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中央日報より    らくせき

2015年07月26日 09時18分53秒 | Weblog
日本の三菱マテリアル(旧三菱鉱業)が第2次世界大戦当時に強制徴用された中国人労働者に謝罪し、補償金を支払うことにした。日本の大企業が中国人強制労働被害者に謝罪し、補償金を支払うことにしたのは今回が初めて。しかし韓国人被害者に対しては謝罪と補償を拒否しているため、批判が強まる見込みだ。

日本の共同通信と中国の新華社通信は24日、三菱マテリアルが自社の強制労働に動員された中国人3765人に対して謝罪し、基金形式で被害者1人あたり10万元(約200万円)の補償金を支払うと報じた。三菱側と中国側の交渉チームは近く北京で会い、合意文に署名する予定だ。

昨年3月、中国人強制労働者のうち生存者約40人は三菱マテリアルと日本コークス工業(旧三井鉱山)を相手に、1人あたり100万元の賠償金とともに日中両国の主要日刊紙に謝罪声明を掲載することを求める内容の訴訟を北京第一中級裁判所に起こした。実際の賠償額は要求額の10%にすぎないが、今回、日本側が誠意を見せたことで訴訟が取り下げられる可能性もある。

中国新聞網によると、三菱は日本政府が第2次世界大戦中に強制的に3万9000人の中国人を徴用し、うち3765人が三菱鉱業で強制労働をしたという点を認めた。また、労働者のうち720人が死亡し、人権が侵害されたと確認した。

三菱マテリアルは20日、米ロサンゼルスを訪問し、ジェームズ・マーフィーさん(94)など強制労働に徴用された米軍戦争捕虜にも公式的に謝罪した。当時、三菱マテリアルの岡本行夫社外取締役は「英国とオランダ、豪州の戦争捕虜への謝罪も希望している」と述べた。その間、三菱は1972年の日中共同声明に基づき、中国政府はもちろん個人の賠償請求権は存在しないという日本政府の立場に基づき、中国人被害者の要求に応じなかった。今回立場を変えたのは「戦犯企業」というイメージを払拭し、中国市場に本格的に進出するための布石と分析される。安倍首相が来月発表する終戦70年談話を控え、日本政府が中国に対して友好ジェスチャーを見せたという分析が多い。さらに9月の安倍首相の中国訪問など日中関係の改善を念頭に置いた政治的な布石の可能性もある。

しかし三菱側は韓国の被害者については「法的な状況が違う」という立場だ。岡本氏は最近、「植民地時代の朝鮮人強制徴用は国際労働機構が禁止した強制労働に該当せず、韓国人個人の賠償請求権は65年の韓日協定で終結した」と主張した。現在、韓日政府が強制徴用、旧日本軍慰安婦などの問題をめぐり対立している状況であるため、民間企業が先に補償をする可能性は低い。しかし中国人被害者への補償が進行される場合、韓国国内で日本に対する批判が強まると予想され、今回の三菱の決定は今後の韓日関係改善に障害になると分析される。
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ハリルジャパン(12) プレミア岡崎の周囲  文科系

2015年07月26日 08時23分24秒 | スポーツ
 08年以来ここで僕が最も熱心に追ってきた岡崎慎司がプレミアのレスターへ行くことになったとは、6月27日のこのシリーズ第11回に書いた。その後、この11日に入団会見、13日にはチームのオーストリア合宿に合流。そして21日には、練習マッチにツートップ一角で先発の初出場を果たして得点にも絡み、23日には新監督、イタリア人のラニエリが記者会見で彼への大きい期待を語るなど、いろんな話題が聞こえてくる。

 ラニエリ監督による評価
 ラニエリ監督は、ドイツ時代の岡崎を追っていたと語っており、岡崎の特徴を実によく掴んでいる。こんな談話を語っている。
『ブンデスリーガでもシンジのプレーを何度か見ている。ブンデスリーガも非常に厳しいリーグ。もちろん、プレミアリーグの方が少しだけ強さが求められるが、シンジは非常に知性のある男だ。2カ月もしたら、プレミアリーグのすべてを理解するようになるだろう。他国リーグからの移籍は簡単なことではない。時には6カ月必要になることもあるが、シンジは非常に賢い』
『シンジは非常にスピードがあり、得点力もある。ペナルティーエリア内では常にチャンスをうかがっている。ボールを持っていなくても、突然パスを受けてゴールを決める。GKが前にいても冷静にゴールを決めてしまう。わたしは彼のことを非常に気に入っている。素晴らしいチームプレーヤーでもある』

 練習マッチで得点に絡む
『泥くさく岡崎がゴール前に突っ込んだ。PKで先制を許して0―1で迎えた前半33分。FWウジョアがヘディングでペナルティーエリア内に落としたボールに反応した。胸トラップでコントロールして相手DF2人と交錯。豪快に転倒した直後、そのこぼれ球から同点弾が生まれた。新天地での実戦デビュー。前半に出場して存在感を示し「ぼちぼち」と笑顔で振り返った』

 「ストライカー期待で、皆が僕を見てくれる!」
『 質問 ドイツで欧州CLに出場するようなチームからオファーがあったという報道があった。それでもあえてプレミアに来た。選手として新体験をしたいという思い? 怖さはなかったか?
 岡崎 プレミアリーグは誰しもが行ける場所じゃない。一度その機会を逃すと、行けない可能性が高くなる。それが自分にとっては鍵。プレミアリーグに行くチャンスは、誰もがつかめない。ブンデスリーガから行った選手も苦労している。そこには何か難しい事があるんじゃないか。もしそれをクリアしたら、自分の可能性が広がるんじゃないかなと。単純に考え抜いて決めたわけじゃなく、本当に感覚ですね。チャレンジしたいなという自分の欲望で決めました』

『 質問 レスターは、ストライカーの人数は結構そろっていて、チーム内争いも厳しいと思うが、他の選手と持ち味が違うとアピールしたいところは?
 岡崎 ポジショニングとかその前の動きは、常に準備ができていると思います。それがすべてじゃなくて、外してシュートを打っても体を張ってくるディフェンスも多いわけじゃないですか。足に当てたりとか、練習もするわけですよ。そういうところで結果を出さないといけないと思います。ただチャンスを多く作り出せる可能性はすごくあると思います。マインツで成功した通り、1トップが成功するかっていったら、2トップだったり、トップ下だったりとかになるかもしれないけど、逆にシャドーストライカーっていう自分がエスパルス時代にやってたヨンセンの近くで動き回ってたっていうのを、もう一度ヨーロッパで覚醒させられるチャンスがあるんじゃないかなと。1トップだったら味方を生かしたりとか、自分が先に動いてっていうのがあるけど、例えば、2トップだったら、相手の動きを見て、自分が連動するっていうのは、自分の方ができると思う。でもそれは結果を出さないと何も評価されないっていうのは、ヨーロッパでは当たり前のこと。飛び抜けた選手っていうのは、(チーム内に)いるとは思わないし、みんな高いレベルのいろんな特徴を持ってて、誰が結果を出すかっていのが、勝負になってくると思う。だからこそ、自分にはチャンスがあるのかなと。

 質問 シュツットガルトの最後の方は悩みもあったようだが、今はその悩みも解消してストライカーとして勝負できるという感覚?
 岡崎 あの時はプレーの悩みではなかった。どう監督に見られているかという、そういうところを気にしていた。今はもうとにかく、自分がこのチームで、やれることをやって、(自分の最高の形を)見つけ出す作業をしなければならない。このチームに来て良かったなと思うのは、雰囲気も良くて、回りも自分を見てくれるし、探してくれるし、コーチもスタッフも、自分がストライカーという部分を見いだしてここに呼んでくれてる。自分も意見が言えるし、ストライカーでやりたいといえる。そういうところが最初から違うのかなと思います』

『 質問 4年という長い契約期間があるが、この4年での目標は?
 岡崎 さっきはゴールの数にこだわらないと言ったが、やっぱりこの4年のシーズンの中で、2桁いく年は作りたい。それがいつになるかは、もちろん早ければ早いほどいいが、そんなに簡単にはいかないだろうし、ただ2桁はいきたい。やっぱりここ(プレミア)で残したい。そういうのはありますね。』
(以上のインタビューは、日刊スポーツより)

 こんな言葉を聞いていると、いつも思う事だが、周囲と自分とをよく見つめられる実に賢い選手だと思うばかりだ。ここまで這い上がってきた彼だし、選手生活の集大成を成し遂げて欲しい。同じチームに去年11得点を挙げた191センチの選手が居るのだが。それにしてもかれがまさか、18億円の選手になるとは!

 全く別の話だが、このブログが2週連続で週累計アクセス1000人、同閲覧数累計1万を越えた。かなりの努力もし、資料にも当たって書いてきた者としては、とても嬉しい。特に今週の閲覧数は12,821面。ツイッター流行の今時、こんな長文をよく読んでくれるものだ。「内容があるから」というのなら、尚嬉しい気持ちになる。
コメント (5)
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