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安倍晋三の仲間たち  文科系

2023年07月10日 10時19分11秒 | 国内政治・経済・社会問題
  安倍晋三の仲間たち  
 書評「安倍晋三の正体」から③ 文科系



 安倍晋三がこういう人物なら、その下に集まる人々は当然、似た者。人としての中身が薄く、「成り上がり願望」蠅ばかりが集ってくることになるのか。彼の人選、彼を持ち上げる人々をこの本はいろいろ紹介している。

 まず、彼が任命した閣僚たち。
『二〇〇六年九月、第一次安倍政権が発足。
 同年一二月二八日、規制改革担当相の佐田玄一郎が、虚偽の政治資金収支報告書を提出していた件で辞任。
 二〇〇七年三月七日、農林水産相の松岡利勝が、議員会館では無料の光熱水費を五年間で二八八〇万円計上していたことが発覚。その後、五月二八日に赤坂議員宿舎で首吊り自殺。
 同年六月三〇日、防衛相の久間章生が、「戦争を終結させるためには(原爆投下は)しょうがない」と発言し、七月三日に辞任。
 同年七月七日、農林水産相の赤城徳彦の政治団体が、事務所としての実体がない実家に約九〇〇〇万円の経費を支出。八月一日、辞任。
 同年九月三日、補助金不正受給の問題で、農林水産相の遠藤武彦が辞任。
 同年九月一二日、安倍はいきなり政権を放り出す。・・・・正常な人間なら、「お仲間だけ集めたらまずい」と反省するのだろうが、安倍に学習能力はなかった。
 「任命責任は私にある」と繰り返しながら、さらに暴走を続けた。』

 と、こうして第二次内閣でも、以下の通りで引責辞任続出であったことをこの本は語っていく。
 公職選挙法違反の松島みどり法相。政治資金規正法違反の経済産業相・小渕優子。政治献金問題で西川公也農水相内閣府特別担当相の甘利明は金銭授受疑惑。復興担当相・今村雅弘が「東北で良かった」で辞任。防衛相・稲田朋美もPKO日報隠蔽問題、五輪相・桜田義孝は失言問題、河井法相法相が公職選挙法違反。
 
  以上すべての辞任劇に於いて、超有名になった「任命責任は私にある」を連発しつつも何も責任を取らなかったからというわけで、著者は「究極の無責任男」と呼んでいた。


 そして、この本のお友達紹介として最終章末尾で締めになっていたのが、NHK安倍親衛隊でお馴染みの岩田明子の、「安倍は光の人」賛美だった。
『 《 二〇一三年にモンゴルを訪問した際、同国政府の計らいで、郊外に星を見に行くことになった。雨が降りがちな地域で予報も雨だったが、安倍氏が現地に到着した瞬間、雲が切れて夜空に満天の星が広がった。梅雨のシーズンに開催された伊勢志摩サミットや、ほかの外遊でも同様のシーンがよく見られた》(「ZakZak」二〇二三年四月六日)』
 この「光の人」関連で、安倍ご本人の言動自身が紹介してあったのでお一つ。二〇〇九年、崇教真光の教団本部大祭でこんな祝辞を述べているそうだ。
『安倍は「神組み手の末席に名を連ねさせていただきました」とも発言。教団によると「神組み手」とは信者のことである(「FRIDAY」二〇二二年八月一九・二六日号)』
 


コメント (2)
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