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誰が新しい革命を担うのか? 落石

2008年07月12日 17時25分44秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
このムツカシイ問題を解く鍵を与えてくれそうな本が2冊。
 
ディオニュソスの労働(著・アントニオ・ネグリら)
いま、働くということ(著・大庭健)

グローバル経済が世界に浸透している今、
反グローバルの力はどこに隠れているのか?
そんな疑問に答えようとしているのが、ディオニュソスの労働。

かってのプロレタリアートには、そんな力はないのか?
イタリアの思想家、ネグリ氏は、ないという。
では、資本のなかにあって、その支配をくつがえす可能性を持つものは?
ネグリ氏は、資本から疎外された、インターネットなどIT技術に長けた、
新しい頭脳労働者こそ、その担い手という。

労働が新しい革命を担えるには何故なのか?
それに答えている本がいま、働くということ。
著者の大庭健氏は、労働は自己実現や市場での勝利を目的とするものではない。
人が人として生きる絆を創ることである、
という。

       

金融魔術の錬金術もメッキが剥げてしまった。
私には新しい光は見えていないが、
見ようとしている人はいるんだ。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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そんな時代を生きたいのだが? (まもる)
2008-07-12 21:23:15
実に魅力的なテーマですね。
<誰が新しい革命を担うのか?>

 聞きたい・・聞きたい・・(女学生の様に・・)
 
「えっ資本から疎外された、インターネットなどIT技術に長けた、新しい頭脳労働者こそ、その担い手」

「どおして?」

疎外された知的労働者っていうこと。
彼らがネットワークを駆使して、人々を扇動して権力に立ち向かう?                 それか゜「人が人として生きる絆を創ること」につながる訳だ。

 なんか<近未来・動画・SFファンタジー みたい。

 そんな時代を生きてみたいがブログの投稿程度では参加できないか?
返信する
Unknown (落石)
2008-07-13 08:32:14
問題が明確になった時は
解決策が見えた時。
とすれば・・・

返信する

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