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改めて、「安倍晋三国葬」という陰謀  文科系

2023年07月15日 00時05分50秒 | Weblog
 安倍晋三氏が史上最長内閣だったことが国葬の根拠になった。が、彼は政治の正攻法で長く首相が務められるような実績も、能力もなかった。それで、どうして最長政権?と言うわけで以下を書く。

 第一次安倍内閣では5人、第二次では8人も不祥事辞任を起こしている。これらすべての辞任劇で超有名になった「任命責任は私にある」という「口だけ責任」から、「究極の無責任男」と呼ぶ識者も多い。人選能力も危機管理能力もゼロと形容が着くわけである

 ちなみにこの晋三さん、大学時代の評判もけっして良いとは言えなかったから、その後よほど勉強されたのだろう。「安倍の母校である成蹊大学の元学長で国際政治学者の宇野重昭」、および「留学していた」とホームページに載せていた南カリフォルニア大学の評を見てみよう。
『 安倍君は保守主義を主張している。それはそれでいい。ただ、思想史でも勉強してから言うならまだいいが、大学時代、そんな勉強はしていなかった。ましてや経済、財政、金融などは最初から受け付けなかった。卒業論文も枚数が極端に少なかったと記憶している』
『 《安倍君には政治家としての地位が上がれば、もっと幅広い知識や思想を磨いて、反対派の意見を聞き、議論を戦わせて修正すべきところは修正するという柔軟性を持ってほしいと願っている》(以上、野上忠興『安倍晋三 沈黙の仮面』、適菜収「安倍晋三の正体」より)』

 次は、南カリフォルニア大学政治学科に往時確認を取ったところ、こんな答えが返ってきたとあった。
『《シンゾウ・アベは78年の春期、夏期、秋期のみ在籍しています。その間は本学の正規の学生ですが、専攻はまだありませんでした。取得したコース(講座)は全部で六、そのうち三つは〝外国人のための英語〟です。政治学は入っていません。一コースは四単位ですから取得単位は二四。卒業できる数字ではありません》(「週刊ポスト」二〇〇四年二月一三日号』、適菜収「安倍晋三の正体」より)


 こんなに学ばない人物が最長首相? それも亡くなった事件によって続々と分かってきたことだが、国民の家庭をめちゃくちゃにした統一教会の狂信者を自民党選挙に大々的に引き込み、特に自派閥の選挙では大いに活用していた。国会議員という税金で雇われた公務員、「全体の奉仕者」としては、けっして許されぬ大悪行である。

 さて、こういう人物が選挙だけには強かったわけだが、それって単純に「疵を隠し、美を売る」日本最大企業・電通に大枚を叩いてきたからだけのことじゃないのか。だからこそ、電通が五輪で白昼堂々あれだけのことが出来るまでの日本になっていた! ちなみに、ここのところの五輪の主は、安倍の政治師匠、森喜朗であった。

 さて、自民党は、ここでどうしても、安倍晋三を偉人に仕立て上げねばならぬ。さもなければこうなるのだ。
「こんな人物が最長期政権を作った自民党って??」
 そこで生まれたのが国葬、まさに「醜を隠し、美を売る」電通の得意技と言えるのではないか。


 安倍の(内閣人事局の)元で栄えた忖度官僚も含めて、今の日本の政治は「全体の奉仕者」などどこかに吹っ飛んで、まさに「与党選挙のための宣伝が全て」の暗黒世界だ。野党が博報堂に頼んだら、少しは議席が増えるのかな? いや、間違いなく会社側が引き受けないだろう。 

コメント
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