、言及して、これほどこの事を重視してちゃんと表現した人にはあまりお目にかかったことがないからだ。だからこそ、(自分と異なる)遠藤、長谷部などをばよーく見て、その特長を上手く表現してもいる。
『ヤットさんとハセさんと、自分のプレーの特徴は全く違います。(中略)代表に呼ばれた時はいつも、ポジショニングだったり、パスを出す際にどこを見ているのかだったり、そういった細かい部分を日頃のトレーニングから見て、学ぶように心掛けています』
『(ヤットさんは、敵に寄せられて)「あ、取られるかも」と思うんですけど、平然と一瞬で逆を取ったりするケースがすごく多いんです。それをもう見ていて「すごいな!」という一言しか出てこない。いったいどういうタイミングで相手の動きを見極めているのか、見ていて分からないですからね(苦笑)』(以上二つ、サムライサッカーキング2月号)
 日本のセンタープレイヤーでは珍しく守備から入っていく人らしい。トップ下もやってきたし、事実できるのにそうなのだから、さらに珍しい人なのだ。そこが僕には好もしくて仕方ないのである。それも「ボールを奪い切る、というプレーはまだまだ足りないと思います」などと言われると、何と言うか、もう堪らない。こんな人物が中央にでんと居るわけだから、セレッソはACLも含めてまだまだ強くなる気がする。前後に向かっていろんな指示も厳しく出しているはずだし。

 さて、こんな人物がヤットのことを、こう語るのだ。
『いったいどういうタイミングで相手の動きを見極めているのか、見ていて分からないですからね(苦笑)』
 確かに、遠藤保仁って途方もない選手だと分かる一言だ。遠藤の頭の中には「さっきあそこにいた敵のアイツは、今はここに来ているはずだ」というような総合判断論理がびっしりと無数に、しかもきっちりと整理されて、詰まっているのだろう。彼が、「フィールド全体が見えている」というのは、実際に見ていることだけではなく、こういう論理、判断を含んでのことなのだと思う。
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