2021年7月22日(木)晴34.8℃ 23. 2℃
『前例なき五輪とパラリンピック』
緊急事態宣言下の東京を主な会場に、五輪の開会式が明日行われる。8月下旬にはパラリンピックも控えている。
いま、日本で開催する意義は何でしょうか。誘致のときは東日本大震災震災からの「復興」を掲げ、それが「人類がコロナに打ち勝った証し」に変わり、「安心、安全」という言葉が繰り返されたが、説得力はともないませんでした。「開催」そのものが目的になった感じすらある。パンデミックのさなか再延期や中止しなかったことの是非や無観客開催などの是非など問われなければならない。
五輪誘致に尽力した森喜朗氏の女性軽視の発言、その他関係役員の発言、開会式の楽曲を担当した小山田圭吾氏が小中学校の頃障碍者をいじめていた問題、開会式の調整者の解任問題など競技に関係ない問題で日本人の品格が問われている。
国民として五輪・パラリンピックを喜んで迎え、アスリートの熱闘を応援したい。だが、わくわくした気持ちが沸かないのはなぜだろう。
一昨日から福島県あづま球場で行われた女子ソフトボールの試合は、はらはらドキドキして視聴した。日本人の活躍する場面には本気で応援しますが・・・。