会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

福寿草が顔を出していた

2021-02-21 12:42:17 | 山野草

2021年2月21日(日)晴14.2℃  0.7

『福寿草が顔を出していた』

 今冬は寒暖の差が激しく寒波到来で降雪量が多く雪かたずけに苦労した。昨日は朝から暖かく、夕方から雨が降った。今日は一気に気温が上昇し降り積もっていた雪がぐーんと沈んだ。庭の樹木の下の雪は融けて囲っていた鉢の福寿草が顔を出していた。ほんの少し春を感じられる陽気になった。今は「雨水」の期間である。二十四節気は本当によくできた暦だとつくづく感心した。


フキノトウ

2020-03-02 17:47:00 | 山野草

2020年3月2日(月)曇/雨  9.0℃  0.3

「旬のフキノトウ」
新型コロナウィルスの流行で各種のイベントや会合の中止や延期は身近なところでも起きている。会津熱中塾(毎月第一土曜日開催)閉講式中止。生き生き百歳体操(週1回開催)中止。知人の叙勲祝賀会延期。西若松駅を愛する会の旅行(隅田川屋形船)中止。高齢者は不要不急の外出は控えてコロナウイルスに感染しないように気をつけたい。

外出を控えていたら知人がフキノトウをもってきてくれた。畑で育てた大きくて立派なフキノトウだった。フキノトウは日本原産の山菜で、全国の山野に自生している。地域によって収穫時期はかなり差があるが、毎年、雪解けの頃に芽を出し各地の春を告げるとして耳目を集める。今年は暖冬なので、すでに芽が出ている場所がある。成長したフキを調理してもおいしいのだが、この時期にしか味わえないフキノトウは、まさに旬味だ。あのほろ苦さがたまらない。この苦味はフキノール酸というポリフェノールによるものだ。その他にもケンフェロール、クロロゲン酸などのポリフェノールを含むので、抗酸化作用が期待できる。また、カリウムや食物繊維も豊富なので、体内の老廃物の排出にも役立つだろう。私の一番のお気に入りは天ぷらだ。ほんのり甘い衣の中からほろ苦さが顔をのぞかせ、何ともいえない「春の香り」を楽しめる。アクを取り除き、細かく刻んでフキみそを作る。独特の香りと苦味を長い間楽しめる。

 


タラノメ

2019-04-24 18:48:17 | 山野草
2019年4月24日(水)晴 20.3℃~7.8℃
「タラノメを収穫」

 鶴ヶ城の桜は満開となり一部は散り始めは葉桜になったところもある。桜に続いてチューリップ、ムスカリ、ヒヤシンス等次々と咲きだし春爛漫の良い季節となった。そろそろ家庭菜園の準備を始めなくてはならない。
 近所の耕作放棄地には浅月が群生していた。時期が少し遅くなったので伸びすぎていたが、収獲して酢味噌合いで食べた。

 貸家の住人が引っ越した空き地にはタラの木があちこちに伸びいる。草刈りをして管理している土地なのでタラノメを収穫。
 初任者として山村に赴任したとき、地元の人に、タラノメ採りにつれていってもらったことがある。林の中のちょっと開けた明るいい場所に、タラノキが1本立っていた。その先端に付いた新芽を軍手をはめた知人が慎重にもいでいた。
まさに”山菜の王様”という風格を感じさせた。
 新芽が何本か付いていても、脇芽は残さなくてはいけない、付いた新芽を全部取ったら、もう芽がつかないという。
 天然のタラノメが採れるのは四~五月だが、スーパーマーケットの野菜売り場には、栽培したものが二月ころから並んでいる。
 苦みのあるタラノメは、健胃、強壮、強精などの作用があるとされ糖尿病の薬ともいわれてきたそうだ。近年の動物事件では、糖尿病のマウスにタラノメの抽出物を与えても改善効果は見られなかったが、ブドウ糖を飲ませたマウスで、血糖値の上昇が七~八割も抑えられたという結果が出ている。このことからタラノメは糖尿病の治療ではなく、予防や悪化の防止に効果があると考えられるそうだ。







冬本番

2018-12-09 15:04:08 | 山野草
2018年12月9日(日)雪 3.8℃~-1.5℃
「会津若松で本格的な雪」
12月になって何度か雪降る予報が出ていたが降雪なく過ぎた。
おかげで農作業も、樹木や鉢物の雪囲いも少しずつではあったが昨日ですべて終わってほっとした。県内は冬型の気圧配置が強まり、今季一番の冷え込みとなった。最高気温は福島市鷲倉で氷点下3.1度、北塩原村檜原で同2.5度となり、今季初の真冬日を記録した。
 会津盆地は八日夜、今季初の本格的な降雪となった。会津若松市では駐車場の車や屋根に数センチの雪が積もった。ガソリンスタンドにはタイヤ交換する人があわっててやって来ていた。我が家の庭も真っ白な雪景色。このまま根雪にならなければいいのだが・・・。昨年は7日に初雪がありみぞれで根雪にはならなかった。




 福島気象台によると、九日も冬型の気象配置が続くため、会津地方では雪の降る所が多くなる見込み。
会津の雪景色は、斉藤清の版画ではすごく素敵で大好き。高齢になると雪片付けが難儀となり、雪の少ない中通りや浜通りに住みたくなってしまう。
 でも、四季のはっきりしている会津の季節の移ろいは魅力的。やっぱり生まれ育った故郷会津はいいなーーーーーー。
 


春の山野草

2018-04-09 18:36:48 | 山野草
2018年4月9日(月)曇 12.2℃~-0.7℃
「春の山野草を味わう」

 暖かい日が続き、鶴ヶ城の桜も早々と満開になってしまい計画されていた桜祭りには葉桜になってしまうのかと心配した。だが、週末は気温が急に低くなり、日曜日には雪が降った。ちょっとびっくりしたが、桜の満開の時期が少し先になり桜まつり実行委員会はほっとしていることだろう。

寒くなっても梅は満開。畑の片隅に植えておいたわさびは可憐な白い花を咲かせていた。わさびが花を咲かせる蕾の状態の若い花茎を収穫したものが花わさび。昔から春を告げる食材との1つとして人気がある。そのため、花わさびは2月から3月に収穫され、食べられるのは遅くても4月頃までと期間限定となっている。花わさびは、わさび特有のツーンとした爽やかな辛味と独特な苦みを持っており、シャキシャキとした食感が魅力的な春限定の食材。
 少し摘み取ってさっとゆでてきざんで豆腐の薬味とした。



 また、コゴミも生えていた。山に生えているのは太くてしっかりしているが、里に植えた物はすぐ伸びてひょろひょろしている。
初物なので摘み取って胡麻あいにした。


近所の耕作放棄地にアサツキの群生を見つけた。早速、採取して酢みそあいにした。

春の山野草を味わって生気がみなぎったような気がする。晩酌がすすんだことは言うまでもない。



フキノトウ

2018-04-07 18:20:37 | 山野草
2018年4月7日(土)曇 12.20℃~5.2℃
「春を感じる恵」

 昨夜から何日かぶりの雨が降り朝方は冷え込んできた。日中も冷たい風が吹き気温は上昇しない。開花した桜も満開になるまで一休み。明日も気温が上昇しなければ来週の週末頃 鶴ヶ城の桜も満開になるだろう。
 裏庭の梅は寒くても満開。白木蓮は満開。風に吹かれて少し散り始めた。

春の到来を感じさせる食べ物の一つフキノトウは、少し開き始めていたが採取した。口の中でふんわりと、香りと苦みが広がる。春を感じる。
近所のスーパーの陳列棚に並んでいるが買い求めなくてもよい。高血圧やむくみの効き目があるカリウムを豊富に含む。香りの成分のフキノドリは胃腸の働きをよくする。幾つか含まれる苦み成分は新陳代謝を促し、免疫力を高めるとされる。最近の研究では、フキノトール酸が花粉症などのアレルギーを抑制すという効果も分かった。3月中旬にフキノトウが芽吹いたころ天ぷらで食べた。今回はフキノトウ味噌を作って冷蔵庫に入れて保存。
 フキノトウが育てばフキを摘み取り、いろいろ調理して食べる。
 これから浅月や花わさびを採って食卓へ。ウコギの若芽、山椒が芽吹いてくる。ウドやタラの芽など春を感じる山野草が次々と。楽しみがいっぱい。

 

冬だ

2018-03-16 18:07:34 | 山野草
2018年3月16日(金)曇 3.5℃~0.2℃ 「一転冬に逆戻り?」  一昨日18.2℃、昨日17.9℃と初夏を思わせるような暖かい日だ続いた。昼間は暖房を消し、服装も1枚脱いで過ごした。 縁側に置いたサイネリアやシクラメンも日差しを受けて生き生きと咲き誇っていた。外に目を転じれば、日陰の雪もほとんど融けて転倒する心配もなく歩くことができる。   昨日のように戸外の作業をルンルン気分でこなすことができた。  水仙やチュウリップが土の中から頭をもたげていた。3ケ所に咲いている福寿草は、満面の笑みを浮かべたように黄色い花が満開。蜜を求めてミツバチがやってきていた。  初夏を思わせる二日間がどこへ行ってしまったの? 今日は一転してどんよりとした灰色の空。冷たい風が吹き荒れた。  、三寒四温というが、こんなに極端な気温の変化には対応が難しい。週間天気予報によると春分の前後が雨か雪もと報じている。その後はだんだんと気温も上がり、梅や桜の蕾も膨らんでくる。春が待ち遠しい。  

サギ草

2016-08-11 15:42:54 | 山野草
2016年8月11日(木)晴 30.8℃~20.9℃
  [湊町のサギ草展示会」



 「サギ草」は白鷺が羽を広げて飛ぶ姿に似た純白の花を咲かせるので、鷺草と呼ばれているようです。日本では本州から九州にかけての山地の湿原に自生するランで、地下には小豆大の球根(塊茎)があります。
4~5月ごろに芽を出し、7月~8月頃開花し、冬は落葉します。花色は白だけですが、葉に白斑(銀河)、黄斑(暁)などもあります。日本では自生地が激減しているようです。
 数年前から「サギ草」の魅力にとりつかれて本格的に栽培するようになった。 そのきっかけは会津若松市湊公民館主催の「サギ草の育て方講座」に参加し、球根を購入したことである。

 環境省の準絶滅危惧種に指定されているサギ草の展示会が本日午前10時から港公民館で開かれた。昨年までは10日に開催していたが、今回から自然保護や環境活動の機運をさらに高めようと「山の日」の11日に催した。

 湊地区地域活性化協議会の主催。湊町の花に指定されているサギ草の増殖と保全に理解を深めるため毎年開かれている。地元の愛好家や湊小、湊中の生徒が育てた約百点が展示されていた。今年は例年より開花が早く展示会に合わせるのに苦労したと関係者は話していたが、丹精込めたサギ草は見ごたえがあった。
湊地区の上馬渡そば伝承会による地元産そば粉100%の手打ちそばや地元名産の豆腐餅などの販売もあり、戸外のテントで食べた。おいしかった。

 わが家のサギ草は大小8鉢あるが、盛りは過ぎている。
来春は、展示会にあった作品のようにいろいろな鉢を使ったり、他の山野草と寄せ植えしてみたい。
 

苔玉

2016-07-11 14:04:48 | 山野草
2016年7月11日(月)晴 30.8℃~19.9℃
  [苔玉で涼を」

 参議院選が終わった。国民の意思決定の結果で与党が圧勝した。憲法改正へと進むであろう。どこを、どのように改正するのだろうか。日本の国の将来の姿はどうなるだろうか。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という日本国憲法の四大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であると思うのだが・・・。
現憲法の下、他国と争うことなく世界各国と友好な関係を保ってきた日本である。憲法9条が戦争をしない、巻き込まれない、大きな抑止力となってきたはずである。その9条をなぜ変えようとしているのだろうか。わからない。わからない。今後、安倍内閣の政治を見守っていきたい。


 好奇心旺盛な小生は、例年公民館主催行事に関心がありいくつか受講している。今年も北会津公民館主催の「まるごと体験きたあいづ」を受講した。
この講座のねらい
 北会津地域で活動している人、特産物などを通して、広く北会津地区を理解してもらうこと、新たな仲間づくりの場、学習の成果を地域や家庭、職場に紹介することを目的とします。今まで以下の内容で終了。
 第1回講座 「開校式 オリエンテーション  一粒で2度おいしい体験」
 第2回講座 「みどり(花)香るまちづくり事業参加 及び 苔玉づくり体験」
 第3回講座 「ブルーベリー摘み体験 及び きたあいづを食する体験!」

 苔玉つくりの様子をアップします。講師に習ったのはショウジョウバカマとどんぐりの苗を苔で巻いて作った。どのように配置するかを決めてしっかりと苔を巻くことが大事。いたって簡単だった。帰宅してからヤブコウジやドクダミなどを使って苔玉を作った。
 玄関前に飾った。暑い日に涼を呼ぶ。



タラの芽

2016-04-15 03:04:48 | 山野草
2016年4月15日(金)晴 16.1℃~4.3℃
「タラの芽の季節」

 この季節の楽しみに、フキ、コゴミ、タラの芽などの山菜料理ががある。先日知人がコゴミを沢山持ってきてくれた。かつお節と醤油で食べたり、胡麻和えなどで食べた。旬のものはおいしい。
 タラの芽は近所の空き地に生えていて毎年採っていたのだが、今年は整地されてしまいタラの木はなくなってしまった。山に出かけても採りつくされていて見つけるのが大変。店頭に並んだものを買うしかない。

 タラの芽の天ぷら。カリッと揚げたものを、サクサクと食べる。独特の苦みと野性味のある食感がたまらない。
 タラの芽はタラの木の先端部分。盛んに細胞分裂を繰り返し、栄養が豊富な場所である。
 例えば、取り過ぎた塩分を体外に排出するカリウムを多く含むので高血圧の予防が期待される。また、健胃、強壮作用もあるという。リン、マグネシュウム、鉄分などのミネラル分も含み、ベーターカロチンも豊富。
 ベーターカロチンは体内でビタミンAに変化する。ビタミンAは動脈硬化や心筋梗塞などの原因となる活性炭燥の増殖を抑えるので、生活習慣病の予防にも役立つという。他にも、髪の毛や目の健康などにも欠かせない。不足するとドライアイア、暗い場所で目が見えにくくなる。免疫力が低下する。風邪を引きやすくなるなど、健康に大きな影響を及ぼす。
 ベーターカロチンはタラの芽だけでなくシソやニンジンなど、多くの野菜に含まれる。特に、季節の変わり目など、免疫力が低下する時期に進んで食べたいものである。