
「海自活動継続へ テロ新法提出強まる 自活動継続へ」
サンケイWEBより
政府・与党は5日、インド洋での海上自衛隊の洋上給油活動の根拠となっているテロ対策特別措置法が失効する事態に備え、早ければ9月下旬にも海自活動を規定した新法案を国会に提出する方針を固めた。テロ特措法の期限を延長する改正案提出を断念することも視野に入れている。1~2カ月の活動中断を覚悟してでも新法案を成立させ、早期の活動再開を目指す構えだ。
また、野党の出方次第では、テロ特措法改正案の提出を取りやめ、新法案に民主党が求める民生分野のアフガニスタン支援策や国会による事前承認などの主張を盛り込むことも検討している。
新法案成立が11月2日以降になる場合、海自部隊は活動中断を余儀なくされるが、防衛省幹部は「インド洋で海上阻止活動を行っている多国籍軍の中でも、国内事情で一時活動を中断した例はあり、日本が非難されることはない」と語る。また、自民党国対筋は5日、「海自部隊には1カ月程度、どこかに寄港してもらうことになるが、絶対に撤退はさせない」と語った。
サンケイWEBより
政府・与党は5日、インド洋での海上自衛隊の洋上給油活動の根拠となっているテロ対策特別措置法が失効する事態に備え、早ければ9月下旬にも海自活動を規定した新法案を国会に提出する方針を固めた。テロ特措法の期限を延長する改正案提出を断念することも視野に入れている。1~2カ月の活動中断を覚悟してでも新法案を成立させ、早期の活動再開を目指す構えだ。
また、野党の出方次第では、テロ特措法改正案の提出を取りやめ、新法案に民主党が求める民生分野のアフガニスタン支援策や国会による事前承認などの主張を盛り込むことも検討している。
新法案成立が11月2日以降になる場合、海自部隊は活動中断を余儀なくされるが、防衛省幹部は「インド洋で海上阻止活動を行っている多国籍軍の中でも、国内事情で一時活動を中断した例はあり、日本が非難されることはない」と語る。また、自民党国対筋は5日、「海自部隊には1カ月程度、どこかに寄港してもらうことになるが、絶対に撤退はさせない」と語った。
ご執心なのか?
その時、引用される「国際社会」とは
どこのことなのか?
これは保守系さんに答えていただくのが
一番、正解に近いかな?
「国際社会への貢献」とか、果ては「それが国益だ」とまで語り、与党が先手先手を打つようにして、「イラク給油」を貫こうとするこの執念は?
アメリカへの輸出とか石油絡みとか普通に理解できる理由もあるでしょうが、どうもそれだけではなさそうだ。アメリカへの輸出や石油問題なら中国も絡んでくるけど、中国にこんな「国際貢献」が要求されているとは、聞いたことないから。
ひょっとして与党有力政治家や官僚たちが何かアメリカから陰で脅迫されているとか?もしくは、そんな陰の脅迫が過去にいっぱいあったから、本能的にアメリカを恐怖しているとか。そんな所が案外事の本質だと、僕は思いますね。この点では、「戦後日本最強の政治家・田中角栄」の政治生命が「アメリカ発の出来事」から終わったという事実を、僕はいつも思い出すことにしています。
イラン・イラクもそうだと思います。確か、岡田英弘東京外国語大学名誉教授の著書をまあまあ読んだ事があるのですが・・。結局、近代国家というか、いやヨーロッパの植民地の結果としての線引きが行われた結果の国家幻想であろうと思います。それにシーア派が・・スンニー派・原理主義・世俗派などと私には理解しがたい事です。ですからイラクのように、いわばサダムのような専制的な統治で治めるべきで、欧米型の民衆主義的な政治形態では駄目だろうと思っています。日本もアメリカなどに習い、シナ包囲網としての自由の弧などと言っていますが、中央アジアなどに出来るでしょうか?私は以前、このブログでロシアのプーチンを擁護した事があります。西欧から見れば、あの国はとても民衆主義や人権尊重の国ではありませんが、その理念では統治できないのだろうと思ってきました。やはり統治の仕方は、それぞれの歴史から生れるものだと思っています。ロシアで言えば「タタールの頚城」でしょうか。シナもまたそうだろうと思います。かってのシナの帝国と現在の共産党の統治に何ほどの違いがあるのかと思います。
そういう背景を良く精査して外交をして行くものだと思います。ただ残念ですが、テロ特別措置法は、もうお付き合いというしかありません。
最後に、落石さんのいう国際社会という概念は、恐らくですが国家の集まりというものでしょうが、国家という概念の無い地域が世界にはいくらでもあると言う事は、私も理解しています。
文科系さんのお好きな自由・人権・博愛・個人主義などは、いわば、ヨーロッパの歴史的な過程で生れたもので、それは宗教上の問題や絶対王権主義、かなり厳密な階級制度の中から生れた所産であり、それが世界に共通化するとは思えません。
なお、日本の歴史は、そういう過程を踏んでいません。
「ただ残念ですが、テロ特別措置法は、もうお付き合いというしかありません」
まず、「お付き合い」って?説明して下さい。
次いで、「残念ですが」って、誰が、何を残念なの?
そしてそもそも、もともとはアメリカが育てたアルカイダを、今度はアメリカが懲らしめるということにしてしまったんだけど、それで人がいっぱい死んでいるという現実に、冷やかし半分のこの言葉は一体?!
日本国民の命には超敏感な貴方が、他国にはこれだけ冷淡なのは、どうしてなのか?いつもそう思う。
これは、人間に対する一種の二重基準じゃない?それとも「人間」という概念がないの?
上に「それとも『人間』という概念がないの?」と書いたけど、関連して質問です。
今までの貴方の文章で感じていたことだけど、どこか他国の人々に冷淡な所がある。
隣国などは蔑称で呼ぶのが常だし、南米の国を平気で「アメリカの植民地」呼ばわりするし。それも、ある国の悪い為政者と国民を区別しないようだし。いわゆる近代化が遅れたアフリカなどの国を馬鹿にしたような言葉も過去に見られた。
日本文化史と「他国との対立」とを中心的観点に置いて世界、他国を観る癖がついているんじゃないか?つまり人間、いまで言う「地球人」という観念がないんじゃないか?どうです?それとも「文科系さんの『人間』は幻想です」と、そうなるのかな?
さてアメリカが育てたというのは、イスラエルへの肩入れですか?これはアメリカだけの責任ではありません。歴史的にみれば、イギリスの陰謀でもあった訳ですから・・。
私の何処が、南米とかアフリカの国を馬鹿にしたのですか?南米は、かってアメリカの資本が一杯入っていて植民地同様だと言っているのです。チャベスを見れば、強行姿勢をとりながら、油はアメリカに・・と・・。ダブルスタンダードです。
アフリカも西欧の植民地経営の失敗が尾を引いているのです。とりわけアフリカも部族地域ですから、とんでもない虐殺が起きるのです。
最も貴方のように地球人などいう馬鹿げた考えは、私の頭にはありません。困った人です。良く世界を見て下さい。
回答を見ると、南米やアフリカを卑下している自覚がないようですね。へそ曲がりさんも僕と同じ貴方への認識を過去に述べていたことがあった。誰でも気づくことなのに、ご本人には自覚がないということ。
「最も貴方のように地球人などいう馬鹿げた考えは、私の頭にはありません」
そうでしょうね。この回答を引き出したくって、質問したようなモノです。
貴方の思想は意識していようがいまいが、以下の内容をもっている。「地球人」という「センス」がないというのは、日本文化とか「人の本質は戦争」とかの観念に囚われすぎているからですよ。確かに戦争が第一ならば違った国どうしに「人間どうし」などは存在しない。また、日本文化を世界の人を見る?最大基準の一つに置くならば、やはり「人間どうし」など存在しなくなる。
ご自分がお持ちの思想は、そういうものだと自覚して欲しいモノです。
私の何処がですか。私が非難しているのは、かっての欧米列強の植民地の結果だと言っているのです。
ベネジェラのチャベスの気持ちも理解出来ますが、油をアメリカに売ってしまってはいけないでしょう。本来は・・。しかし、アメリカに売らざるを得ないのです。あんな遠い所からヨーロッパや日本が買いますか?文科系さんのお話は本当に理解しがたいですね。
人間同士が理解出来る、それは殆ど不可能です。
人間というのは、その地域やその国の長い歴史の中で育ってきたものです。といって不信に陥る事はないのです。信頼している振りはすべきなのです。
貴方の私が蔑視したというのは、シナの事ですか?あれは秦というのがチイーナ→シナとなったのです。
そしてチャイナと・・。テロ特別措置法は、別に日本が率先してやった訳ではありません。
貴方の好きな国連のテロへの防止をいう決議に基いてしたものですから、何ら問題ないのです。
しかし、あのアフガンは、部族国家ですから、中々決着つかないとまで解説しただけです。
貴方、もうちょっと世界の歴史や文化・宗教・人種・
近代というものへの疑いを持ったら如何ですか?
地球人?それは何処の人ですか?火星人が攻めてきたら地球人になるのでしょうか?では。
馬鹿にしているか否かは貴方の意識の問題ではありません。それらの国への認識が一面的ならば馬鹿にしたと同じ事になります。貴方の例文を挙げましょう。
「あの中南米に自ら経済的にも、それこそ政治的にも精神としての独立国家があると思いますか?アフリカ諸国は、殆どと言うほど、お金で動くのです。ここも
果たして国家という概念が当たる地域でしょうか」
上記は06年4月2日の貴方の文章です。前者では中南米全てを括って規定していますね。ボリビアもベネズエラでさえも、そしてブラジルもアルゼンチンも入ってしまう。後者もアフリカを一括りにしてこのように語っている。極めて乱暴な言い方です。
貴方が日本を調べ、語るその視点、努力の一部でも割いて、この地域の国家どれかを丁寧に眺め、述べて欲しいものだと思うのは僕だけでしょうか。こういう点をこそ、へそ曲がりさんも指摘していたはずです。
「地球人」という概念がないというのは、猿の1段階としての動物的人間という以外の世界的な「人間」という概念がないということでしょう。そして、日本文化ばかりを調べ、語って、他国を上記のようなふうに一括して規定してしまっては、自ら「人間」概念を否定するも同じ事だと証明したつもりですが。あなたはこうも述べていることですし。
「人間同士が理解出来る、それは殆ど不可能です」
こう述べて、その上で必然的に争う国々の中で自国の肩だけを持つのでは、他国を蔑視することにしかなりません。だから上記のようなことになってくる。論理的にそうなるのは間違いないはずです。
なお、日本人も人身売買をやっていると国際社会から批判されています。そしてこれが当たりという人々も現に日本に存在しています。
また、保険金目当ての親族殺しも日本に多発していますが、埋葬の習慣などから、おおむね親族の死を悲しんできたというのはネアンデルタール人や現世人類の祖先やをも含めた「人類」の特徴と言って良いと思いますが。つまり「人類」、「地球人」はあると言いたいのです。
これは、僕が上に書いたことですが、こういう「動物的人間」段階でも「地球人」はいます。貴方の「人類」のいいかげんな定義から「地球人などと、馬鹿馬鹿しいかぎり」と勝手に反論されるのは僕にはどうでもよいことであって、その段階でもDNAという現世人類共通の定義として「地球人」は存在するわけなのですよね。
以下は、人類進化学の権威、埴原和郎東大名誉教授の
「人類進化史」(講談社学術文庫)からの抜粋です。
「ところが1987年になって、遺伝学の立場から青天の霹靂ともいえる新説が発表された。カリフォルニア大学バークレー校の分子遺伝学者M・ストーキング、A・C・ウィルソン、ハワイ大学のR・キャンの三人は、世界の主な集団の遺伝子を分子レベル(ミトコンドリアDNA)で比較し、DNA配列の異同に基づいて『イブ説』と言われる新説を発表した。その概要は、『すべての現世人類は、およそ二十万年前にアフリカに生きていたあるグループの女性の子孫だ』というものである。中にはもっと新しく、約12万年前の女性だという研究者もいる」(155~6ページ)
さて、こういう立派な「地球人」がいるのに、あなたがそれを否定する基準、根拠はなんなのでしょうか。一つご高説を賜りたいモノです。
論理学上当たり前のことですが、「地球人」はありやなしやという問題はその定義によりますよね。あなたが「それがなくなるような(主観的)定義」を押しつけるからこそ、「地球人なんて、馬鹿な??」というのではないですか?そういうやりかたでは、「日本人」もいなくなってしまいますよね。
人身売買をする「日本人」、保険金目当ての親族殺人をする日本人も僕は日本人だと考えますが、こういう発想で考えていくと日本人定義もあんがい難しくなってきますよね。そして結局、「日本人なんていない」ってなりません?