著者は松尾匡さん。
マルクスが提唱した『疎外』、
これをキーワードに現代の経済を解説。
マルクス経済学を時代遅れとした
近代経済学も、最近になって
マルクスと同じ結論となった、という。
方程式は
疎外=依存関係+ばらばら
国家社会主義はなぜ失敗したのか?
人間がばらばらだったからだということです。
ばらばら、は、都市の孤独に象徴的に現れていますが、
疎外状態そのものですね。

次の革命はいつ起こるのか?
ブルジョワジーが革命まで要した時間は200年。
武士もほぼ200年。
まだまだ次回の革命は起こらないそうです。
では、どうしたら良いのか?
昔の武士が自分の土地をこつこつと開発していったように、
自分のニーズにそって、こつこつと新しい
疎外のない組織をつくることだそうです。
そんな組織があちこちに一杯出来て
やがて資本主義という制度が崩れていくそうです。
国家の責任と、叫ぶ前に自分の頭で考え、
同じニーズを持った人と、やれることをする。
これが「ばらばら」から脱出する方法の一つだと
理解しました。
学童保育などは、まさに疎外からの脱出かな?
でも行政に取り込まれていくと・・・・
また疎外になってしまう。
????
社会主義の崩壊で夢をうしなった世代より
一世代若い著者の本、まあ、暇つぶしに一読を。
マルクスが提唱した『疎外』、
これをキーワードに現代の経済を解説。
マルクス経済学を時代遅れとした
近代経済学も、最近になって
マルクスと同じ結論となった、という。
方程式は
疎外=依存関係+ばらばら
国家社会主義はなぜ失敗したのか?
人間がばらばらだったからだということです。
ばらばら、は、都市の孤独に象徴的に現れていますが、
疎外状態そのものですね。

次の革命はいつ起こるのか?
ブルジョワジーが革命まで要した時間は200年。
武士もほぼ200年。
まだまだ次回の革命は起こらないそうです。
では、どうしたら良いのか?
昔の武士が自分の土地をこつこつと開発していったように、
自分のニーズにそって、こつこつと新しい
疎外のない組織をつくることだそうです。
そんな組織があちこちに一杯出来て
やがて資本主義という制度が崩れていくそうです。
国家の責任と、叫ぶ前に自分の頭で考え、
同じニーズを持った人と、やれることをする。
これが「ばらばら」から脱出する方法の一つだと
理解しました。
学童保育などは、まさに疎外からの脱出かな?
でも行政に取り込まれていくと・・・・
また疎外になってしまう。
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社会主義の崩壊で夢をうしなった世代より
一世代若い著者の本、まあ、暇つぶしに一読を。