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昨夜のバルサ、インテルと、今夜セルビア戦  文科系

2010年04月07日 11時16分25秒 | スポーツ
バルセロナがアーセナルを4対1で負かした。2ゲーム目はアーセナルに多数の負傷欠場者も出ていたことに加えて、なんせメッシの4得点が凄かった。セスク、アルシャビン、ガラス、ファンペルシーなどが負傷欠場とは言え、第1戦でもかなりの差があったのだから、まー順当な結果と思う。なお、サッカー史に残るようなこの好ゲーム第1戦については、3日にここに書いた拙稿をお読みいただければ嬉しい。
 本田のチェスカ・モスクワが、イタリアのインテル・ミラノに0対1で負けた。2ゲーム合計で0対2と完敗だった。あの本田がゲーム後にこう述べてたそうだ。
【退場者が出て数的不利になった後半4分から本田は「(攻めに)行ったら取られる、としか頭をよぎらなかった」と、前へ仕掛けられずバックパスばかりが目立った】(スポニチ・サイトから)
 やはりバルサ、インテルの2チームは、世界で今群れを抜いていると思う。特に、ペップとモウリーニョの両監督は、現在世界最高の巨峰だろう。いつも言うように、集団球技はなんと言っても監督の力だと思う。チャンピオンズリーグ準決勝で対決するこのどちらかが、今年の優勝者になるのではないか。

 さて、今夜は代表のセルビア戦である。海外組が来ないので、別の楽しみが増えた。今夜僕のお目当ては、DFの栗原。阿部のボランチぶり。右サイドに先発確実の石川直宏の「走る姿」と、内田に代わって出そうな右サイドバック・徳永の守備だ。これらの選手には、岡田監督のメンツを潰すほどの大活躍をして欲しいと切望している。選手を固定しすぎて失敗し続けてきた感のある彼に、我慢を強いられた「控え」の力を見せつけて欲しいのである。
 特に注目したいのが阿部。このサイトでも僕は、「アジアを出たら、ボランチは長谷部と阿部。遠藤は前に出すべき」と言い続けてきたから。セルビアの大男たちを稲本以上に制する阿部に加えて、前で俊輔とコンビを組み、大局的守備の目も備えた遠藤も同時に見えるわけで、楽しみこの上ない。
 なお、例によって「2軍以下のセルビアとやって何が分かるか?!」と語るセルジオ越後のような賢くない評論家も多い。がそこは、こんな反論で十分だ。「大活躍すれば、本番選考に入れる」。「20代前半なら4年後も見ていることだろうし」。日本の阿部や石川や栗原らが、そのモチベーションは凄く高いだろうし、稲本、本田、中澤らとそんなに変わるとは思えないのと同じ事だ。レギュラーだけをダントツのように言うのは、大きな間違いだろう。レギュラーを固定し過ぎてきた岡田を批判する僕だから、なおさらこう言いたい。「代役」の力を見たいし、見せて欲しい!

 明日はこの結果を拙稿にしてまた送りたい。世界15位を相手に、好結果が書けると本当に嬉しいのだが。「代役」の意地を大爆発させて、この両チームから多数の当確出現を、そんなゲームを、重ねて切に願うものだ。 
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