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八十路ランナーの手記(424)故障明け「1か月ぶり10キロ」から学んだこと   文科系

2022年04月15日 00時07分25秒 | スポーツ

 13日、ジムでジャスト10キロ走ることができた。10キロ以上は、3月16日怪我前のちょうど同じ13日以来のことになり、長い長いリハビリだった。ランを長く続け、健康と活動力を保つというのが僕のランの構えだから焦るということはなかったが、例によっていろいろ学べたことが多い。

 先ず何よりも、2月17日サイクリング中に左手を怪我したドクターストップ後のリハビリが甘かった。その証拠の一つが、ランニング中に肉離れを起こした3月16日の2日前、14日の家の18階段150往復。これが無謀だったというのも今分かるが、これも左手怪我ブランクへの認識が甘かったことを示している。そうして起こった左フクラハギ肉離れの後については、「二つの故障が連動して起こった怖さ」への認識がなかった。年寄りにはこういう故障の連動は常に起こりやすいもので、基礎体力を激減させてランナー断念にも繋がりやすいはずと、よーく覚えておきたい。
 そして、「年につれて、長いリハビリ期間がどんどん必要になっていく」ことにも要注意である。医者の「走行許可」が出たと言っても、彼に80歳を超えたランナーのリハビリが分かっているというわけでもないとかも、押さえておくべきだろう。

 ちなみに、13日の10キロは、30分2回が3・7、4・0キロで、あと18分で2・3キロだったのだが、走行後すぐに大きい疲労感があった。シャワーを浴びてもなかなか汗が引いていかず、「この程度のスピード10キロで、こんな全身疲労かー!」という感じがあって、しばらくは中1日置きがせいぜいと感じたところだ。と同時に「ここからまた前の走力に戻せたら、なかなか・・」などと考えている自分がいた。無理をするつもりはないが、これがスポーツマンなのだろうなと苦笑い。次いでこんな事も考えていた、というよりももう11、14日にはこれをやっている。走行日の中一日置きには、階段往復をやっておこう。筋肉弱点が判明したフクラハギや腿の強化に留意した階段上りが、今の僕にはいい! 各40回が普通にできた目一杯の片脚爪先立ちなどは、30回ちょっとがやっとになっていたのである。とこのように、自分の各部通常体力を数字化して覚えておくと弱った部分がすぐに分かるので便利なのだ。
 
 2か月に及ぶ長いブランクとラン不調とからランが復活してきたとたんに、自分によく再認識できたことがある。6月5日に教室発表会を控えたギター練習も能動的にできるようになったし、ブログのための本もいろいろまた読めるようになった。ラン沈滞時があったからこそ活力、「やる気一般」が今復活してきたと感じられるのである。禁酒日週2日キープもより楽になった感じだから、意思も強くなったようだ。NHK・BS2「ヒューマニエンス」2月17日分で「born to run」(走るために生まれた)というのをやっていたが、神経細胞・認知機能、全身の細胞代謝、睡眠、食欲などの改善を通して、ランは脳などにも著しい改善効果をもたらすのである。「走ると人の格が上がる」、これがこの番組のキーワードの一つだったことも思い出していたが、外っておけばいろいろ劣化が早い老人の場合はさらにそうなのだろう。またこの番組内容と同じものとして、こんな人類学上の知識も思い出したところだ。そもそも人類の脳は、哺乳類としては奇形的なその二本脚歩行の発達につれて、その固有の長距離走の力とともにうまれたようなもの。健全な二本脚と身体、特に脳とが、好循環又は悪循環の相関関係にないはずがないのである。

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