会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

学ぶ

2016-01-29 18:03:20 | Weblog
2016年1月29日(金)みぞれ 5.3℃~ー2.1℃
「学ぶことの大切さ」

 新年会では多くの人との出会いがある。出会いはすばらしい。いろいろな職業の人、若い人、年配の人など名刺を交換して話し合うと未知のことがあってとっても勉強になる。豊齢研ITサロン会津(パソコン教室)の新年会は、東山温泉「御宿 東鳳」で開かれた。名刺を交換しながら話し合った。
授業ではわからないことがいっぱいあった。現在活動していること、趣味、料理、手芸、旅行など学ぶことが多かった。



 若いころは知らないことも多く、「成長しなければ」と向上心が旺盛です。しかし、歳を重ねるごとに経験や知識が豊富になり、過去の経験だけで判断し新たな知識を得ようとせず、成長する機会を見逃すこともあるのではないでしょうか。人の話を聞いている途中で自分の経験談を述べてしまうことがある。新たなことにチャレンジすることや誰かを目標にするなど、「成長」の物差しや方法はたくさんある。
 「人生は人が生きいる」とあるように、生きている限り一生懸命学び続けることの大切さを新年会で改めて感じた。
 好奇心旺盛に生涯現役でいたい。


ロビーの飾り棚に祝言の様子が面白くおかしく人形で表現されていた。
 同じウインドーに漆芸パネル「金の麦」日展作品 角田 弘司氏
 漆に金の蒔絵。天に向かう麦の力強さ、気品をイメージしている。
 人との出会いだけでなく素晴らしい作品に出会うのも学びですね。
 





新年会

2016-01-27 18:26:26 | Weblog
2016年1月27日(水)雨 4.1℃~ー3.1℃
「飲酒と肝臓」

 年末年始から飲酒の機会が多い。特に今月は4日「28年新年市民交歓会」、9日「第20回 知的のんべえの酒造り講座交歓会」、19日「西若松駅を愛する会新年会」、21日「4中無尽新年会」、23日「きらく会新年会」、25日「会津若松市コミュニティーセンター連絡協議会新年会」、27日「豊齢研ITサロン会津 新年会」と7回。そして2月は2日「労金新春のつどい」、6日「城西界隈町づくり新年会」、7日「城西地区区長会・各種団体 新年会」、10日「喜多方酒フェステバル」、13日「ほまれ酒造 上槽 新年会」、16日「西若松駅絵ろうそくまつり 反省会」、20日「酒造り講座 閉校式と打ち上げ」・熱塩加納温泉叶屋旅館1泊で「ほまれを愛する会 懇親会」、27日「会津鉄道 ほろ酔いお座敷列車」と続く。
 こんなに飲酒の機会が多いんです。すべて出席の予定です。あきれるでしようね。
 
節度ある適度な飲酒や休肝日についてはいつも頭にあるのだが、夕方になると晩酌をする。大酒豪ではないが中酒豪でアルコール依存症になっていると自覚。毎年受けている健康診断では肝臓の障害がない。異常なしの診断なので休肝日を設けていない。腰痛の手術でもして数週間入院でもするとアルコール依存症から脱却できるかもしれないと自嘲している。(笑)
 少しだけでも健康で長生きしたいので、食事(朝食納豆、毎食野菜サラダ、果物)に気を付け、プールでのストレッチや水中運動、朝夕犬の散歩(6,000歩)、声を出して論説の速読や単純計算のNバックなど。また、好奇心の赴くままいろいろな講座で学び、催事へ参加して多くの人と接し心身の活性化に努めている。
 


福島民報「健康歳時記」によると  アルコールの過剰摂取で心配なのはアルコール性肝障害。肝性脳症や急性腎不全などを引き起こす確率が高くなるそうだ。さらに、長期的に大量飲酒を続けると、アルコール性肝繊維症となり、アルコール性肝硬変や肝細胞がんに移行するケースが多い。文部科学省の研究班による定義では「大酒豪」は、日本酒換算で一日平均五合以上のアルコールを十年以上摂取している人のこと。この量を他の酒に換算すると、大びん5本、ウイスキーダブルで約5杯。二本では240万人が大酒豪の範疇に入るそうだ。  日本酒一合に含まれるアルコールは約28g。厚生労働省が策定した「健康日本21」運動では「節度ある適度な飲酒」として、一日平均のアルコール量を20g程度としている。さらに休肝日を設けてほしいとのこと。  また、同じ酒量だと男性よりも女性の方が早く肝障害の症状が現れるそうだ。



  



脳 トレ

2016-01-23 17:17:25 | 健康
2016年1月23日(土)くもり 1.7℃~ー2.6℃
「脳は何歳からでも蘇る」

 東北大加齢医学研究所長の川島隆太さんを招いて会津喜多方商工会議所の主催、会津喜多方法人会の共催で新春講演会が21日喜多方市の喜多方プラザで開かれたので聴きに行った。約270名が参加した。

 テーマ「脳は何歳からでも蘇る~脳のしくみとトレーニング方法とは~」
 日本の高齢化人口の急速な増加により、人生、加齢について脳の科学から考えてみる。
 アンチ・エイジングからスマート・エイジングへ



1.スマートエイジングとは、賢く年をとる。何かを得る。人間として発達する。
  健やかで穏やかな生活を送るための四大要素
   ①脳を使う習慣 ②体を動かす習慣 ③バランスのとれた栄養 ④人と積極的に関わる
2.脳の機能は加齢とともに低下する。知的好奇心は脳の萎縮を防ぐ
  ○ 前頭前野では何を行っているのか⇒行動、情動の制御、コミュニケーション
    ・思考 創造、 ・記憶学習、 ・自発性 身辺自立、 ・意欲 集中力
3.脳のトレーニングを実践した。難しかった。
   ①情報処理の速度⇒音読、単純計算 Nバック課題
   ②作動記憶訓練の効果⇒同時に複数のことをする

=気をつけたいこと=
 ・肥満は脳を委縮する。 ・飲酒は脳を委縮する。 ・高血圧は脳を委縮する
 ・テレビやビデオの長時間視聴  ・なんだかやばいスマホ社会
 ・朝食抜き



 ※アンチ・エイジングからスマート・エイジングへ <産学官連携ジャーナル2010年1月号より>

 東北大学加齢医学研究所では、2009 年10 月より「スマート・エイジング国際共同研究センター(Smart Ageing InternationalResearch Center, SAIRC)」を設立した。これは07 年に学内横断組織として発足した「スマート・エイジング・プラグラム」の発展形である。

 センター長は、近年の脳トレブームの立役者で脳機能イメージング研究の第一人者として著名な川島隆太教授である。「スマート・エイジング」とは、「エイジングによる経年変化に賢く対処し、個人・社会が知的に成熟すること」と定義している。

 私たちは個人の加齢や社会の高齢化に伴い、解決が困難な多くの課題に直面している。例えば老人ホームでは、重い認知症を患った人が徘徊(はいかい)しないようにベッドに拘束され人間的な扱いをされなかったり、頭脳は明晰(めいせき)なのに若いスタッフに子ども扱いされ、個人の尊厳を傷つけられたりすることが、いまだに存在している。

 こうした課題に対してもっと知恵を絞り、人間らしく賢く対処する解決策が必要だ。解決困難な課題への挑戦を通じて、私たち個人と個人から成る社会全体がその思考形態や行動様式において知的に成熟しなければならない。スマート・エイジングという言葉にはこうした意味を込めている。

 また、東洋には古くから、孔子の言葉「子曰く、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。・・・」に代表されるように、年を重ねることには深い意味があり、素晴らしいことであるという価値観が広く存在している。「年の功」という言葉もこの価値観を示したものだ。

一方、これまでの加齢医学研究所における研究により、人間の大脳白質の体積が年齢とともに緩やかに増加することが分かっている。白質の大半は、脳の神経細胞同士を結合する神経線維のネットワークであり、知識や知恵を形成する役割を担っていると考えられる。

スマート・エイジングという概念には東洋的な価値観を反映させているだけでなく、最新の脳科学による裏付けも反映させた言葉なのである。





ロコモ

2016-01-21 17:19:07 | 健康
2016年1月21日(木)くもり 2.2℃~ー2.8℃
「ロコモ防止運動」

 今年は穏やかな天気で雪片付けもすることがなかった。おいしいものを食べ、酒を飲み、インターナショナルスイミングでのストレッチ、水中運動を時々休んだりしていたので体重が少し増えた。そのためか持病の腰痛がひどくなった。


 
 2年半ぶりに整形外科医の診察を受けた。問診で肩、膝、腰などの痛む部位を答えた。
レントゲン撮影の結果、
○変形性背椎炎、○腰部背柱管狭窄症、○第5腰痛すべり症、○腱板炎、○変形性膝関節炎 と診断。
今までは腰痛すべり症ずれの1つだったのが5つの病名。
なにこれ???????。
 
「痛みをとるにはどうすればよいか」と尋ねる「手術」との一言。
 手術をすれば完治すると確実ならば手術を受けるが、長兄が腰痛の手術を7度受け、現在車いすの生活をしているのをみているので手術は避けたい。
 「手術以外には」と再度尋ねると「湿布で鎮痛、ロコモトレ」と処方箋とロコモトレのチラシ。
 最終的には手術も考えるが、我慢できることは我慢し湿布を貼ったり、コルセットをしたり、ロコモ防止運動をして生活していくことにした。



 ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、加齢や生活習慣などが原因で、足腰に力が入らない、歩く速度が遅くなった、良くつまづくなどの症状が現れたら、ロコモの始まりを疑っていい。
 加齢とともに骨や関節、筋肉の機能は低下してくる。特に女性はの場合はホルモンの分泌量が減り、骨密度が少なることで骨粗鬆症を発症するケースがある。骨密度の低下は筋力や体力に大きくひびくため、ロコモへの道を加速させることになる。
 ロコモ防止のために役だつ運動の一つに「開眼片足たち」がある。片足を床につかない程度にゆっくり上げたままにし、この動作を左右1分間ずつキープ、これを一日三回お行う。転ばないように最初はテーブルなどにつかまろう。この他スクワットや、椅子に座って片足ずつひざの関節を曲げ伸ばしする運動も効果があるそうだ。これらは一見簡単そうだが、足腰が弱っている人には難しい。

 



男の料理 1月例会

2016-01-18 18:06:13 | 料理と酒
2016年1月18日(月)雪 4.5℃~0.3℃
「体にやさしくおいしい料理」

 南岸低気圧が太平洋側を北上して東京や仙台にも雪が降った。福島県では浜通りが会津より雪が多かった。
 1月~3月にはこのようなことが起こる。交通機関が止まり、歩行者が転倒したりと雪の対応ができず混乱している様子がテレビで放映している。
 雪国会津ではこの程度の雪ではあわてない。住んでいる場所で人々の生活は異なる。
 水曜日以降から1週間くらい会津地方でも大雪になる予報が出ている。雪への対応はしているつもりだが過信せず慎重に運転したり、歩いたりしなくてはならない。雪片づけの日々が待っているかもしれない。
 冬本番を迎えて健康管理が大事である。



 男の料理(味覚会)の1月例会(17日)では、会津若松市健康増進課 管理栄養士から「成人病予防と健康管理」の講話を聴き、会津若松市食生活改善推進員会の会員から「体にやさしいおいしい料理」を教えてもらった。
 今まで女性の講師はいたが、4名も講師が来たので男性諸氏ははりっきて調理をした。

資料の転記・転載不可なのですべてをアップできません。要点のみ・・・・。

講話では、
 福島県は男女とも高血圧、脳卒中などが非常に多い。塩分の取りすぎもみられる。だしのうま味を料理にいかすべきなど。
 日本型の食事でバランスよく(日本食の欠点をふまえて改善を! ・食塩が多い ・野菜が不足気味  ・カルシウムが不足気味)
 米や大豆を食べ、魚や海藻などの海の幸をバランスよくとる習慣が日本食の良さ



料理講習では
 ・主  食  :白米ご飯
 ・主  菜  :豚肉の重ね焼き(生姜ヨーグルトダレ)
 ・副  菜  :トマトと大葉の和風カプレーゼ
 ・汁  物  :かき玉汁
 ・デザート  :抹茶ミルクの羊羹


 





 

キャベツ

2016-01-16 17:58:21 | 家庭菜園
2016年1月16日(土)曇 3.4℃~ー4.5℃
「雪下キャベツを食べる」

 来週からは大寒波がやってきて東・北日本太平洋側、福島県全域に雪が降る。特に会津地方は大雪の天気予報。スキー場や民宿、ホテル、ペンション、食堂、土産物店などの業種の方々はほっとされるだろう。また、除雪が冬期の大事な仕事にして待機していた方々は出動の機会が多くなるだろう。
 これらにあまりかかわりのない市民は雪のない生活は、除雪しなくてよかったし運転もしやすかった。これからは本格的な冬将軍の到来となるので例年通りに冬の生活を送る。気を付けて運転しなければならない。



 秋に植えたキャベツは雪の下で育ち、甘くなるはずだったが、暖冬で雪が積もらなかったので大きく育ってしまった。大雪になってしまうと雪を掘り起して収穫しなくてならないので、晴れ間が出ている時に1個収穫した。残りは小ぶりだったのでそのままにして雪の下で育てることにした。
雪の下でゆっくりと熟成させ、キャベツの甘味と旨みを引き出すためです。キャベツが寒さから自分を守るため、たんぱく質をアミノ酸に変化させます。
その変化の際に糖度が増すと言われている。野菜の力は凄いですね!
中身がぎっしり詰まったあまい雪下キャベツ、シャキシャキの食感がたまらない。
家庭菜園をしていると2月下旬頃に収穫すれば甘い雪下キャベツを食べることができる。







干し柿

2016-01-15 18:37:32 | Weblog
2016年1月15日(金)晴 3.6℃~ー1.5℃
「干し柿の効用」

 おいしい干し柿が出回っている。国に含むと甘さが広がり、生柿とは一味違った風味を堪能できる。”医者いらず”といわれる下記の栄養価がギュッと凝縮されているようだ。



 身不知柿が2本あるので35度の焼酎で渋抜きをしたり、干し柿を作っている。うまくできる時とカビが生えてしまって失敗する時といろいろあった。うまくいてもそろそろ取り込むかと思う時、1日で鳥に食べられる時もあった。いろいろと経験をしたので、最近は柿の皮をむいてから一度熱湯に入れて干している。このようにするとカビが生えない。また、取り対策として防鳥ネットを張って来た。
 今年は柿の収穫が遅れ、熱湯に入れるのを忘れての干し柿作りだった。失敗したかなと思ったが、カビは生えない、鳥は来ない(暖冬で別に餌があるのか)。
 知人に食べてもらったら、おいしいと喜ばれた。1回目の干し柿は乾燥し過ぎて縮んで硬くなった。でも、甘さは抜群。少し遅れた2回目の干し柿は、福島のアンポ柿のように縮まず、大きくて柔らかくとろーとしていて甘い。
 収穫時期、天候と風、そして防鳥対策などを考えながら来年もおいしい干し柿づくりをしたい。









柿は、干すことによって生柿に多く含まれているビタミンCの量は減少するそうだ。その代わりに増えるのがビタミンA,カロチン、食物繊維。このため、高血圧の予防にいい食材の一つとされる。また、むくみ、二日酔い、解熱効果も期待できる。さらに、生柿はおなかを冷やすといわれるが、干し柿は内臓を温め、胃腸を丈夫にするといわれている。
 干し柿の表面に凝結した白っぽい粉は「柿霜」(しそう)といい、粘膜を潤してせきやたんを止める働きがあるそうだ。だから、風邪をひいているときに食べるのもいいようだ。
 干し柿は渋柿から作る。渋柿は甘柿より糖度が高く20以上。糖度14~18のメロンよりも高い。干すことによって渋みが抜け、さらに甘みが増す。保存できるのがうれしい。

ヒートショック

2016-01-14 17:43:04 | 健康
2016年1月14日(木)曇 4.2℃~ー0.7℃
「温度差に要注意」

 暖冬といっても寒気が大陸からやってくると気温は下がり雪が降る。1枚余計に着て防寒具も厚手の物をまとう。室内と戸外では寒暖の差が著しい。
室内でも暖房のある部屋と廊下、トイレ、風呂場などで温度差がある。このような場所でヒートショックは起きる。

 

 昨年12月に大戸公民館主催の「生きがい講座」の閉講式があった。その時、講師から「心身の冬支度」の話があり、高齢者はヒートショックに気を付けましょうと注意を受けた。
 床暖房でもオール電化でもない我が家は温度差が大きい。家を改修した時、障害者になっても車いすで動ける段差のない床、ゆとりある浴室にした。裏庭が良く見えるようにと南に広角の窓、風どうしが良いようにと東に狭角の窓を作った。夏は快適だったが、冬は寒い寒い浴室となってヒートショックが心配。浴室内に設置した洗濯乾燥器があり、暖房のスイッチを入れて浴室内を温める。脱衣所は電気ストーブで暖房。
今冬は室内、戸外の温度差に気を付けて生活していくつもりだ。皆さんもヒートショックに気を付けて生活しましょう。
 原油が安くなっています。ガソリン、軽油、灯油が昨年の半値くらい。(店頭価格) 電気代、灯油代より命が大事です。温度差のないように室内を温めましょう。最高のヒートショック対策ではありませんか。

 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)はこれからの寒い季節に向けて、「寒い冬には入浴中の急死が増える。住居内の温度管理によりヒートショックを予防することが重要」との提言を発表した。



「ヒートショック」とは、温度の急激な変化で血圧が上下に大きく変動することなどが原因となり起こる健康被害のこと。
 
 失神や心筋梗塞、不整脈、脳梗塞を起こすことがある。入浴時に急激な血圧低下により失神し、溺れて死亡するケースは、入浴時のヒートショックの典型的な例だという。
 同研究所調査によると、2011年には約1万7,000人もの人々がヒートショックに関連した入浴中急死をしたとみられ、その数は交通事故による死亡者数(4611人)を大きく上回る。特に外気温が低くなる12月から1月にかけて、入浴中に心肺機能停止となる人が、もっとも少ない8月のおよそ11倍に急増するという。
ヒートショックは体全体が露出する入浴時に多く発生する。住宅内で暖房をしていない脱衣室や浴室では、室温が10度以下になることが珍しくない。寒い脱衣室で衣服を脱ぐと、急激に体表面全体の温度が10度程度下がる。すると寒冷刺激によって血圧が急激に上がる。
この血圧の急上昇が、心筋梗塞、脳卒中を起こす原因のひとつとされている。さらに、一度急上昇した血圧は、浴槽の暖かい湯につかることによる血管の拡張で、反対に急激に低下する。この急激な血圧低下が失神を起こす原因となる。
ヒートショックの危険性が高い人として、高齢者や、高血圧、糖尿病、脂質異常症をもっている人を挙げている。

 ヒートショックへの対策として重要なのは、寒い季節、脱衣所や浴室を温かくすることだという。また、トイレも体を露出させる場所なので、温かく保つと効果的だ。
・脱衣所や浴室、トイレへの暖房器具設置や断熱改修
 冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレを暖房器具で温めることは、効果的なヒートショック対策となる。  加えて、窓まわりは熱が逃げやすいため、内窓を設置するなどの断熱改修で、外気温の影響を最小限に抑えることができる。浴室をユニットバスへ改修することでも断熱性は向上する。
・シャワーを活用したお湯はり
 シャワーを活用した浴槽へのお湯はりは効果的。高い位置に設置したシャワーから浴槽へお温をはることで、浴室全体を温めることができる。
・夕食前・日没前の入浴
 夕食を食べる前、日没前に入浴することも良い対策法です。日中は日没後に比べ、外気温が比較的高く、脱衣所や浴室がそれほど冷え込まないことに加え、人の生理機能が高いうちに入浴することで、温度差への適応がしやすくなる。
・食事直後・飲酒時の入浴を控える
 食後1時間以内や飲酒時は、血圧が下がりやすくなるため、入浴を控えた方がよい。
・湯温設定41℃以下
 お湯の温度を41℃以下にし、暖めすぎないようにすると、急激な血圧低下を防げる。
・ひとりでの入浴を控える
 可能な場合は、家族による適切な見守りや、公衆浴場、日帰り温泉等を活用し、ひとりでの入浴を控えるといった方法も有効。


初市

2016-01-12 17:29:26 | 地域情報
2016年1月12日(火)晴 3.4℃~ー2.5℃
「会津の初市」

 会津では、新春に各地で初市が開かれている。
 7日磐梯町七日市、8日会津かわひがし八日市、会津美里町高田初市(9日大俵引き)、10日会津若松市十日市、 12日喜多方市小荒井初市、 13日猪苗代初市・山都初市・野沢初市、 14日坂下初市・大俵引き、 15日塩川初市・開運舟引き祭り、 17日喜多方市小田付初市。 



 初市の大きな特徴は,買物をするだけでなく「市神」に参拝する慣習のあることでしょう。例えば十日市では,附近の神社から市神が勧請かんじょうされて市の南北の端にその時だけの仮宮が建てられます。ここではお札などのほか,藁わらつとに入った市塩と呼ばれる塩を買い求め,かつてはこれを囲炉裏いろりやかまどなどの家の中で火を使う場所にまいて清めました。



 地元の十日市に出かけることができなかったので、喜多方市小荒井初市に行って来た。
 四百年以上続く初市は、市中心部のふれあい通りに約130の露店で開かれた。通りには雪はなく、時折、青空が広がり、平日にもかかわらず福を求める大勢の市民でにぎわった。市神様は諏方神社であった。
 起き上がり小法師を買い求めたが、会津若松の民芸店で作ったものでなく、白河だるまを作る有名な店の。
 ふっくらとした形、黒髪が特徴で可愛い。値段も1個80円と安かった。地元製ではないいが神棚にお供えし子孫繁栄、家内安全、健康長寿など祈った。


 
 文化庁広報誌によると
【雪国の新春の風物詩】県立博物館 副主任学芸員 内山 大介氏
 「福島県会津地方では,正月に各地で初市が開かれます。冬の会津は雪に覆われる寒い季節ですが,毎年この日ばかりは町に多くの人々が出て賑にぎわいます。中でも会津若松市で行われる市が最も規模が大きく,1月10日に行われるため「十日市」と呼ばれて親しまれてきました。十日市は農村と若松城下の人々の交流の場で,近郊の農家が付き合いのある商店などに年始の挨拶回りに行く日でもありました。そのため,かつては農家の人々が必要とする農具や鍋や釜といった生活用品が多く売り出されていましたが,現在では食品や子供の玩具がんぐなどを扱う露店が多くなっています。

またこの初市に出かける人々のお目当ては,そこで売られる民芸品の起きあがり小坊師や風車,だるま,初音(小さな竹の笛)などの縁起物です。」

 





酒づくり

2016-01-10 17:55:28 | 料理と酒
2016年1月10日(日)雪 3.7℃~ー1.7℃
「第20回知的のんべえのための酒造り講座」

 日本酒の仕込みのシーズンに自分だけのラベルを貼った日本酒を造る「知的のんべえのための酒造り講座」の開講式が9日、喜多方市の喜多方プラザで行われた。受講者は2月20日まで市内六蔵元で酒造りを体験する。市中央公民館の主催。酒どころ喜多方市の日本酒の魅力を広く知ってもらおうと毎年実施している。今年で20回目となる。地酒が世界的に注目を集めていることもあり、定員100名に対し124名の応募があったが、全員の参加が認められた。地元26名、地元以外の県内53名、県外45名(東京、埼玉、神奈川、千葉、栃木、茨城、宮城、群馬、愛知)。



 開講式では芳賀忠夫教育長があいさつした。講座に協力する喜多の華酒造場、笹正宗酒造、ほまれ酒造、大和川酒造店、夢心酒造、会津錦酒造(今年から)の代表者があいさつした。

 私は酒造りの魅力に取りつかれて今年で17回目の参加となった。会津錦酒造以外の蔵元はすべてまわり、現在はほまれ酒造に落ち着いている。
ほまれ酒造は、昨年7月ロンドンで開かれた世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)日本酒部門で最優秀賞{チャンピオン・サケ」に選ばれた。県内蔵元の世界一は初めて。また、全国新酒鑑評会で金賞受賞銘柄数で3年連続日本一県産酒。県の鑑評会では金賞(知事賞)に輝いている。
 このような実績がある蔵元なので年々受講者が多くなり今年は35名定員のところ43名となった。リピーターも多いが初体験者が8名。



 参加者は、各蔵元を見学後、再び喜多方プラザに集合し、笹正宗酒造の岩田専務から「世界一の酒蔵の街喜多方」と題した講義を受け利き酒を楽しんだ。その後はそれぞれの蔵元ごとに場所を変えて懇親会をした。
翌日は、昨日洗米したのを蒸し、引きこみ(麹づくり)の作業をして散会。
 リピーターは人数が多いので作業はせずに見学。
 今年もおいしい酒ができるように、麹づくり、仕込み、上槽など作業をしっかりやっていきたい。