九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

大谷昭宏氏 気合十分 !!!          九条ひかる

2007年09月06日 14時12分01秒 | Weblog
① 1日の土曜日に大谷さんと市内のホテルで講演の打ち合
わせを行いました。
 当初、60分の予定でお話をいただくことになっていまし
たが、「安倍首相のこと、民主党のこと、憲法九条のこと、
解散総選挙のこと、政界の裏話などなど、話したいことが
いっぱいあるので15分の延長をしたい」と本人から言われ
ました。
 「つどい」の配分が決まっていて悩みましたが、大谷さ
んのご希望を入れ、75分のお話になります。
 大谷氏も気合十分のようです。

② 50人合唱の「われら愛す」(幻の国歌)も順調に練習が
進んでいます。山岡さんには、オリジナル曲を三曲歌って
いただきます。

③ 平和のリレートークもあります。平和・戦争・九条について、青年と婦人、戦争体験者である高齢者の方に夫々語っていただくつもりです。

 ぜひ、是非 ご参加下さい。

 大きく動くいまの世がどう展開するのか?                  参加いただけば、必ずお役に立てる会にしたいと頑張っています。
                           
    
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大谷氏の怒り (九ちゃん)
2007-09-07 09:47:16
改憲を叫ぶ男に託していいのか
― 問いかけこそメディアの責務 ―

 少し前のこのコラムで、最近、スポーツに関してカラ騒ぎが多すぎるのではないか、と書いた。あのいんちきボクシングはもちろん、W杯のサッカー、ブラジル戦にしたって冷静に考えれば、日本の勝利なんて、夢のまた夢。なのに、あたかも勝利の美酒に手が届きそうなことをテレビは煽り立てた。

 スポーツならファンの心理を思えば、それもある程度は許されることかも知れない。だが、それが国の行く末にかかわる政治となると、そうは言っていられない。

 安倍晋三官房長官(51)が先日、広島でついに自民党総裁選(20日投票)に出馬表明した。同時にいま発売中の著書「美しい国へ」と同じ言葉を使って政権構想も発表した。その柱は一口で言うと、日本を戦争をしない国から、戦争をする国にする憲法改正と、その基盤を作るために子どもたちの頭を切り換えさせる、教育基本法の改正である。

 よくもまあ、こんなことを被爆地、広島で発表するかと、その無神経さにあきれるばかりだが、この出馬表明でいよいよ総裁選が投票日に向けてヒートアップするように書き立てるメディアの無神経さにはもっとあきれ返る。

 総裁選には、麻生太郎外相(65)と谷垣禎一財務相(61)が既に出馬表明している。これで3者出揃ったというところだが、ではヒートアップするようなレース展開になるのかというと、とんでもない。自民党の老年、壮年、若手はこぞってこの政界三世ににじり寄って「われこそが昔からの後見人」「いやいや、晋ちゃんに出馬を進言したのは、だれあろう、俺たちだ」と、猟官運動やら、勝ち馬への背後乗りを目指して目の色変えている。どこが美しい国じゃ、醜い限りじゃ。

 そもそも、20日の投票日に1票を入れる自民党国会議員は衆参合わせて403人。そのうちいまの時点で安倍さんに入れるのは300人を超えると見られている。それどころかこんな安倍大圧勝のときに、麻生や谷垣に入れていたのでは後々、どんな冷飯を食わされるかわからないと、麻生、谷垣の推薦人になっていながら、当日、安倍に投票する人が続出するのでは、とさえ言われている。ヒートアップどころか、ぐうたらレースもいいところなのだ。

 こんなときに、スポーツイベントならいざ知らず、メディアがまるでデスマッチが始まったように煽ってどうするんだ。美しくないなあ。

 いま大事なことは、61年間、戦争は絶対にしないと誓って、守ってきた日本。その国が政策論争なんてお呼びでない、我利我欲、思惑、保身のこんな総裁選で、国の命運を、声高に改憲を叫ぶこの男に託す。本当にそれでいいのかと問いかけることこそ、メディアの責務ではないのか。

 安倍さん、あなたに言っても詮ないことかも知れませんが、「美しい国へ」、それはなにより、戦争をしない日本ではないかと思うのですが……。
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