たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

グループワーク資料-人間関係を理解する視点

2025年02月17日 12時00分23秒 | グリーフケア

2004年7月16日(金)グループワーク資料-人間関係を理解する視点

 

TCS笈田育子

 

1.プロセスとコンテンツ

 

私たちは日常生活の中で家族、友達、学校、地域、職場など様々な人間関係をおもっている。その関係はグループとして捉えられる。グループの関係(相互作用)を吟味する視点として以下の二つの側面がある。

 

コンテント・・・グループの中での話題、仕事や作業等のないようてきな側面

 

プロセス・・・グループの中で起こっている、人と人との関係的過程

       メンバー一人一人の気持ちの問題

       グループ内のコミュニケーションのあり方や意思決定の問題

 

2.どのようにプロセスを理解するか?

 

プロセスを理解するための観察可能なデータは、五感を通して得ることができる

              ↓

         より具体的な情報(誰が、どのように)

 

データを収集する3つの視点

①コミュニケーション・・・誰がよく話したか?

  話した回数・時間は?

 誰が誰を支持した? きき合っていたか?

 

②意思決定・・・決めるのに要した時間は? 誰が決めたか? 1,2人の決定、

  多数決、合意など

 

③雰囲気に関するデーター・・・不安、緊張、自由さ、ぎしゅうせい

 

観察者として状況を的確に捉える目を養うことと同時に、積極的にその状況に働きかけていく参加者になることといえる。(関与しながらの観察 サリバン)

 

体験的学習の学習法である。 

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