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「よたよたランナーの手記」(128) 活動年齢や寿命を左右する脚力   文科系

2015年07月29日 13時36分16秒 | スポーツ
 前回書いた21日まで以降は、24日、26日しか走らず、ちょっと間遠になっている。今のところ小さなものだと思っているが、トラブルがあったからだ。24日に30分走った後、右足首の下外側に軽いものだがシカッとした痛みが走った。それで40分ほどで止めて帰ってきた。26日は何ともないまま65分で9.1キロほど走ったのだが、事後にはやはり同じ部分に24日よりも軽い痛みと、そこを中心にちょっと広範囲の右足首周辺後方全体に違和感があった。とっさに思い出したのが、疲労骨折(その前兆を含む)である。明らかに右足の踵骨が絡んでいるらしいからだ。いろいろ調べてみたが、ちょっと安静にした方がよいようだ。慢性的疲労による怪我ならば、軽い内に先手を打つに限る。ネットで調べてみたら、軽いうちなら運動しながらでも10日ほど安静にすれば良いようだし。僕の場合は24日から26日にかけてかなり軽くなっているわけだし。21日の90分12キロという長距離走と、靴を新調したことも絡んでいるのかも知れないのである。


 さて今日は、活動年齢とか寿命とかへのランニング(もしくは、ウオーキング)の効果について、今までここに書いてきたことをもう一度まとめてみたい。まず、医者たちが言う言葉から。
①歯医者がよくいう8020運動とは、80才で自分の歯が20本以上ある人は長生きするということ。

②プラスして、ランナーは8020に自然となりやすい。これは、血流の良さによる歯周辺の免疫力の高さによるところだそうだ。突き出た心臓と言われる下半身が強い人は①になりやすいのだろう。

③そこで下半身つまり、脚力のことだが、我が家の体組成計は「アクティブ度」という数値も計れるようになっている。「体重に占める脚筋量の割合を指標化したもの」という定義である。これのライフサイクル推移のグラフが添付されていたのだが、これによれば今の日本の男女活動年齢、寿命の差がどこでできるかは、以下のように一目瞭然。

④女はこう推移している。30才辺りから緩く長く落ちていき、60才過ぎにこの下降が止まる。そして65才以降はほとんど横ばいで変化なし。家事がこの横ばいを作っているから、長生きするのだとも見える。

⑤対する男はどうか。まず、20~45才に女よりもはるかに急激に落ちていく。45過ぎにこれが止まり始めて、70まではほぼ横ばい。ところが、70才過ぎにはもう、死に向かって急激な落下という感じになっている。この男性のアクティブド変遷曲線全体が何を意味するかは説明の必要もないだろう。

⑥脚力に関わってはこんなことも言われている。時速7キロ以上で一定時間歩ける人は長生きする。つまり、③~⑤をまとめるとこうなるということだろう。脚力のある人は活動年齢が長いと。これとよく似たもう一つが「握力も活動年齢を延ばす」。この二つはつまり、端的に言ってしまえばこういうことではないか。血流が活動年齢維持や寿命の基礎であると。

 男性諸氏に言いたい。45才ほどまでにどこかで一度昔の体力をなにがしかでも復活させようではないかと。ジムやランニング大会などを見ているとそんなことをつくづく思うのである。75才になってもアクティブ度30才という人もかなりいると捉えるれる。若さの特権・無酸素筋は弱くなっても、活動年齢を延ばす有酸素筋はそれほどの可能性を持っているのだと思う。原始時代にグレートジャーニーを南米地の果てまでやり切った人類という生き物は本来、持ち前の好奇心に駆られてかどこまでも歩き、走り続けられる動物に出来ているのだ。何歳になっても、生きている間は。逆に言えば、走れなくなった時は死に向かっていく時、とか?


 なお、時速6・5キロ以上で30分歩ける男性ならば65才以上でも走れるようになると僕は確信している。ただ、その方法が非常に難しいので、諦めてしまうだけだとも。僕は59才からランニング入門をし、68才後半から病気の為に3年間完全ブランクがあったが、以前と同じように走れるようになった。
 僕の体験によるラン復活の方法がここに書いてあるので参考にしていただければ嬉しい。14年12月30日のこのシリーズ第95回である。なお、たとえ走れるようにならなくとも、歩くスピードが0.2キロ時上がるだけでもその分若い身体になって、活動年齢が長くなったと言えると思う。これもよく言われることだが、癌でさえ部分的老化によるものだとも、聞いたことがある。これとの対比で言えば、血流こそ全体的若さの根源?
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