8月20日(木) 今年の夏は梅雨明け宣言のないままやって来た。暴風、地震、台風を伴って。各地に大きな被害をもたらした。蝉時雨が朝から聞こえる。18日に公示された衆議院議員選挙も30日投票日に向けて忙しくなり、立候補者の「お願い」の声が街中に響く。やっと暑い夏になった。しばらくの間喧騒と暑さに耐えて過すことになる。
「下町の夏の風物詩 灯ろう流し 」
この灯ろう流しは16日に、会津若松市内を流れる湯川で催された。今年で22回目となった。初めは湯川沿いの町内や「湯川を愛する会」などの有志が中心であったが、祖先の霊を送り出す火としての行事の意義が理解され、年々盛んになった。城西、謹教、日新地区だけでなく、共催団体も増え、市の後援も受けるまでになった。
灯ろう流し実行委員の一員として、この行事が市の大きなイベントとして発展していくことを期待したい。
18日の福島民報では「・・・・お盆に戻ってきた祖先の霊を送り出す火として毎年行っている。家族の名前やアニメキャラクターなどを描いた灯ろうを持ち寄った。住民らは、灯ろうに火をともして湯川橋の下流地点から川の流れに乗せた。
400を越える灯ろうが漆黒の川面に揺れ、幻想的な雰囲気が漂った。住民らは手を合わせるなどして、先祖の霊を慰めた」
と記事を載せた。