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サッカーと野球の違い  文科系

2024年10月15日 10時15分08秒 | スポーツ
 コメントにしようと思ったことを、書き始めてから、エントリーに換えることにした。 

 日本人は標記のことが分かっているのかどうか? 野球のように、相手を0点におさえるピッチャーのような存在はサッカーには居ない。一人でホームラン得点をする4番バッターもいない。ピッチャー役が得点もするし、「4番バッターが最前線守備もする」上に、「4番バッターの守備が緩めばプレスが利かず、組織が狂い、直ぐに失点」(メッシ・バルサは例外)とか「ピッチャー役にも良いクロスが上がる」のがサッカーだ。

 サッカーは個人だけ見ていてもだめ、組織を見ないと全く何も見えないのである。だからこそ、サッカー歴史上に、こんなことも起こるのだ。新組織を編み出した弱小チームが世界の王者を臨み始める、と。アリゴ・サッキの1990年ミランや、2010年ちょっと前のクロップ・ドルトムントのようなチームが時に出現する。これが面白いのだ。野球が強いとはいえない国に、突如最強チームが現れたようで。サッキのコンパクトプレスがイタリアの全盛期を作ったし、クロップ・ゲーゲンプレスが一時のチャンピオンズリーグ・ドイツ勢全盛を作った。


 ゲーゲンプレスが偉大だったのは、こういうことだ。攻守一体の強化ということ。敵陣地でボールを奪うことが、そのまま得点に最も結びきやすいという戦法だったからである。それを日本人は、「プレス」が付くのは、守備法ってことだろ?としか見られなかった。これを野球的視座と述べたら、誤りになるだろうか?

 さて、こういう視点からしか、守田の偉大さは分からないと思う。攻守両方(のスペース)が見えていずれにおいても得意な選手は、サッカーでは特に重要な存在だ。ドリブルばかりしていると、自分の足下を多く見る習慣が付いて遠いスペースは遠いスペースは見えなくなる。つまり、組織に貢献できないのである。

 
 今日のオーストラリア戦は、遠藤が出られないらしいが、代わりは普通なら田中碧だろう。守田と同じ元川崎同士、空きスペース消しで抜群の連係動作を示すはずだ。それでまた、失点は〇。

コメント
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