2019年5月29日(水)晴 23.1℃~13.9℃
「立夏が過ぎて小満」
春分と夏至のちょうど中間にあるのが立夏(5月6日)で、暦の上では夏の始まりとなる。立夏が過ぎると「小満」に入る。今年は5月21日から6月5日までがその時期だ。(現在の暦ではその初日を指す)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5e/e1ad63bcf04ae791b2db9f6c025574cc.jpg)
陽気がよくなって天地に気が満ち始め、万物が生き生きと成長し始める季節ということだ。小満は、麦が穂をつけるということで「麦秋至(むぎのときいたる)」ともいう。以前は、小満に田植えを始める習慣もあったそうだ。
「紅花栄(べにばなさかう)」「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」の小満の表現だ。ベニバナ油を採取したり、カイコが繭を作り始めたりと、生命力があふれて、実りに近づいていくという安心感で少しだけ満ち足りるという意味だ。
ウメもそろそろ実をつける。本格的に出回るのは六月だが、青果店やスーパーの野菜売り場に梅干しや梅酒造りなどの道具のコーナーができるのもこの頃だ。
今年は例年と違う気象。5月に北日本や東日本は異常な暑さに見舞われた。会津若松でも35.6度の猛暑日となり、扇風機やクーラーが必要だった。例年にない暑さが異常でなく常態化してきている。日本が亜熱帯地方の気候になりつつあるのだろうか。
暦の二十四節気の意味合いがずれてきている。暦にとらわれず、衣替えなども実情にあわせて生活していくようになってきている。
「立夏が過ぎて小満」
春分と夏至のちょうど中間にあるのが立夏(5月6日)で、暦の上では夏の始まりとなる。立夏が過ぎると「小満」に入る。今年は5月21日から6月5日までがその時期だ。(現在の暦ではその初日を指す)
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陽気がよくなって天地に気が満ち始め、万物が生き生きと成長し始める季節ということだ。小満は、麦が穂をつけるということで「麦秋至(むぎのときいたる)」ともいう。以前は、小満に田植えを始める習慣もあったそうだ。
「紅花栄(べにばなさかう)」「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」の小満の表現だ。ベニバナ油を採取したり、カイコが繭を作り始めたりと、生命力があふれて、実りに近づいていくという安心感で少しだけ満ち足りるという意味だ。
ウメもそろそろ実をつける。本格的に出回るのは六月だが、青果店やスーパーの野菜売り場に梅干しや梅酒造りなどの道具のコーナーができるのもこの頃だ。
今年は例年と違う気象。5月に北日本や東日本は異常な暑さに見舞われた。会津若松でも35.6度の猛暑日となり、扇風機やクーラーが必要だった。例年にない暑さが異常でなく常態化してきている。日本が亜熱帯地方の気候になりつつあるのだろうか。
暦の二十四節気の意味合いがずれてきている。暦にとらわれず、衣替えなども実情にあわせて生活していくようになってきている。