
2004年7月16日(金)グループワーク資料-人間関係を理解する視点
TCS笈田育子
1.プロセスとコンテンツ
私たちは日常生活の中で家族、友達、学校、地域、職場など様々な人間関係をおもっている。その関係はグループとして捉えられる。グループの関係(相互作用)を吟味する視点として以下の二つの側面がある。
コンテント・・・グループの中での話題、仕事や作業等のないようてきな側面
プロセス・・・グループの中で起こっている、人と人との関係的過程
メンバー一人一人の気持ちの問題
グループ内のコミュニケーションのあり方や意思決定の問題
2.どのようにプロセスを理解するか?
プロセスを理解するための観察可能なデータは、五感を通して得ることができる
↓
より具体的な情報(誰が、どのように)
データを収集する3つの視点
①コミュニケーション・・・誰がよく話したか?
話した回数・時間は?
誰が誰を支持した? きき合っていたか?
②意思決定・・・決めるのに要した時間は? 誰が決めたか? 1,2人の決定、
多数決、合意など
③雰囲気に関するデーター・・・不安、緊張、自由さ、ぎしゅうせい
観察者として状況を的確に捉える目を養うことと同時に、積極的にその状況に働きかけていく参加者になることといえる。(関与しながらの観察 サリバン)
体験的学習の学習法である。