会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

お酒と入浴

2020-12-01 17:36:42 | 料理と酒

2020年12月1日(火)曇8.2℃  4.7

『お酒と入浴

今日はコロナ禍の中での師走となったが例年とは違う。慰労会や忘年会の話はほとんどない。今年で24回になる喜多方市中央公民館主催の「知的飲んべえの酒づくり講座」が中止となった。不要不急の外出も少なく飲食の機会も少なくなった。酒やビールの消費が少ない。日本酒の蔵元からダイレクトメールが届いた。毎年世話になっていた蔵元なので早速注文して応援。

 

ゆったりお湯につかると血液循環が良くなり、体の中まで温まることで凝りがほぐれやすくなる。また、発汗を促すというのも入浴の利点だ。代謝をよくし、体内の老廃物が汗や呼気で出ていくのを助けてくれる。しかし、温まることは「のぼせる」「脱水症状が起きる」ことと紙一重だ。特に飲食後入浴は、発汗作用や老廃物の排出の作用がマイナスの働くといってもいい。中でも冬は、浴室の中と外との温度差が大きく、血圧が上下に変動して心臓疾患を起こしやすい。このヒートショックによる心肺停止は、夏より十一倍も高くなるといわれるご、飲酒後のリスクはさらに高い。飲酒後は風呂に入らないようにする。


日本酒づくり

2020-01-14 18:09:37 | 料理と酒

2020年1月14日(火)曇 6.0℃  -0.6℃
『第24回知的のんべえのための酒づくり講座始まる』

日本酒づくりを探る第二十四回知的のんべえのための酒づくりための講座は、十一日、喜多方市の喜多方プラザで始まった。県内外から百三十四人(喜多方市内26人、県内市町村56人、県外52人)が市内七蔵元に分かれ、仕込作業の一部を体験し、二月二十二日の閉講式に臨む。市中央公民館の主催。喜多の華酒造場、笹正宗酒造、ほまれ酒造、大和川酒造、夢心酒造、会津錦酒造、峰の雪酒造場が協力した。

開講式で栗城由紀館長があいさつし、七蔵元の代表者がそれぞれあいさつした。開講式を終えてそれぞれの蔵元に行き、受講生の顔合わせをした後、洗米を体験した。ほまれ酒造では受講生が38名と一番多い。洗米体験は1年目の受講生がした。22年目の最長老となった小生は見学。

各蔵元からまたプラザに戻り、県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二醸造・食品科長が「酒造りの心得と福島県産酒の躍進について」をテーマの講義を聞いた。全国新酒鑑評会金賞の銘柄数が七年連続で日本一に輝いた軌跡などを語った。また、 県独自の新しい酒造好適米「福の香」を紹介した。

終了後の利き酒会では、各蔵元が持ち寄った自慢の地酒と郷土料理を味わた。利き酒会の後は、それぞれの蔵元が市内各所で顔合わせを兼ねて懇親会。翌日はそれぞれの蔵元のスケジュールで体験をした。昨日洗米したものを蒸し、麹室で34度くらいまで熱を冷まし。麹菌を振りかけ糀米を作る。久しぶりで半袖シャツになり仕事をした。よい糀ができることを願って・・・。

 

 


仙台へ

2019-03-08 18:27:55 | 料理と酒
2019年3月8日(金)雪 6.3℃~ー0.1℃
「宮城の日本酒を楽しむ講座」

 暖冬といいながらまだ3月上旬。朝起きて外をみるとうっすらと雪が一面覆っていた。会津はまだ寒さが厳しく春はまだまだ。
数日前は、ぽかぽか陽気だったのに・・・・・・・。
 3月5日(火)久しぶりに高速バスで仙台へ出かけた。会津から仙台へ行く高速バス代は片道2900円、往復5400円。ところがグルメバス券は往復5500円で伊達の牛タン定食かタンシチュウー(1700円)が食べられる。こんなにお得なバス券はない。
何時もこのグルメバス券を利用している。
 会津のから仙台へ行く時はこのバス券を会津若松バスターミナルで購入するとお得です。お勧め。
 当日は仙台は気温は15度くらいで暖かい。オーバーなどを着ていると汗をかくほどだった。



仙台に来たのは「大人の休日倶楽部趣味の会」主催の「宮城の日本酒を楽しむ講座」を受講するためだった。
 会場は仙台駅西口から徒歩3分「ホテルメトロポリタン仙台2階」日本料理・鉄板焼「はや瀬」

 第1部:レストラン支配人 日本酒ナビゲーター 斎藤 康紀 氏にいよるの日本酒の話。
 宮城県(25蔵元)の日本酒を中心に、日本各地の酒を紹介。原料となる酒米や蔵元による香りや味の違い、特徴など。
 第2部:第1部で紹介した酒をもとに、日本酒のテイスティングを行い、香りや味の違いを楽しんだ。日本酒に合わせた料理も一緒に堪能した。
  

提供酒
  ① 真鶴スパーリング(田中酒造) ② DATE7 純米大吟醸 ③ 綿屋特別純米酒(金の井酒造) ④ 宮寒梅 おりがらみ(寒梅酒造)
  ⑤ M30プレミアム 純米大吟醸(新澤醸造店)
  この日本酒はホテルメトロポリタン仙台開業30周年を記念し、地産地消として宮城県産の酒米を30%まで磨き上げ、爽やか香りとフルーティー
 な飲み口に仕上がっていた。

  参加者は宮城県内の人が多かったが小生と同じように日本酒のお好きな宮城県以外の人もおられた。離席の方は山形県の方だった。









雑煮

2019-01-06 16:26:16 | 料理と酒
2019年1月6日(日)曇 3.1℃~ー2.5℃
「お雑煮 名とり雑煮」

あらあらと思ううちに4日の仕事始めが過ぎた。城西コミニュニティーセンターでは利用者がいなかったので5日が仕事始め。
年末年始の休館中は大雪とならず、雪片付けもしなくてすんでほっとした。
今年も地域コミュニティの拠点として、利用者の利便性、活性化のために努めていきたい。

帰省していた娘夫婦と孫たちは、おせちを食べ、温泉に行き、のんびりと過ごしていた。昨日早く高速バスで帰京していった。
特別なことをしたわけではないが、通常は老夫婦二人なので、娘家族がいると賑やかで気疲れした。
帰京後は、正月に用意したおせちやその他の食べ物が残っている。すぐ処分するわけにもいかない。
少しずつ食べている。

おいしい食育料理教室では、【お雑煮】(名とり雑煮)、こづゆ、お煮しめ、くるみ合えも習ったがサポートしてもらわないとできない。正月には妻が作ったこづゆが好評だった。

今日の夕食では【お雑煮】(名とり雑煮)を作った。名は菜、とりは鶏のことで(名とり雑煮とは小松菜と鶏肉を使った雑煮のこと) 
、(材料:4人分)
A ア 切り餅 4ケ  イ 鶏モモ肉 100g
  ウ 塩・酒 少々
B エ 小松菜 4~5株  オ 生しいたけ 4ケ(軸をとる)
C カ かまぼこ(紅)4切れ(7~8cm厚さ・日の出かまぼこ)
D キ だし汁  5カップ(昆布・削り節・干ししたけ
  ク うすくち醤油  大さじ1
  ケ 酒・みりん   各 小さじ1
  コ 塩       小さじ1/2弱
  サ ゆずの皮    適量(松葉に切る)

 (作り方)
① 鶏肉は皮・油をとり塩と酒をからめる。
 表面の色が変わる程度に沸騰湯にくぐらせ(霜降り)冷水にとって水分をふく。
 (表面はかためで、形が整い、旨みを 逃さないため)
② 小松菜は色よく茹で、冷水にとり、3~4cmに切る。
③ 鍋にダシ汁を温め、鶏肉としいたけを入れ、サッと火を通し、上記Cで調理する。
④ 同時に餅を焼いて(一度沸騰湯に通すと良い)
 お椀に盛り、ダシ汁を注ぐ。

 (盛り方)お椀に小松菜の軸をしき、その上に、餅・日の出かまぼこ・小松菜の葉・ゆずを飾る。

=参考までに=
お雑煮はいつから食べられていたのでしょうか?
その起源は室町時代にさかのぼります。
室町時代の武家社会の中では、お正月を問わず祝いの膳で出されていた料理がはじまりなのだとか。
その当時、武家社会の中では雑煮は「烹雑(ほうぞう)」と呼ばれていました。「烹」は煮る事の意味で餅や野菜や肉などを雑多にして煮ることから「烹雑」を煮雑と呼び、これを逆さにしたのが今の「雑煮」になりました。

お雑煮ははじめ、お正月に限らずに食べられていました。
のちのち大晦日の夜、その土地でとれた海の幸や山の幸などを神にお供え物としてささげ、翌朝(元旦)にそのお下がりを雑煮にしてた食べたことが慣例となり、それが今ではお正月にお雑煮を食べる文化になったと言われています。
年神さまにお供えしたものをお下がりとして頂くことは、”神さまのパワーを頂ける”という言い伝えで、お正月にお雑煮を食べることが定着したみたいです。

酒造り閉講式

2018-02-25 17:39:39 | 料理と酒
2018年2月25日(日)曇 3.2℃~ー2.7℃
  「知的のんべぇ賞 受賞」

 喜多方の地場産業である日本酒づくりについて学び、ものをつくりだす喜びを体験するための「第22回知的のんべえの酒づくり講座」は、1月13日に開講し、2月24日(土)午後3時から喜多方市公民館プラザで閉講式と打ち上げを行い終了した。
 午前中はほまれ酒造で瓶詰と火入れを体験し、火入れした純米大吟醸720ml12本と追加注文した生酒6本と酒かすを受け取った。いろいろな機会に独自のラベルを貼ってプレゼントしたり、知人・友人と味わって飲みたい。


 午後3時から 
 第1部[閉講式] 1 開会  2 主催者挨拶  3 修了証授与  4 杜氏認定授与  5 蔵元挨拶  6 閉会
 第2部[酒づくり・蔵元賞表彰式]
  1 審査結果発表・表彰  大賞 ・知的のんべえ賞
  2 各蔵元賞  ・喜多の華酒蔵場賞  ・笹正宗酒造賞  ・ほまれ酒造賞  ・大和川酒造賞
          ・夢心酒造賞  ・会津錦酒造賞  ・峰の雪酒造場賞
 第3部[打ち上げ]
  各酒造でつくった酒をテーブルを回って味わい交流を深めた。また、レクリエーションとして5本の利き酒大会があったが、7蔵元の中から5つ選ぶのは難しい。正解者はゼロ。

「第22回知的のんべえの酒づくり講座」では、参加者133名に修了証が授与された。
続いて講座2回受講すると杜氏として認定される。今年は18名が杜氏となった。講座10回受講すると名誉杜氏として認定される。2名が名誉杜氏となった。
 会津の重ちゃんは杜氏、名誉杜氏にはすでになっている。今年で20回の受講。この20回受講者には、大賞「知的のんべえ賞」が授与される。
今年は4名。その中の一人が私です。大変名誉なことでうれしい。来年も酒づくり講座を受講しておいしい酒を造り健康で過ごしたい。
 
  













新酒

2018-02-19 10:59:01 | 料理と酒
2018年2月19日(月)曇 2.7℃~ー8.1℃
  「上槽(しぼり)を終えて新酒ができた」



 喜多方市中央公民館主催の「第22回知的のんべえの酒づくり講座」は1月13日に開講した。当日ほまれ酒造で蔵見学、麴米洗米、14日引込み(室に入って糀つくり)、1月20日仲仕込み、留掛米洗米、1月21日留仕込の作業を経て、2月17日上槽の日を迎えた。
上槽は、つるし、ふね、ヤブタの3通りがある。



上槽(じょうそう)とは、醪(もろみ)を搾り、酒と酒粕に分ける作業を指す。
手作業で酒袋に醪を入れ、タンクにつるし自然に滴り落ちてくる酒、また槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの搾り機で搾ったりする酒。

 ちなみにつるしたり、槽を用いた搾りで、一番最初に滴り落ちてくるのが、「荒走り(あらばしり)」と呼ばれる微炭酸で若々しく、すっきりとした酒。次いで「中垂れ(なかだれ)」「中汲み(なかぐみ)」「中取り(なかどり)」と呼ばれる味と香りが一番のった酒が出てくる。
最後に酒袋の位置を変えたり、重りを載せ変えたりと粕と酒に分ける最終段階のことを「せめ」と呼び、雑味が多く、味も荒さを感じる酒が出てくる。

 その他通称:ヤブタと呼ばれる自動圧搾機でこの作業を行う。

この3種類でしぼったおいしい酒を、受講生だけでなく、ほまれ酒造株式会社の会長、杜氏、蔵人が、雲嶺庵で味わった夜でした。こんな贅沢な酒飲みは講座に参加しないと味わえない。




 一週間タンクで寝かせて2月24日に火入れし瓶詰をする。酒造好適米500万石。精米歩合50%。
純米大吟醸720ml 2000円。
12本を持ち帰る。好きなラベルを貼れば自分だけの酒ができる。
宿泊費、懇親会費、交通費など諸経費を入れれば、1本が3000円~4000円してもおかしくない。
日本酒大好きだからこそお金にこだわらず仲間と一緒に酒造りを楽しんでいる。


日本酒-5

2018-01-15 17:36:37 | 料理と酒
2018年1月15日(月)晴/曇 -2.0℃~-12.0℃

  「第22回知的飲んべえ酒づくり講座始まる」

 今年もほまれ酒造にお世話になることにした。35名。初めての人は6名。その他は2年~22年のベテラン。
この酒造り講座は、今年で20回目参加。1年ぶりに会う人もいて話が弾み酒造りの醍醐味。健康であるから多くの人と再会できる。
また、来年も参加したい。
 ほまれ酒造の杜氏が受講生に酒造りの概要を話し、洗米のしかたを受講生に範をしめした。手際の良さは流石です。


この講座のの様子は、福島民報の記事を一部お借りしました。
 『日本酒の仕込作業を学ぶ喜多方市中央公民館主催の第22回「知的のんべえのための酒づくり講座」は13日(土)、開講した。
各蔵元独自のスケジュールにより2月24日(土)まで土・日曜日を中心に、醸造のメカニズムや酒文化を学ぶほか、喜多方市産の酒米などを使用し、洗米から製麹、仕込み、瓶詰を行い、自分で瓶詰めしたお酒にオリジナルラベルを貼り付けるまで、酒造りの一連の工程を体験することができる。
 20代から80代まで135人が申し込んだ。全国屈指の地酒の産地・喜多方で日本酒の魅力に触れられるとあって毎年人気があり、名古屋市や岡山市からの参加者もいる。
今年は喜多の華酒造場、笹正宗酒造、ほまれ酒造、大和川酒造店、夢心酒造、会津錦酒造、峰の雪酒造が協力し、受講生を受け入れた。
 
 初日は喜多方プラザで開講式が行われた。公民館の担当者が概要を説明をした後、各蔵元へ向かい、酒蔵見の見学や洗米に挑戦した。
喜多方プラザににもどりもどり県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター醸造・食品科長の鈴木賢二さんが講話した。
続いて利き酒会が開かれ、各倉本が持ち寄って自慢の地酒を、馬刺しやニシンの山椒づけなど会津に郷土料理をつまみながら飲み比べた。』

この後それぞれの蔵元で会場を設営し懇親会を開いた。






七草がゆ

2018-01-07 17:53:54 | 料理と酒
2018年1月7日(日)曇 4.5℃~0.0℃

  「七草がゆを食べよう」
 
3日は雪が降り荒れたが、その他の日は穏やかな天気で過ごしやすい松の内だった。でも、日陰や夕方は路面が凍っていて滑りやすい。
 高齢になったので転倒して骨折したら寝たきりになるかもしれない。いろいろな言い訳をして氏神様へのお参りをしないで1週間が過ぎてしまった。昨夜 福島放送「池上彰そうだったのか新年だから日本のことこれくらい知ろうSP▷初夢はいつに見る? 初詣はいつまでに行く? 一人で使うお賽銭額?・・・・」を視聴した。
= 初詣にはいつ行けばいいか特に決まりはなく、一般的には三が日(1月1日~3日)、また松の内まで行くのがよいとされている。=
 今日妻と一緒に近所の氏神様住吉神社にお参りした。


 毎年 食べている「七草がゆ」の食材を買い忘れていたので朝食べることができなかった。七日に食べなくてはならないわけではないはが、
七日に食べると一年間無病息災で過ごせるというのでとりあえず昼食後にスーパーへ行ってみた。
食材はあった。それも100円値引きだったので買い求め夕食で「七草がゆ」を食べた。
 いろいろな食材はタイミングさえよければ値引きしたものを買い求めることができる。主婦感覚?主夫でした。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトッケノザ、スズナ、スズシロ これぞ春の七草。

 いずれも早春に芽吹く植物ばかり。そのことから、邪気を払う縁起のいい食べ物とされた。お正月に食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして疲れた胃にとって、とてもやさしいメニューである。
 栄養分もたっぷり。例えばセリには鉄分が多く、造血作用が期待できる。ナズナには利尿作用が、スズナとスズシロに消化を助けるジアスターゼが含まれていいる。ハコベラはミネラルが豊富で、タンパク質も多く、薬草として珍重されてきた。




日本酒ー4

2018-01-06 18:43:22 | 料理と酒
2018年1月6日(土)曇 4.3℃~-4.3℃

  「男酒と女酒」
 
2018年も小寒が過ぎ、明日は七草。もう一週間が過ぎようとしている。
正月は、イカニンジン、棒たらの甘露煮、蟹、数の子と青豆、黒豆、こづゆなどのおせち料理を肴においし日本酒を飲んだ。
蔵元や量販店などから小冊子、パンフレットなどが届く。そこに「男酒と女酒」のコラムが載っていた。
会津若松の水は硬水なので男酒、喜多方は軟水なので女酒と聞いたことがあるが詳しくは知らない。少し調べてみました。


 喜多方は飯豊山系の伏流水を使う為、軟水仕込み。熟成を経た秋あがりのように優しい口当たりとなり、これを「女酒」という。会津若松は猪苗代湖水系となる為、硬水仕込み。硬水の場合,春の新酒のは荒々しい味わいとなり「男酒」という。

月桂冠のホームページより
『伏見(京都)の酒は、カルシウムやマグネシウムなど硬度成分をほどよく含んだ中硬水を用い、比較的長い期間をかけて発酵させています。このことから、酸は少な目、なめらかで、きめの細かい淡麗な風味を産み出してきました。灘(兵庫)の酒は酵母の栄養源となるミネラル分が多い硬水を用いるため、比較的発酵期間が短く、やや酸の多い辛口タイプの酒でした。酒造用水に含まれる成分や、酒の造り方によって生まれる酒質の特徴をとらえ、伏見の「女酒」に対して、灘の「男酒」とも呼ばれてきました。
酒造技術の発達した現在では、硬水・軟水のいずれを用いても、発酵の進め方などによって辛口・甘口の酒を造り分けられるようになりました。今日のお客様がお求めになる多彩な酒質を醸すことも可能になっています。
水の成分だけでなく、産地の食文化も酒質に大きな影響を及ぼしてきました。伏見の酒は「宮廷料理から発展、派生した京料理に合う酒」として洗練されていったのに対し、灘の酒は江戸の人々の嗜好に合う「江戸送りの酒」としてそのタイプが次第に形づくられました。』

正月

2017-12-31 22:16:08 | 料理と酒
2018年1月3日(火)雪 0.7℃~-2.9℃

  「明けましておめでとうございます」
 
明けましておめでとうございます。
いつも来訪ありがとうございます。今年もブログをアップしますので覗いてみてください。


大晦日、元旦、二日と雪も降らず穏やかな三日間だったが、昨夜から雪が降り続いている。
昨年のNHK紅白歌合戦を最後まで視聴し、元旦を迎え午前2時に就寝した。ここ十数年紅白歌合戦を最後まで視聴したことがなかった。毎年、酔いがまわって眠てしまう。今回も寝ようと思っていたが検索することがありパソコンを開いた。しばらくするとWindows10の更新通知が画面に現れた。
すぐ終わると思って更新をクリック。これが大変だった2時間以上たっても終了せず起きている羽目となってしまった。

 それで紅白を終了するまで視聴した。NHKの番組なのか民放の番組なのかわからない。歌番組なのに??????。総合司会者とは?????。
視聴率優先のあまりにいろいろなことを取り入れてプロヂュースしたのだろうか????。どれだけの予算をかけたのだろうか?????。
今年の大晦日で同じような番組なら紅白歌合戦は視聴しない。これで良いと思う人もいつだろう。私と同じように思った人もいるだろう。
人の好みは千差万別。観るもの、聴くもの、読むもの、食べ物、飲み物、すべて無理強いしない。
傘寿を迎えて悟ったのかな?



数年前 義兄が傘寿の時の年賀状に次のような文を書いてきた。このような心境にはなかなかなれないが努力したい。
『ある作家のエッセイに想いを馳せる。≪辻 邦生(1925年生・小説家)のエッセイより≫
”もう自分のことをよく考えない すべてが与えられているのだから 物資的にガツガツする必要はない この世に太陽がある 月もある 魂の仲間のような星もある 信じられないような良きものに満たされている 雲がある 夏が来て 秋が来る 友達がいる 良き妻や子がいる 頼もしい男がいる やさしい女がいる うまい酒だってあるのではないか・・・・・。』